どんとこい! 変形性股関節症って早く言えるようなでかい女になりたいわたくしの今日の目撃

突然やってきた変形性股関節症という病気。
おろおろ、あたふたとしているこの中年女性の明日はどっちだ! あっちか?

どす黒い心と、これ捨てていいの?

2007-10-31 09:25:58 | Weblog
わしは雑誌のデザイナーなのですが、
雑誌には「この日までに雑誌を作るための
データを印刷所に持ち込まないと
決まった日に書店で販売などできませんよ~。
それを同じ雑誌で2回やっちゃったら、
もう書店で売ってあげませんよ~」
というリミットが決まっています。
この日(印刷入稿日と言いますが)に向けて
関係者一同鋭意努力するわけですが、
みんなこの日に向けてしか努力しないので
入稿日近くになると原稿が編集部に殺到し、編集部は大炎上するんですよもう。
デザイナーは、雑誌を作る行程では印刷の直前に位置するので、
編集部は炎上のしわ寄せをここに持ってきます。
よって、入稿直前にはどしたらこんな大量の原稿を
この時間にレイアウトするんだよゴルア
という量の原稿が、しかも便利になったサーバー入稿などで
断りもなくぶち込まれ
ほぼすべてのデザイナーの心はどす黒く変化していきます。
いま、わしの心はそんなこんなで真っ黒で~す
そんなときに区の介護保険部というところからお手紙が届きました
「家庭訪問による健康相談のお知らせ」
あなたさまが対象者に選ばれましたので、
訪問する日時を決めてください、という内容で…
どす黒い心の琴線に触れてしまいましたよ、この高飛車な態度
訪問の有無のご希望をお聞かせください、ではなく、
訪問する日時を決めてください、だっと~?
しかも日時はご希望には応じられないこともありますが
ご了承ください、だっと~?
しかも訪問するのは第三者機関の株式会社から派遣される
保健士、だっと~?
自慢ではないが、わしのアタマの病気は
一般の内科のお医者さまでも手に負えないし
ヘンコなどはイケメンとジミーちゃんの医療機関ペア、
さらには中野のふかわりょうに似た整体士の強力タッグで
温存邁進中だしな!
ウチに来て、強烈に専門的な相談をして、泣かしてもいいの?
ああ、黒おい心をここにぶつけたあい! という気持ちを抑えきれず
介護保険部に電トツしちゃいますた。
老人医療費を削減とか言いながら、
実際とてもムダ使いじゃんコレ! 怒ってやる!
とやる気マンマンです。ところが…
電話に出たのは、声のキレイな腰のひくうい、お姉さんでした
わしはお姉さんにはすごく弱いんです…ああ、これも敵の戦略?
さらに、さすがにクレームが何件かすでに来ているらしく
最初から詫びをベースにさりげない言い訳をフィリングして、
気配りをトッピングするという
同情をせざるを得ないような状況になっていて
なんだか「わしには必要ないので辞退したいのですが…」のような
最初の意気込みとは全く別の方向にすすんでしまい
最後は「お忙しいところ申し訳ございませんでした~」と謝ったりしましたよもう
よ、弱腰…
…ここで解消するはずだったどす黒い心も、当然持ち越しです
この心を、そもそもの原因になった編集部に本日はぶつけながら
締め切りと戦う所存でございます
へへへ。見てろよ…
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
世の中自分の意図した通りにはいかないものであるという例をもうひとつ。
このカンバン、結局自分自身が不法投棄されてしまったんですね~
身をもって示した、という捉え方もできなくはありませんが
今のわしは同情を禁じ得ません


とても後ろめたい初体験と、どうして鬼の形相?

2007-10-24 17:45:20 | Weblog
みなさんに、とても後ろめたい
告白をしなければなりません…

ヘンコ発覚が8月のこと。
当時のわしの落ち込みっぷりといったら
本当に心配だったのでしょう。
そんなわしを力づけようとした夫の強いすすめで
ウチ夫婦の長年の夢だった「別荘」を買っちゃいました
といっても、すっごく安く売り出していたリゾートマンションなんですが
老後の資金をほぼ全額つぎ込みました。
いぜんから、「老後はここで住みたい」なんて言っていた場所で
これはこれで満足なんです。
これは後ろめたい告白ではありません
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
告白はここから。
ウチの夫は絵画が好きなんです。印象派だとか、そういうの
わしも嫌いではないので、以前はよく2人で美術館に行っていました
で、別荘のそばに美術館がいっぱいあるんですよこれがまた
夫は大喜び
でも、わしは…脚が気になって「行かない」とか言っていたんですが
なんだか楽しみが減っちゃうような気がして(わしのも、そして夫のも。
無理して行ったとしても、脚が気になってろくろくゆっくり見ないうちに
帰る! とか言い出しそうで、ゆっくりできない夫もかわいそう)
思い切って行ったんです。しかも…
車イス借りちゃったんです。
あああ…何してるんだろう、と思いながら
しかも自走式ではないので、夫に押してもらって。
なんだか「ついに来るところまで来た」って思いましたが
いつかそんな日も来るかも、と予行練習と言い聞かせて…
結果的には、久しぶりにゆっくりと回れました。2時間くらいかけて…
夫もわしに気を使わずに済んで、ゆっくりと感賞できて満足したようです。
それに、あの人は杖とか車イスを何とも思わない人ですし…
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
こういうのは、複雑な気持ちです…
気にせずゆっくり楽しめて、後で脚が痛くもならない。
夫もきっと、このほうがいいのでしょう。
道具を使ったと割り切れば、ほかにもまだまだ楽しいことが増えそうです
でも、なにか大きな大切なものがなくなったような…
まだまだ修行は続きますね。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
これは港区青山です
ビルの上には
買うのか買わんのかはっきりせんかいワレ
の形相のちっとこわいねえさんたちが充満しています
ファッション業界には癒し系はいないんですかね?

夫のことと、この組み合わせって…

2007-10-23 13:38:09 | Weblog
わたくしは結婚してはや21年になります。
夫とは、学校を卒業してすぐ入社した
広告代理店で知り合いました。
新卒者の顔合わせ会のようなところであった瞬間、
「お、この男とケッコンするかも」と
思ったものです…なんでだろう…
でも、お互い別のパートナーを何回かチェンジし、
2年くらいしてからつきあい始め
そこから1年ほどしてケッコンしました。
夫の方の家庭が、やや複雑な事情があって、
ちっとすったもんだしたものの
当初はスムーズな滑り出しでしたが…
まあ、なんですよ。転職が異常に多いんですよこの夫が。
21年間でまともにボーナスを夫がもらったのは3回くらい。
あとは転職を繰り返して、
結局5年ほど前に、一緒に会社をはじめっちゃったんですが
でも、性格に大問題があるわけではないんです…ガンコですが
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
昨年からの連続病気で、いちばん
ストレスを受けているのはやはり夫だと思います。
わたくしは精神的にはがっちりと夫に支えてもらっています。
精神的には、です。掃除とか、洗濯とか、炊事とか、
ぜっっっっっっっったいに手伝ってくれません。
わたくしとて雑誌の締め切りに追われ、
あまり無茶はしなくなったとはいえ
入稿間際は朝6時から夜9時くらいまでは仕事をし
自宅営業なもんで、そんな姿を常にそばで見ているくせに
「今日の夜ゴハンな~に?」とかウキウキしている奴。
でも、「こういう病気でいつか歩けなくなるかも」と言ったとき
現代は楽しいことはたくさんあるから大丈夫、と言ってくれ、
杖を初めて買ったとき、「いいじゃん!」と結構本気でほめてくれ、
顔つきが変わり、髪の毛が薄くなり、
自分でもちょっとこれは…と思うような状態のわたくしを
いやがるそぶりを見せずに表に連れ出してくれ、
子供がいないせいか、21年経ってもいまだに
自分の優先順位の上位にわたくしを置いてくれ…
感謝しています。
ぶっちゃけ、ぜんぜんカッコよくないし、
ケッコンしてから20キロも太りましたが
感謝しています。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
が、しかし。いかがですかみなさん!
ご自分のご主人の、どーっしてもゆるせんよコレは!
ってとこありませんか?
わたくしはっ!
お願いだから便座、下げてくれと、これを直すだけでいいですもう。
便座上がっているのに気づかず、何度はまったことか…
はまったときの肉体的、精神的苦痛と挫折感…
いびきも、慣れた。夜中にこっそりチョコとか喰ってんのも、
見てみぬふりしましょう。
それがフトンの上なので、
夏にフトンを干すと蟻がたかっているのもいいですよもう。
あちこちの電気を付けっぱなしなくせに「エコライフ」と称して
テレビの電源だけを抜くのも目をつぶりましょう。
からっぽのペットボトルを冷蔵庫に
冷やしたままにしておくのももういいや。
でも、上げた便座は下げてくださいおねがいだから。
…まあ、何度も気づかずはまるわたくしも
確認しないのもいかがなものかと思いますがね。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
今日見ちゃったのは、この取り合わせ。
どっちかを片手間でやっていることは解っているんだ! と
敏腕刑事であれば即つっこむであろうこの看板。
もし、酒飲みながら英会話を教え、学ぶということであれば
覚える内容に著しい偏りが出ることは否めますまい。
そうまでして学びたいのか? 英会話。

伸ばされる快感とこんな青春はイヤかも。

2007-10-21 14:30:55 | Weblog
イケメンのクリニックにはリハビリジムがあります。
整形外科なので電気治療器とか牽引機もありますが、
スポーツクラブのようなトレーニングマシンもあります。
わたくしはいま、ここで2週間に一度、
リハビリの指導を受けています。でもマシンは使いません。
マンツーマンの指導員がいらして、その方のチェックを受け、
筋トレのメニューを作ってもらい、
自宅で実践です。
トレーナーは、うーん…………ジミー大西に似た…………
で、でもこれもまた非常に明快に疑問に応えてくださる方です。
脚上げ、ケツ上げ、内転筋、外転筋、腹筋、
インナーマッスルと、皆さんもご存知の筋トレですが
例えば筋トレ中に違和感が出たときなど、
それがどういった原因で出ているのかを説明してくれます。
さらに現在の筋肉のつき方と、弱点を指摘してくれます。
わたくしの場合、脚の後ろの筋肉が硬い、とのことで、
ストレッチではここを重点的に伸ばす!伸ばす!伸ばす!
でも、なかなか柔らかくならんのです…
半世紀近くかけて硬くしてしまったんですもんっ
筋トレをした後、なんだか痛くなったり、違和感があったりすることもあり
おそるおそるという感じでしたが、
試行錯誤でどの程度すればどうなるかを探りながら
最近は少し、ほんの少しですが筋肉が強化されているように感じます。
でも。これって一生続けるんですよね~ たとえば人工になったとしても
筋力強化はわたくしの永遠のテーマとなるわけですから…最初はなんだか、
ぶっちゃけやでやでしょーがなかったんです~。
おじいちゃんやおばあちゃんといっしょのペースで
脚上げて~伸ばして~ケツ上げて~っとやっていることが。
それまでの生活とのあまりのギャップ。
ちょっと惨めな気持ちで、泣きたくなったりしました。
ほんとはちっと泣きました。
しかし。人間慣れとは恐ろしいもので、最近ではもう趣味のひとつとなり
朝のストレッチと筋トレ、夜のストレッチと筋肉ほぐしは
わたくしの憩いのひとときだへへーっ!
特に夜のメニューは、仕事終えて、
テレビ見ながら血行よくなって快感で仕方ないです。
さらにリハビリのインストラクターがぎうぎうと伸ばしてくれるストレッチも、
最近では快感に…
人間至る所に青山あり。
こんなところにも、知らなかった快感を見いだせるということは、
まだまだこれからいいことあるかも、と、
少しだけ希望を持つ今日この頃です。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
本日の目撃談は
…いくら峠道の看板だとはいえ、ひと手間抜き過ぎだろコラ!
この看板を見てグッドマナーだのすばらしい青春だのと
感じるライダーのみなさまがいらっしゃるとすれば
現在の二輪車業界の今後に大きな懸念を示さざるを得ますまい。
どうすかこれ!


イケメンドクターと

2007-10-12 07:10:29 | Weblog
脳腫瘍で1週間絶対安静の後、
これまた1日に15度ずつとか
ゆっくりベッドアップしていく日々が続き
やっと車イスに乗ったのが約2週間後。
その翌日から普通に立ち上がって歩いていたのですが
脚の筋肉がほとんどなくなり、よろよろとしか歩けず
体重もがっくり減っていたことを覚えています
早く体力を戻したくて、病棟の中を暇さえあれば歩き回っていました
思えば、あれもいけなかったかな~筋肉なくなっちゃってたのにい
ちゃんとした指導を受けて筋肉のリハビリをしなくては。

そんな思いで総合病院の診断時に「リハビリの指導を受けたい」とお願いしたんです
そうしたら「ウチでは入院してもらわないとできないんだよ~」という冷たいお返事。
何も知らない素人衆が「外転筋を強化して」とか言われても、どしたらいいかわからんですよねっ
大混乱と不安と絶望で帰宅した後、とにかくわんわんと泣きながらお約束のネット検索しまくりました
まず、関係した本をアマゾンで5冊ばかり購入しました
そのあとリハビリを指導してくださるクリニックを探して、
バスで行ける場所にリハビリジムを持っているクリニックを発見
電話して予約して、さらにブログを検索しまくりで
みなさんのブログにもこのころたどり着きました
もちろんマーク先生のブログにも

…でも、軟骨が減るのが怖くて歩けなくなりました、この当時
『ヘンコ症はわたくしにはある意味PTSD』説が自分内で確立したのがこの頃です
「トシだから神経痛かも~」とか軽い気持ちで病院に行った人が
「将来は歩けなくなります」と言われれば当然大ショックだし、
歩くこと自体がいけないことのような気がして歩かなくなりますよね! 家に引きこもって、横になったりして…
わたくしはこの頃に、どーんと体調が悪くなり、痛いから、ではなく
体力がなくなって近所の買い物も厳しい状態になっちゃいましたよ。10分ぐらいなのに息切れとかして
ミソ買っても重さが気になるわ、糸コンニャク買っても脚が気になるわで
とにかく帰るとクタクタ…頭の中はコカンセツのことが95パーセントを占めていて
残ったうわずみの5パーセントで日常生活を送っていることがもう辛くて辛くて。
でも怖いのでゴロゴロ横になってヘンコ関係の本ばかり読んで
…お医者さまの診断時のお話は、実際の状態よりも病状を悪化させたのではと感じるのです
動かない、歩かない→筋力当然落ちる→心肺機能も落ちる→もっと動かない、歩かない→筋力…のような堂々巡り

とまあ、そういう時期に予約したクリニックに行きました
ここの先生は、股関節専門ではありません。でも、元巨人宮本とは違って
イ・ケ・メ・ン!
誰に似ているか、と言えば沢村一樹なんですが…すみません。盛り上げるだけ盛り上げてこの程度で~
でも、ドクターとしてはナイスな顔だと思いますよっ
そんな「ナイス」を前にしてもやっぱりどんよりとしていたわたくしは
今回はネットでちょっと勉強してしまっていたのでいろいろ聞きました
ステージはいま、どこでしょう?
・初期から進行期の間。骨棘ができている
手術はどうでしょう?
・骨盤のかぶりが浅いわけではないので、RAOは適応外
・手術が必要な場合は、除痛が目的
・いろいろな方法があるが自骨手術はベストとは思えない
・股関節を大切に使って将来的に必要になったときに、人工股関節にすべきだと思う
というお話です。
今、1日800歩くらいしか歩けないんですが…と言ったら、なんとイケメンに怒られちゃいましたよ 
「そんなことをしていては、筋肉が衰えてしまいますよ」と
まだ軟骨も少しは残っているし、これからが人生の楽しいときなのだから
アクティブに活動した方がいいんじゃないですか?
歩けなくなったら、そのときには新しい股関節をつけて、また歩けるようになるんですよ

…みなさまはこの発言を見て、いろいろなご意見があるかと思います
なんていうことを言う医者だ、とか
股関節専門ではない医師だからこんな発言をする、とか
人工股関節よりの医者の言うことだとか…
でも、わたくしはこの言葉で動くようになり、こわごわ歩くようにもありました
人間、なにをどうしてもダメなときには、どこかで踏ん切りを付けないといけないんですね
特にわたくしのような小心者でぐずぐずと考え込むタイプは
だれかに出発のピストルを鳴らしてもらわないと…
それに、このイケメンと元巨人宮本たちの違いは
しっかりものを言ってくれるかどうか、ということ。
宮本組は絶対、言い切らない。すぐれた医師のやり方とも言えるのかもしれませんが、ずるいと感じるし、大混乱です
動かないほうがいいですか? →うーん、プールはいいんだけどねえ~
杖はつくべきですか? →杖、いやでしょ?
手術はどうですか? →手術もたいへんだからね~
ストレッチしてもいいですか? →痛くないの? ストレッチ?
左右、どちらのほうが進行していますか? →左かなあ~

ホントにこう言ったんです。質問に質問で答えるという、あんまりなやりとり
…ああ、いま書き出していても、定期検査にここに行くのが気が重い…

イケメンは
杖は? →まだ不要
ストレッチは→痛くなければ積極的に
痛みは? →必要であれば鎮痛剤を出すが、必ず痛くなると思わないことも大切

と、スッパり切ってくれました。こちらのほうがわたくし向きだと感じて、ひとまずこのセンセについていこうと
心に決めたのでした

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
巨人宮本組の当時は
「医者にかかれば完治できる」という気持ちもありました
医者に任せておけば。医者の言うとおりにすれば…
いまはもう、いろいろなことが理解できているつもりです
これは一生モノの病気、完治は絶対しない。
でも、死に至る病気ではない。
医者に頼ってもダメで、医者は利用するべきもの
自分の治療法は自分で選び、実践する…
歩くか、歩かないか
揉むか、揉まないか
食べるか、食べないか
考えるか、考えないか…
自己責任。ほんとにそうです。
でも、生きるということはそういうことなんだと思います
健常者でも、それは普通に当たり前なのですが
わたくしはそれを突きつけられ、意識することを強いられるので辛いと感じるのかも知れません
よわっちい自分自身、再確認真っ最中です~

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
目撃したものを出そうとしたのですが
実はいま風邪でダウン中です…久しぶりの風邪。あちこちの関節痛いです…
治ったらまた戻って参ります~
(ひさしぶりに頭使っているので知恵熱かも)







思い当たった別の病気と、この家族はいかがなものか

2007-10-10 16:48:51 | Weblog
大腿骨頭壊死。怖いです。名前からして怖いです。
不幸にしてこの病気になる方の多くは
以前ステロイド薬剤を飲んでいたことがあるそうです。
実はわたくし昨年の8月には、別の病気と闘っておりました。
それは「脳下垂体腫瘍」による「先端肥大症」という病気です
脳下垂体とは、脳ミソの下の方にあって、
ここから体中にホルモンを適正に出す指令が出る部分です。
そこに、良性なのですが腫瘍ができて、命令をめちゃくちゃにしやがって
「生理止めろ」とか「いろんなところのホネを成長させろ」とか
「インシュリンの働きを鈍くさせて血糖値を高く調整」とか
「コレステロールの値も高くね」とか…
むっかーっ! 書いてて非常に腹立たしいですねこのクソ腫瘍の奴!
余計なことばかりしやがってホントに!
この腫瘍が、10年ほどかかってわたくしを変貌させていたんです
まず、顔が…系統としては阿藤 海さんとか。
大食いチャンピオンのジャイアント白田氏とか。
ジャイアント馬場氏とか。ウケ口、巨顔系になります
そして鼻が大きくなり、くちびるが厚くなり…
でも、怖いのはその変貌が10年以上かかって徐々に進むので
気づかない、ということなんです。
足も、手も大きくなり、指輪も靴も全滅でした
さらに高血糖、高血圧、高コレステロール血症と、
不摂生なおじさまのような体に…
運良く腫瘍があることがわかり、すごくいいお医者さまに出会え、
(ほんとに相性のいいお医者さまっていらっしゃるんですね~
ヘンコでもこんなお医者さまに出会いたいっ)
手術したのですが…術中に髄液がモレちゃって、術後1週間、
上向いたまま寝返りも打てない絶対安静でした…
ああ、いまでもトラウマ…床ズレできそうでした
全身麻酔の時に声帯を腫らしてしまって声もでなくなったので、つらかったなあ~
看護士さんも巡回のお医者さまもつっこみどころ満載だったのにつっこめなかったのが!
それでも、全体としてはうまく行ったのですが、そのあと1ヶ月ステロイド剤を飲んでました。
ああ…それか…と思ったのです。
ですが、幸いMRIの結果は違いました。元巨人宮本の上司の股関節専門の先生に
「壊死は無い。しかし、変形性股関節症である」と告げられたんです。
しかしわたくしはもうその時点で恐怖とストレスでヨレヨレになって
先生のお話もよくわからないまま聞いていたので

あまり歩かないようにする
運動はプールで
重いものは持たない
体重を増やさない
股関節が脱臼気味なのに無理したのが原因
脳下垂体腫瘍も要因のひとつではある

…とおっしゃったことくらいしか覚えてないんです~

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

今回、これを書いていてすごく怖かったです
いままで頭の中で避けていた自分の病歴に対峙するのは
でも、なんだか、これでまたひとつ何かを超えたような。
脳腫瘍のほうも、一生検査を続けていかなければならない病気なのです
むくみなどはとれて、顔的にもまあ、普通にブサイクなオバサンに戻れました
高血糖も、高血圧も高コレステロール血症も現時点では正常にもどっています
それでも定期検査に行って監視し続けなければなりませんし、
血糖値が気になるのでケーキバイキングとかにはもう行かなくなりました
血圧が気になるので殺したるぜオラ! というくらい強烈に腹を立てることもなくなりましたし
コレステロールが気になるので生卵10ケにイクラとタラコを入れて
一気飲み、もしません(←普通しないすね)
辛いのは、ひとつの病気を乗り越えても、
それが他の病気の免罪符になるわけではないという事実。
…でも、あのまま病気にならなかったとしたら、
いまのわたくしは無理に無理を重ねてもっとひどい目にあっていたかも。
自分の体の声を聞くということは、
とても大切なことだと最近では考えられるようになりました
なんだかわたくしの立ち直りのための過去の清算に
皆様をつきあわせているのが申し訳ない…
でも、次回にも続いてしまうんです~ 
次回、イケメンドクター登場!(←なんなんだ、自分?)

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
今日目撃したのは、わたくしの家族の脳内メーカー的構成。
…なんだ? この家族
夫と父はもうすこしちゃんとするように

ヘンコ発覚の経緯は? そして130メートルって

2007-10-09 23:53:39 | Weblog
変形性股関節症…って、
もう少しデリカシーのある病名には
ならんのかと思われる今日この頃ですが
たとえば「繊細関節症」とか、
「はかなげ関節症」とか、
もうちっとこう…
まあ、それはいいのですが
わたくしがヘンコではないかと
疑い始めたのは、2007年4月。
階段を下りている途中で突然左の太もも上部、
今ではもう名称も覚えた「大転子」のあたりが
ひっかかった感じ。それに続いてバキっという音がして、
激痛とともに何かが正しい位置にはまった感じ。
これが続くようになったんです。
そのうち歩いている最中でも、モモを少し高めに上げるとこの感じ。
さらに買い物の最中に、低い棚にあるものをとろうとして身を屈めるとこの感じ。
なにか、とてもよくないことが起こっている。
まさかコカンセツの病では…と、
かかりつけの整形外科医院に行ってレントゲン撮りました。
先生は、「まあ、股関節はよくはないけど、年齢並みだねえ。
それよりモンダイは脊椎と仙腸関節だよ。座骨神経痛。マッサージと電気ね~」
と言ってくれました。
今思えば、絵に描いたようなお約束の
ある意味ドラマチックな始まりですよね!
で、やっぱりよくならないんです。7月の終わりになっても。
そこで先生を問いつめたんですよ、
「どうしてもここんとこ(と言って大転子をパンパンと叩く)痛いんすけど! どうして?」
と。そうしたら、いきなり
「それは股関節に炎症が起きてるんだねえ~」とおっしゃいましたよ
こらこら、座骨神経痛でないの? じゃっ、何してたのよこの4ヶ月ほど。
一気に信用できない感でいっぱいになり、それをさとられまいと必死で作り笑いして
「そうすか、ではまた来ま~す」と言って逃げるわたくしの背中に
「でも、股関節自体は問題は無いんだからね~」と追いすがるように先生、叫んでたっけ…。
何の確証があって…
逃げたきり、そこには行っておりません。
そしてその翌日、近所にあるけどいつも混んでるけっこう大きな総合病院に行きました。
あとでわかったのですが、ヘンコについての本まで出しているケンイの先生のいらっしゃる病院です。
外来で待つこと1時間。やっとみてもらえた先生は、なんだか元巨人の宮本に似た微妙な感じの人で
なぜ来院に至ったかという経緯を聞いたあと、
「前の整形外科とおんなじ結果かもしれないけどお。レントゲン撮っとく?」
と極限までまったりした感じでおっしゃいました。
で、写真ができて、先生はそれを見て、持って、どっかへ行っちゃうんですよ。わたくしを置いて。
戻ってきたときは、なんだか今までのまったりムードが消えていて
「今、股関節専門の先生にも見せてきたんだけど、あさってMRI撮りましょう。既往症は?」なんて
おもむろにテキパキとした、できるっぽい先生を演じているのも緊迫感を醸し出しましたよ
(やればできるんじゃん)とその変貌ぶりにあきれながらも
「どうかしてるんですか?」と問いかけたわたくしに
「あなたは大腿骨頭壊死の疑いがあります」と…
ええ~っ! と驚きに打たれながらも
思い当たるフシはあるのでした。それは…以下、次号!

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

今日目撃したモノは
「自宅真正面に130メートルのビルができるのを
あらためて実感している人形のヨハン」です
都内某所ですが、再開発の真っ最中で
来年には130メートルのビルができるんです~っ。ってコラ
130メートルったら目の前は絶壁だよ~
すごいな130メートル!
どうするよヨハン! いまは空き地だけど!

できるかな?

2007-10-09 18:48:59 | Weblog
はじめまして。タイトルのとおり、
変形性股関節症という痛い診断を
受けてしまったわたくしです。
思えばここに至るまで、
この病気でも他の病気ってことでも、
かずかずの山がございました。
本当言えばまだまだショックから抜けきらず、
どんよりとしてしまうことも多いのですが
ブログならカラ元気も見抜けまい。
というより、現段階ではまだぜんぶカラ元気でーす。
このカラ元気がいったいどこで本当の元気に変わるのか! 
それを目撃したくはありませんか!?
そうでもないですか。…まあ、そうでしょうね~
それでも、そんなわたくしが日々目撃した微妙な出来事を
書き綴っていきたいと存じます。
なにとぞよしなにおねがいいたします。
ということで、さっそく今日目撃したもの。
…デビューというのに小ネタですみません。
最近座ると尾てい骨が床にあたって痛いので
ビーズパッドを買ったんですが。
日本製なのに、発砲してます。
ああ、すみません。次回はもっとちゃんと微妙なものを探します。
すみません~