東京が震源かと思うような、とてもとても大きな揺れ。
誰かが休憩室にあるテレビをつけていたけれど、私はまだそれを見には行かず、何人かの同僚と一緒に、倒れたものや崩れたものを片付け、ドアはきちんと解放して固定したりしていた。
同じフロアの別の会社の方と話したり、別フロアの会社の上司や、ビルの警備員さんが確認に廻ってきたりしていた。
休憩室に集まっていた何人かは、テレビのボリュームをあげ、時々テレビから伝えられる情報を支店内に向けて話してくれたので、しばらくは映像ではなくて人伝えで聞いていた。
オフィスを片付けたり、仕事を続けたり、外出している職員の安否確認をしたり、、、それぞれがそれぞれのことをしながら、耳だけで情報を聞いていた。
東北の方が震源地
津波が来るかもしれない
ビルの外壁が崩れた
電車が止まっている
火事が起きている
東北が震源と言いながら、最初の頃に入ってきた情報は東京や横浜のものばかりだった。
片付けが落ち着いた頃、休憩室の方から悲鳴のような、歓声のような、なんとも言えない声が聞こえ、「ちょっと!みんな、来て!大変なことになっているから!」耳だけで情報を得ていた人たちも何事かと休憩室へ。小さなテレビの画面に移される景色に、みんなが息をのんだ。
誰かが休憩室にあるテレビをつけていたけれど、私はまだそれを見には行かず、何人かの同僚と一緒に、倒れたものや崩れたものを片付け、ドアはきちんと解放して固定したりしていた。
同じフロアの別の会社の方と話したり、別フロアの会社の上司や、ビルの警備員さんが確認に廻ってきたりしていた。
休憩室に集まっていた何人かは、テレビのボリュームをあげ、時々テレビから伝えられる情報を支店内に向けて話してくれたので、しばらくは映像ではなくて人伝えで聞いていた。
オフィスを片付けたり、仕事を続けたり、外出している職員の安否確認をしたり、、、それぞれがそれぞれのことをしながら、耳だけで情報を聞いていた。
東北の方が震源地
津波が来るかもしれない
ビルの外壁が崩れた
電車が止まっている
火事が起きている
東北が震源と言いながら、最初の頃に入ってきた情報は東京や横浜のものばかりだった。
片付けが落ち着いた頃、休憩室の方から悲鳴のような、歓声のような、なんとも言えない声が聞こえ、「ちょっと!みんな、来て!大変なことになっているから!」耳だけで情報を得ていた人たちも何事かと休憩室へ。小さなテレビの画面に移される景色に、みんなが息をのんだ。