北山・京の鄙の里・田舎暮らし

北山、京の北に拡がる山々、その山里での生活を楽しんでいます。

師走だ.

2006-12-01 02:06:54 | 随想・近況
夕方買い物に行くとサンダイコーにささやかなクリスマスイルのミネーションがともっていた.深夜のテレビではニューヨークの大きなクリスマスツリーが点灯されていた.

一方、今日も「喪中につき新年のご挨拶ご遠慮、、、」の頼りが届き始めた.大学時代の同級生の奥様からきた一枚はショックだった.同級生といっても一回り以上年上の方、卒業後かなりの期間お互いに連絡はなかったが、年賀や暑中見舞いなどの交流は続けていた.ただ大学を離れた後は再会したことはなく、同窓会が出来たらいいねと書きあっていたが、それも果たせなくなった.残念至極.

この週末は寒くなるとの天気予報である.ついこの間まで鮮やかに彩りを見せてくれた木々の葉も散り、その葉の残りもあと僅か.まるで秋の陽のつるべおとしの様に秋は去っていく.

昨年の日記を見てみると、12月5日に初雪たる粉雪舞い、翌6日には本格的な降雪であり、あわてて車のタイヤもスタッドレスに履き替えた.この冬はどうなのだろう?

雪景色は好きである.雪の中を歩くのは楽しい.しかし家の中の寒さはこたえる.甥の旧家を借りて住んでいるのだが、出来るだけ手を入れずにそのままの姿を保存しておきたいという気持ちがある.季節を体感できるメリットはある.まあ半世紀前、少年時代の環境に比べればここは天国.コタツに入っての般若湯や半身浴の風呂で温まり、湯たんぽで寝れば大丈夫( ^_')b 薪ストーブがあればこれ最高!なのだがこれは実現していない.大学の同級生が滋賀県で江戸時代築の旧家を買い住み始めたと、雪に包まれた家やその前に猫が気持ちよさそうに眠る立派な薪ストーブを撮った写真入りの年賀状をもらった.まさに指をくわえて眺める心境である.

秋の移りゆく季節感は味わえたと思う.あ、あそこも見ておきたかったという後悔はあるけれど、これは来年の楽しみだ.冬よ来い.雪景色も楽しみだ.でも冬になれば春よ来い、と叫ぶだろうなあ.春よ来いと叫ぶあの心待ちの、そして春が近づき始めた頃の期待感、春が始まった候のうきうき感が楽しみである、 まあ、これはやせ我慢(^.^)

北の雪国の人からみればこんなのんきなことを言っていられるのは幸せだわい、それでも四季それぞれを味わいられる我が環境は素晴らしいもんだと感謝.便利さだけを求めていると人は退化する.


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2 コメント

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先日はどうも (いっちゃん)
2006-12-04 20:09:45
先日は、ふらっと美山にお出で頂きありがとうございました。

もみじ遊山以来でしたね。
ゆっくりとお話しできて嬉しかったですよ!

お互い生まれた故郷。
大切にしたいですね。

とうとう美山に初雪が降りました。
雪の道中を通うのも大変ですけど、今冬で最後かなぁ。
50も半ばを過ぎたけど、今だ悩み多き人生を送っています。

また、お店に遊びに来てくださいね!
お待ちしています。
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風を感じて (mfujino)
2006-12-05 07:40:40
相変わらずお忙しそうで何よりです.ついつい話し込んでお邪魔したようですね.

そうですか、初雪か~.ここ京北でも4日の朝7時台にはかすかに粉雪が混じっていたとの話を聞きました.秋はあっという間に去り冬到来ですね.

雪道の季節になると通勤も大変ですね.気をつけて走ってください.昨年末、アイスバーン状態の道をおしりをふりふり大野まで車を走らせたのが懐かしい( ^_')b

>50も半ばを過ぎたけど、今だ悩み多き人生を送っています。
目標に向かって進むときほど悩みも多くなるかもしれませんね.昔教えてもらったフランス語で dans le vent という表現があり妙に心に残っています.英語への逐語訳は in the wind. 教えて貰ったシチュエーションはファッション用語で、流行の最先端を行く、ということでしたが、まさにトップを走っていたら風を真正面に受けますよね.against the wind とは違って悲壮感はないイメージかしら?どうか清き・高き目標に向かって爽やかな風を感じて下さい.

「ふらっと美山」は我がお気に入りで、先日も、あ、卵があとひとつ、と、ふらっと買いに行きました.朝採れの野菜も楽しみです.
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