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管理人 Masayo

エビ様@「霧の旗」

2010-03-17 00:23:46 | Weblog
ご飯食べながらなんとなく見始めて、最後まで観てしまいました。
市川海老蔵様主演松本清張原作ドラマ「霧の旗」。

現代を舞台にしているわりに、まったりのろのろだなあーとか思ったりしつつ。
大変に有能な弁護士が、ある殺人事件の冤罪を証明してほしいという女性の頼みを時間がないことを理由に無情に断ったことで逆恨みとも言える状況に追い込まれ破滅の道をたどる、ってな話ですが、そこまで恨まれることしてないし。

相武紗希ちゃん、そこまでエビ様を恨むのはちょっと....、直接事件担当したわけじゃなし、エビ様も自分が担当しても勝てたかどうかって言ってたぞよ。

紗希ちゃんは兄カンニング竹山の無実を晴らしたかったが裁判で立証出来ず兄は獄死。
紗希ちゃん、故郷九州を出て東京でキャバ嬢やりながら虎視眈眈とエビ様への復讐を企てるんだが、ぽろっと偶然にそれが出来ちゃう立場になり(ここらへんどうよ)、まぁーこれってLACのGerryじゃないけど、気の毒すぎる可愛そうすぎる遺族が恨みに凝り固まって、自分でも自覚していなかった邪悪さを見せていくのが恐ろしいのでした。
エビ様は傲岸不遜な面もあるが、貧しい出自から出世した苦労人で、意外なことに人をちゃんと愛せる人だったりする。妻との関係は壊れてしまっているが、愛人を激しく愛していて、無実の罪に陥れられた彼女を救うべく全てを失ってもいいとまで言い放つ。

そこらへんが、よくある極悪敏腕弁護士凋落してざまーみろーじゃないところ、逆にそれが後味悪いような。
まあ、最悪の最後にならなくてよかったですが、紗希ちゃん、エビ様を糾弾しまくる手紙をエビ様の元の上司のキイッちゃんに送る一方、証拠品も送ってくるのはなぜ?
許してやるかってなところでしょうか。

詰め甘いんじゃないかとも思ったけど、そこまで執着されてもエビ様気の毒だもん。
と思いました。
別に彼じゃなくてもほかに弁護士いるだろうしさ、とはなから冷静すぎるわたくしでしたが。

ほかにもどういうわけかお笑い系の方々がシリアスに演じていらっしゃいました、アズマックス、可奈子ちゃん、とか。うまかったお。
相棒のヒマか?な課長がおいおいーな役だったりしたし。

紗希ちゃんは地味でまじめで兄さん想いのけなげな子からキャバ嬢になってエビ様を誘惑までするタマになり果てますが、ソフィーナオーブのメイクキラキラでやっぱり可愛い。
かなり濃い化粧してもくどくならない濃度薄め顔かなあ、清楚っていうかさわやかさが勝つ顔立ちだからちょっと苦戦だけど、そういう子が恨みをためるところが面白いのね。
うんと上手いわけじゃないけど、がんばってた。

まーしかしなんといってもエビ様、大河ドラマも観たことなかったし、今回は現代劇だし、どうなんだろう、あ、歌舞伎も観たことないです。と、思ったけどうまいですなあ。
えらっそーなところから、哀愁あり、弱みも見せて、かつ、どこか清冽さもあり、ワルには見えない。 当代随一の人気役者で今結婚前で人気もネタもヒートアップしてますものね。
母はこんぴら歌舞伎でエビ様に目線投げていただいたそうですが、やっぱりものっすごいスターオーラがあってむちゃかっこよかったそうです。

そうだよねえー、ありゃモテますよ。ほっとかないわ。
ファンでもなんでもないわたしが最後まで観ちゃったもん。
いやぁ生まれながらにしてスターって貫禄、テレビからでも伝わったです。
でも、すんません、時々ザ・ロックというかドゥエインに見えたのは気のせい?似てるよー。

でした。

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