どんとこい! 変形性股関節症って早く言えるようなでかい女になりたいわたくしの今日の目撃

突然やってきた変形性股関節症という病気。
おろおろ、あたふたとしているこの中年女性の明日はどっちだ! あっちか?

思い当たった別の病気と、この家族はいかがなものか

2007-10-10 16:48:51 | Weblog
大腿骨頭壊死。怖いです。名前からして怖いです。
不幸にしてこの病気になる方の多くは
以前ステロイド薬剤を飲んでいたことがあるそうです。
実はわたくし昨年の8月には、別の病気と闘っておりました。
それは「脳下垂体腫瘍」による「先端肥大症」という病気です
脳下垂体とは、脳ミソの下の方にあって、
ここから体中にホルモンを適正に出す指令が出る部分です。
そこに、良性なのですが腫瘍ができて、命令をめちゃくちゃにしやがって
「生理止めろ」とか「いろんなところのホネを成長させろ」とか
「インシュリンの働きを鈍くさせて血糖値を高く調整」とか
「コレステロールの値も高くね」とか…
むっかーっ! 書いてて非常に腹立たしいですねこのクソ腫瘍の奴!
余計なことばかりしやがってホントに!
この腫瘍が、10年ほどかかってわたくしを変貌させていたんです
まず、顔が…系統としては阿藤 海さんとか。
大食いチャンピオンのジャイアント白田氏とか。
ジャイアント馬場氏とか。ウケ口、巨顔系になります
そして鼻が大きくなり、くちびるが厚くなり…
でも、怖いのはその変貌が10年以上かかって徐々に進むので
気づかない、ということなんです。
足も、手も大きくなり、指輪も靴も全滅でした
さらに高血糖、高血圧、高コレステロール血症と、
不摂生なおじさまのような体に…
運良く腫瘍があることがわかり、すごくいいお医者さまに出会え、
(ほんとに相性のいいお医者さまっていらっしゃるんですね~
ヘンコでもこんなお医者さまに出会いたいっ)
手術したのですが…術中に髄液がモレちゃって、術後1週間、
上向いたまま寝返りも打てない絶対安静でした…
ああ、いまでもトラウマ…床ズレできそうでした
全身麻酔の時に声帯を腫らしてしまって声もでなくなったので、つらかったなあ~
看護士さんも巡回のお医者さまもつっこみどころ満載だったのにつっこめなかったのが!
それでも、全体としてはうまく行ったのですが、そのあと1ヶ月ステロイド剤を飲んでました。
ああ…それか…と思ったのです。
ですが、幸いMRIの結果は違いました。元巨人宮本の上司の股関節専門の先生に
「壊死は無い。しかし、変形性股関節症である」と告げられたんです。
しかしわたくしはもうその時点で恐怖とストレスでヨレヨレになって
先生のお話もよくわからないまま聞いていたので

あまり歩かないようにする
運動はプールで
重いものは持たない
体重を増やさない
股関節が脱臼気味なのに無理したのが原因
脳下垂体腫瘍も要因のひとつではある

…とおっしゃったことくらいしか覚えてないんです~

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今回、これを書いていてすごく怖かったです
いままで頭の中で避けていた自分の病歴に対峙するのは
でも、なんだか、これでまたひとつ何かを超えたような。
脳腫瘍のほうも、一生検査を続けていかなければならない病気なのです
むくみなどはとれて、顔的にもまあ、普通にブサイクなオバサンに戻れました
高血糖も、高血圧も高コレステロール血症も現時点では正常にもどっています
それでも定期検査に行って監視し続けなければなりませんし、
血糖値が気になるのでケーキバイキングとかにはもう行かなくなりました
血圧が気になるので殺したるぜオラ! というくらい強烈に腹を立てることもなくなりましたし
コレステロールが気になるので生卵10ケにイクラとタラコを入れて
一気飲み、もしません(←普通しないすね)
辛いのは、ひとつの病気を乗り越えても、
それが他の病気の免罪符になるわけではないという事実。
…でも、あのまま病気にならなかったとしたら、
いまのわたくしは無理に無理を重ねてもっとひどい目にあっていたかも。
自分の体の声を聞くということは、
とても大切なことだと最近では考えられるようになりました
なんだかわたくしの立ち直りのための過去の清算に
皆様をつきあわせているのが申し訳ない…
でも、次回にも続いてしまうんです~ 
次回、イケメンドクター登場!(←なんなんだ、自分?)

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今日目撃したのは、わたくしの家族の脳内メーカー的構成。
…なんだ? この家族
夫と父はもうすこしちゃんとするように