グルグル ウダウダ

今でもやっぱり、このくらいしかできないのです。できることは限られているのです。忘れず。思い出さず。

「県外のヤツが」「東京のオンナが」「何も知らないくせに」そんな言葉を全部聞こえないふりして、でも、聞かなきゃいけない声を逃さないようにして。ただひたすらに動くことしかできなかったのです。それが良かったのかどうかはいまでもわからないし。傷つけてしまった人もいるかもしれないね。

それでもやっぱり、あの時に見た景色を忘れることはできなくて。
あの日のあの人の顔を忘れられなくて。
でも、気持ちわかります。とは言えなくて。
言えない時点で、心を離しているのはこちらの方なんだと思ったり。

県外だからこそ見えるものがある。
県外だからこそできることもある。
県外だから飲み込む言葉もある。

それでもやっぱり、彼の地の人たちの苦しみに比べたら。

そんなグルグルがまたやってきた。
時々やってくるんだよな～。
でも、このグルグル、ウダウダも必要なんだと思ってる。立ち止まって、振り返る、そんなタイミングがきたってこと。

何がしたかったのか、何ができたのか、、、結局のところ、何もできず、いただいたものの方が多かったね。だからまだ、続けていくのです。ここから。

と、歩き出した夜でした。

東北ゆかりのお料理もお酒も、美味しかった～！
東北つながりの東京の友達は、素敵だった～！

仲間

５年前。
東日本大震災のあと、私が初めて東北に行ったのは釜石だった。

その前に知っていたり、応援していたりした人はいたけれど、実際に合流できたのはこのグループだった。

当時まだ釜石は個人のボランティアを受け入れていなかったから、行きたくても行けない人も多かった。

私はまだ、それほどの思いもなく、行けるところを探していたくらいだったけれど。

後々、県外から手伝いに行くことの難しさに、本当に苦しむことになるんです。思い出したくもないけれど、思い出したくもないから書かない。

でもこの頃はそんな事を思いもせずに、ただひたすらに、行けるところを探したのだったなぁ。

そんな人たちとの集まりが、素晴らしい時間にならないわけがないね。



５年の月日は、私たちにどんな変化を与えたのかな？・・・変わってないな～

ブログのこと ＊ あの日までトップ固定記事

2016年の年初に綴っております。

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いままでにもいくつかのブログを書いていて、
それは個人的なものだったり、
お稽古事のイベント用に期間限定だったり。

もともと文章を綴ることは好き。
文を考えるのも好き。

誰とはなく、あとに遺したい。と、思っていたこともある。

それはきっと、おじいちゃんや、パパんが書いたものを、時を経て読んだことがあるからかも。

そんな思いを、してもらいたかった。

そして、遺したいのもまた、私の周りの素敵な人たちのこと。いまはもう、直接会うことができなくなってしまった人たち。

いつか、直接会うことができなくなってしまう人たち。

そんな人たちのことを知っていて欲しい。

そんな風に思っていた。

けれども、残念ながら、私はまだ子どもがいない。

そして、東日本大震災を経験して、
『いま』が大切。
『いま』を丁寧に。
『いま』を全力で。

そんな風に思って、書くことも、残すこと（残ること）からも、離れていた。

でもまた少し、考えは変わって、書くことにした。
日々のことも、昔のことも、ごちゃまぜにして。

まずは、あの日までを全力で。

３月１０日

３月１１日ではなくて、３月１０日を忘れないようにしよう。



聴くと泣いてしまうけれど、忘れないようにしたい詞。

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【３月１０日】詞 曲:平了さん

いつでも明日が来ると思ってた。
いつでも今日はね、明日のための通過点で。

何も考えずに過ごしてしまった。
いつも通りにふざけてた。
いつも通りに笑って、悩んで、怒ってた。

僕たちは。
３月１０日に、全てを置いてきて、
約束や笑顔も、あの日に忘れてきた。
二度と果たされない約束の他にも、
伝えておきたかった数々の言葉も。

もしね、明日が。
最後だって知っていたら、
僕は誰と、僕は何を話すんだろう。

もしね、明日が。
最後だって知っていたら、
僕は誰と、僕はどこに行くんだろう。

捨て身で手を伸ばしても、
救えないものの方が、
多いのかもしれないけど。

明日、もし僕が死んでしまっても、
それでも構わないぐらい、
伝えなきゃ。伝えなきゃ。

まだ嘘みたいだ。
まだ嘘みたいだ。

天国に伝えなきゃ。
「僕たちは元気だよ」

３月１０日は、また今日かも知れない。
二度と果たされなかった、
約束を忘れないでね。

今日、君だけに伝えておくからね。
知っておいて欲しいんだ。
「ありがとう」と「愛してる」

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明日も明後日も、変わらずに続いていくと、何の疑問も持たなかったけれど、そうではないの。いまを大切に。伝えなきゃ伝わらない。



彼の言葉や文章は、いつでも大切な人に向かってまっすぐに語られている。変な話だけれどね、たったひとりに向けて語っているからこそ、たっくさんの人に響くのだね。

大切なことに気づかせてくれてありがとう。

ヘアドネーション

だいぶ伸びてきた～よ～！



抜け落ちた髪の毛を何気なく測ってみた。
ら、37cm！

やったっ！！！

ヘアドネーションを目指して伸ばしているのだけれど、ヘアドネーションに必要な長さは31cmなのですって。

やったぁ！越えたぁ！！これで寄付できるっ！

・・・ん！？
切ったら残り6cm・・・。ダメか。
いや、できるのか？どっち！？

そういえば、お友達の美容師さんに、言われてた。「切った後にどのくらい残したいかなんですよ～。それなりに長めに残そうと思ったら、まだまだ頑張って～」って。

さて、どうしようかな～？
っていうか、まだもう少しだよね。やっぱり。
毛先は痛んじゃっているしね。

頑張りまーす！