ベリーベリーdiary ~60代の可愛い暮らし~

素朴で可愛いものや自然 小旅行が大好き。
60代の心ときめく可愛い暮らしを目指します。

熊野古道トキメキ旅行記 その1

2022-11-06 15:52:08 | 旅行

みなさんこんにちは 木の実ちゃんです。

4日5日と旅行に行っていたので その間ブログはお休みしていました。

熊野古道と 熊野三社巡りへ行ってきました。

その旅行の様子を 2回に分けてお伝えしようと思います。

      牛馬童子像(ぎゅうばどうじぞう)

 

今回の旅のルートはこちら。(地図の左から右へと 巡ります)

1日目 紀伊田辺駅からバスで牛馬童子像前まで行き 

牛馬童子像から 近露王子と比曾原王子 継桜王子と続く熊野古道を歩いて 

野中の一方杉前で再びバスに乗り 川湯温泉で1泊。

熊野古道の中辺路(なかへち)コースの一部を歩きます。

2日目は 定期観光バスで熊野三社をめぐり 那智勝浦駅から新大阪まで帰ります。

特急電車 バス 徒歩 定期観光バス を組み合わせた1泊2日のコースです。

 

 

歩くルートです(バスの時刻と料金をメモしています)

王子とは 熊野の神々の御子神が祭られているところです。

熊野古道には王子が九十九あるそうですが まさか全部巡れないので

見どころのある王子のところを巡ります。

今回は牛馬童子像と 3つの王子を巡ります。

 

新大阪で 大学時代の旧友2人と待ち合わせ。女子3人のにぎやか旅です。

新大阪で 特急「くろしお」の乗り込みます。

しばらく行くと 大阪湾が目の前に広がります。

波が陽光のもとで ひかり輝いています。

雲一つない快晴! こんなに晴れるのは珍しい。

友だち2人のどちらか 強烈な晴れ女なのかしら?

(木の実ちゃんは どうも雨女みたいですが・・・)

 

紀伊田辺駅に着きました。ここまでは順調です。ところが・・・

他線の事故のせいで15分遅れの特急「くろしお」。

連結していた古道行きのバスが もう出発していました。

あちゃ~っ 次のバスまでは1時間以上待たないといけません。どうしよう??

3人で協議した結果 旅行支援で宿泊代も安くなったことだし その他特典もついているし

何より時間がもったいないので 奮発して3人で牛馬童子前まで タクシーで行くことにしました。

タクシー代は 一人3500円ぐらい。

牛馬童子前に着きました。

今回の熊野古道歩きのスタート地点です。さあ がんばって歩くぞ~。

おお~っ 古道だけあってなかなか険しい道です。

杉木立に囲まれ 薄暗く 足元は木の根っこがごろごろ。

根っこが 階段状になっている場所もありました。

小さなアップダウンが続きます。

いにしえの人々がこの道を歩いたんだな~と しばし感慨にふけります。

しばらく行くと 小高い丘と道しるべがありました。

丘を登ってみると

ありました。高さ50センチぐらいの小さな石像「牛馬童子(ぎゅうばどうじ)」です。

名前の通り 牛と馬の2頭の背中の上にまたがっています。

この牛馬童子 一説には922年に熊野行啓を行った

花山法皇の旅姿を模したものとわれています。

愛らしい姿から 熊野古道中辺路(なかへち)コースのシンボルとなっています。

牛馬童子の周りには 愛らしいお地蔵さまや宝塔が たたずんでいました。

この宝塔は 鎌倉時代の物だそうです。

木漏れ日が差し込む こんなひっそりした丘にたたずんで 旅人を癒している風景に

木の実ちゃん 感動してしまいました。

 

次は 近露王子(ちかつゆおうじ)を目指します。

竹林の中を下っていくと

開けた場所に出ました。 秋ののどかな風景です。気持ちいい~。

石畳を下っていくと 大きな河に出ました。 河原の風景が美しい。

河のたもとに 近露王子がありました。

熊野本宮の中間地点にあることから 古くから宿場として栄えました。

現在も 民宿やゲストハウスが建ち並んでいます。

ここでしばらく休憩して 水分補給をしました。

ホトトギス  ムラサキシキブ 道端の秋の野花に心癒されます。

さて ここからまた上り坂が続きます。

比曾原王子(ひそはらおうじ)を目指します。

すごい坂の前に お地蔵さまがいらっしゃいました。 優しい顔 表情をされています。

お地蔵さまの笑顔に励まされ がんばって坂を登りました。

坂の上にたどり着きました。紀伊山脈が目の前に広がっています。絶景です!

さすが紀伊山脈 山が大きく深く 雄大です。

この坂の上から下っていくんですが ここで少し道に迷いました。

分かれ道に道しるべが立っていない所があるんです。

目指す王子はどこ?

曾原王子ありました。

道の脇の木立の中に ひっそりと建っていました。うっかりすると見落としそう・・・

近露王子と違って この王子は鎌倉末期には荒廃したようで

木立の中に石碑だけ 立っています。

しかしこのたたずまいも 古道には につかわしいですね。

 

次は継桜王子(つぎざくらおうじ)を目指します。

また坂を上ります。

王子前の階段に来ました。すごく急です!目がくらみそう・・・

社殿に向かう石段の横には 杉の巨木が8本建ち並んでいます。

推定樹齢年齢800年! 

おっき~っ こんな立派な太い杉木立は見たことがありません!

この杉全てが 熊野那智大社の方向に枝を伸ばしているので

「野中の一方杉」(のなかのいっぽうすぎ)と呼ばれています。

継桜王子の社殿です。この王子には 言い伝えがあります。

昔 奥州藤原氏の藤原秀衡(ふじわらひでひら)が熊野詣での際に 夫人が山中で男児を出産した。

乳児を連れて参詣には行けず 滝尻皇子の裏手にある洞穴に乳児を置いて 旅を続けた。

しかし野中あたりで気になり それまでついていたサクラの木の枝を地面に突き刺し 

このサクラが育つなら 乳児は元気に育つだろうと信じて 旅を続けた。

帰路野中によると サクラは育っており 乳児も山のオオカミに守られて 無事育っていた。

オオカミや桜の木が育つはなしのくだりが 神秘的ですね。

この王子は 今も野中の人々によって 大切に守られているそうです。

王子から下って 「野中の清水」(のなかのしみず)に着きました。

日本名水百選にも選ばれています。

野中の人々の 大切な飲料水 生活用水です。

昔は 熊野詣の旅人の 貴重な給水ポイントでした。

また下って 「野中の一方杉」のバス停に着きました。

やった~!!! 今日の熊野古道巡りのゴール地点です。

牛馬童子前からこのバス停まで 直線距離で6.5㎞ですが

古道歩きでは 11㎞以上ありました。

古道出発前にバスが行ってしまうハプニングや

道に迷ったこともありましたが 3人とも無事 このバス停にたどり着きました。

よかったよかった!!

バスで 川湯温泉を目指します。

川湯温泉がまたすごい!

川の底からお湯が沸きだしています。あたりは硫黄のにおいがプンプンします。

野趣あふれる河原の露天風呂は 男女混浴です。

露天風呂用の衣服を着て 露天風呂に入ります。

ホテルの食事もおいしく バイキングではいっぱいお皿に食べ物をとって

パクついてしまいました(ビニール手袋着用 消毒など ホテルは感染対策しっかりされてます)

夜になっても雲無く 友だちと一緒に

露天風呂からきれいな月を眺めることが出来ました。いい思い出が出来ました。

明日は 熊野三社巡りです。

その様子は 次回のブログでお伝えします。

それでは みなさん おやすみなさ~い・・・ 

 

 

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よろしくお願いします。

 

 


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