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ab Cuore 

帰国した時ノンポリだった私が見たのは≒無政府状態の日本。
ショック、怒り、希望をこのブログに書きました。

4/29  赤紙と戦犯

2013-04-29 13:47:00 | 日記
4/29  赤紙と戦犯

爆笑に巨泉さんが出た。

才能豊かな人だね。彼の柔軟性ある人柄と脳みそが好き。
自慢多き人に聞こえるけど、単に彼がやったことなのだと
私は聞いている。

別にうらやむことでもない。

その巨泉さんが第二次世界大戦で
戦争に内心反対な日本人が抵抗のできない赤紙で召集されたと言った。

心で思うことは口に出すことはできない時代。
地元の人たちの万歳に送られて・・・・・

でも同じシーンが「風とともに去りぬ」に出てくる。

赤紙とは呼ばなかったけれど、
スカーレットの夫も皆に万歳と励ましの歓呼に送り出される。

バトラーやアシュレーは戦争の起こる以前から
この戦争が南部の負け戦であることを知っていた。

日本にもいたよね、こういう考え方の人たち。

にも関わらず、あのノラクラのアシュレーは
「それでも戦争に行って大義のために死ねる」と言っていた。

* アシュレーファンのために言うけど、私、あのタイプの男は嫌いなのだ。

あのならず者のバトラーは南部の敗戦はもう時間の問題となったとき、
腰にピストル、エナメルの靴で戦地に向かった。

南部のために”愛国心”?

後にバトラーは否定して、自身を皮肉ったけど、あれは愛国心だ。 
No Less。


巨泉さん、語学ができて、金もあるからと自分だけ安全圏に逃げ出せますか?

あの物語のなかで戦犯がどう扱われたのか思いだせない。

しかし、勝った北部は南部に屈辱的な再教育を施す。

たいていの人が負けても終戦になったことを喜んでいたけど、
スカーレットの義弟は
「面倒なことはこれから起こる」とぼやいた。

負けたところに正義はないのだ。

屈辱的なアメリカの戦後教育はいまだに続いている。

終戦後、半世紀以上経っているのに
戦犯は戦犯なる理由がこの辺にあるのだ。

戦犯と認めることは、日本が戦争に走ったことが自体が間違っていたと
認めることなのだ。

確かに戦争にもって行くべきではなかった。

勝ち目がない戦争だったからではなく、外交で解決すべきだったのだ。

あのバトラーが「男は戦争が好きなのだ。女以上に好きなのだ」と言ったけれど、

憲法を訂正し、自衛隊の名前を替え、
靖国参拝に行く議員を肯定したりするのは
日本に自分の国を自分で守るということを超えて

戦前に戻そうなんて・・・・下心はないですよね、安倍さん。

沖縄を本当の意味で本土に復帰させるために、発揮できるのは誰の外交手腕なのだろう?


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