春のそよ風夏の雨

嬉しいひととき。好きなこといろいろ書いています。

「サイダーハウス・ルール」(映画)

2024年08月18日 | 映画
「サイダーハウス・ルール」

第二次世界大戦頃のアメリカが舞台。
孤児院で育ったホーマーは、孤児院の所有者ラーチ医師の手伝いをしていた。
ラーマー医師はホーマーを実の子のようにかわいがり、ずっと手元に置いて
あとを継がせようと考えていた。

ラーマー医師は、出鱈目な中絶行為で体を壊したりする女性が多いので、
そういう女性を減らすためにということもあって、不法ではあるがきちんと
した方法で中絶を行っていた。
ホーマーは孤児院以外には何も知らず、外に出て行きたいと願っていて、
ある日、中絶をしに来た夫婦に頼んで、孤児院を飛び出した・・・。

家族、自由、愛情、環境・・・。
かなりエグい事も含めて幅広い内容が描かれていて見応えがある映画でした。

この映画を見て、産婦人科医を主人公にした曽野綾子さんの小説「神の汚れた手」を
思い出しました。ラーマー医師と少し重なるところがあるなと。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「シリアの花嫁」 | トップ | 「イルマーレ」(映画・US版) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事