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ab Cuore 

帰国した時ノンポリだった私が見たのは≒無政府状態の日本。
ショック、怒り、希望をこのブログに書きました。

12/25 介護士の給料を下げる話から

2014-12-25 09:22:38 | チーコ、カーコ、ヒナコ 他
12/25 介護士の給料を下げる話から

なんかすっきりしなかったこの話。 私にとってだけど。

それは日本には職業を超えて共通の最低保証賃金がないということななのだ。

フランスの最低保証賃金というのは18歳(成人。選挙投票できる)から企業が保障しなければならない給料のことだ。

6,400から500くらいではなかったかと思う。
ユーロになってから私にはわからない。チェックしたことがない。

資格もいらない、誰でももらえる金額なのだ。

それに対して総合大学でない大学卒の場合は初任給が2万フランなんてのも
聞いたことがある。
先にこのクラスのことを言ってしまう。

彼らは基本、契約社員で一生同じ企業にいることはない。 企業と当人のネゴで
決まる。

それに対して一般向けの最低保証賃金は何も資格がなくても18歳になれば
企業が払う義務があるけど、

ほぼ一生賃上げはない。
ボーナスはあれば1か月。

しかし、月額で企業は社会保障の企業負担もする。
休んだ場合などは時間割になってひかれるらしい。

私が介護士の給料にどうして目をつけたかという疑問を持ったのは
無意識に同じ給料という発想があったからだ。

もし日本にフランスのような最低保証賃金があって、その中で介護士の給料に手をつけるとなると、すごく目立つ。

誰だってなんで?と思うだろう。

もし企業の上にたつ法律で国民の多くの最低保証賃金が保証できるなら
企業は社会保障を負担してもかなり相対的に負担が軽くなるだろう。

すでに在社している人には適用はできないかもしれないけど、
新入社員からは全国一律の最低保証賃金が使えるはず。

どうやってこの賃金を定義できるかしら?

数学と経済学に優れた経済学者ならはじき出すことができるのでは?

日本はやっぱり平等でないのだ。





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