北山・京の鄙の里・田舎暮らし

北山、京の北に拡がる山々、その山里での生活を楽しんでいます。

西の鯖街道:3月3日、講演とシンポジウムの案内です

2010-02-17 22:05:42 | 山・峠・街道
来る3月3日お昼から四条烏丸交差点北東角の三井ビル4Fの佛教大学四条センターで西の鯖街道の講演とシンポジウムがあります。

西の鯖街道協議会(参加団体は下記を参考にして下さい)主催で、若狭と京都を結ぶ道を行き来した文化や鯖などの品々、その街道沿線の人々の想いが語られるはずです。短い時間で十分な議論が聞けるかどうか心配していますが、発言者の顔ぶれをみると期待出来そうです。

皆さんもぜひご参加されますことをお薦めします。

※お申込み・お問い合わせ先;京都観光企画㈱内「西の鯖街道 講演とシンポジウム」係
〒601-8404 京都市南区西九条小寺町5-9 TEL 075-692-1983 FAX 075-692-1984
3月1日迄にはがき・FAXにて住所・氏名・電話番号・参加人数を明記の上お申込み下さい(先着順です、定員がありますのでお早めにお申込み下さい。今日の情報では申込が既に100名近くに達しているそうです)

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西の鯖街道 講演とシンポジウム
テーマ「若狭から京都-その歴史の道」
とき:2010年3月3日(水)午後0時15分~2時30分(受付:午前11:30)
会場:佛教大学四条センター(京都市下京区四条烏丸東北角・京都三井ビル4F)
定員:150名・受講料:無料

午後0時15分 開会 (あいさつ) 西の鯖街道協議会会長 中島三夫
午後0時20分 講演「渡来文化ルートの一考察・・・古代若狭国」
講師:井上満郎先生(京都市歴史資料館館長・京都産業大学教授)

午後1時10分 休憩(5分)
午後1時15分 シンポジウム
「若狭と京都そして奈良を結ぶルート・・・西の鯖街道」
パネリスト
井上満郎先生
小畑 實 先生(南丹市美山町郷土史家・ゼミナールハウス西の鯖街道案内人)
舘太 正 氏 (高浜町文化財保護審議会会長)
宇津克美氏 (京都錦市場商店街振興組合理事長)
田中康隆氏 (西の鯖街道協議会副会長・高浜町商工会副会長)
コーディネーター 
渡邊忠司先生(佛教大学文学部人文学科教授)

午後2時25分 閉会 (あいさつ)  京都錦市場商店街振興組合理事長 宇津克美氏
午後2時30分 閉場

主催:西の鯖街道協議会
構成団体:高浜町商工会、高浜町観光協会、おおい町観光協会、㈱おおい、㈱名田庄商会、知井・平屋・宮島・鶴ケ岡・大野振興会、美山まちづくり委員会、
美山ふるさと㈱、京北商工会、ACTI京北、(財)京都ゼミナールハウス、
共催:京都錦市場商店街振興組合
後援:佛教大学、京都渡来文化ネットワーク会議
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なお、<西の鯖街道観光紹介と物産展>もロビーで開催されます。
西の鯖街道の各町(高浜・おおい・美山・京北)の観光紹介と特産品の展示販売もお楽しみに、是非立ち寄り下さい。

私も当日は会場におります。お目にかかれるのを楽しみにしています。


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6 コメント

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出席させて戴きます。 (道草)
2010-02-18 10:19:26
「西の鯖街道」の実現へ向けて、いよいよ軌道に乗って来ましたネ。ここに至る迄の関係者の方々のご努力は、並大抵のものではないと感服致してります。
古里の昔の歴史に無知のまま過ぎてしまった過去を、今さらの如く悔やんでおります。それにしましても、私達の中学生時代に、「西鯖街道」の言葉さえ口にした先生は居られませんでした。理由はまるで分かりません。
遅まきながらでも、私達の先祖が辿った、或いは、築いたであろう優れた遺産を少しでも垣間見ることが出来れば幸せに思います。
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申し込みます (徘徊堂)
2010-02-18 14:45:10
 シンポジウムの連絡、ありがとうございます。早速、申し込みます。定員150名というのがちょっと心配です。宇津さん、以前お聞かせいただいた宇津氏の末裔の方ですね。他にもmfujino様のブログに登場される方々が名を連ねておられますね。お会いしたことはないけれど知り合い、そんな感じがします。
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鯖街道と言う名は戦後の命名です (mfujino)
2010-02-18 23:41:25
道草さま、 昔は鯖街道という呼び方はなかったですよね。これは私は確証をもっている訳ではありませんが、あちこちに書かれていることは、戦後ある作家が命名した、ということです。その作家とは五木寛之さんだという話も聞きました。まあ上手い命名でしょうね。でも私は何回も書いていますが若狭と都を結ぶ街道を語るには力不足です。大陸文化の窓口たる若狭と京や奈良の都を結ぶ道は様々な人や物そして文化が行き来したのですから、鯖鯖と叫んでサバサバしていられません(^_')塩・鮨・ゾウ・大砲・干物、奉公人や女工さん、僧侶、、色々とキーワードが豊富です。
そういった意味で私は今回の井上先生の講演「渡来文化ルートの一考察・・・古代若狭国」に期待しているのですが。
3月14日京都産業大学が「秦氏」についての講演の会を開催するという広告が京都新聞に出てましたね。先約があって行けないのが残念至極。
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街道を語ること (mfujino)
2010-02-18 23:43:32
徘徊堂さま、そうですね、150名という定員は少ないですね。既に申込は100名を超えている可能性があります。ここだけの話ですが、私にはパネリストが何をしゃべられるかは大体想像が出来ます。講演の題目には大いに興味を持っています。
街道を歩き、古の文化交流にとその動脈たる街道に思いを馳せるのは楽しいものです。また実際に歩いてみますと昔の人のルートは実に合理的だというのが実感できますしね。道草さまのコメントに返事したのですがこの街道を語るには広い分野の知識が必要です。色々ご指導下さい。
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町起こしのためにも (硯水亭歳時記 Ⅱ)
2010-02-19 20:20:33
    Mfujinoさま

 高浜から美山や京北を通る西の鯖街道をめぐりて、大きなジンポジュームをやられるってことは、本当に素晴らしいことです。きっと大いなる町起こしにもなられることでしょう。

 文化とは人の息遣いです。古来から美山や京北に息衝いた足跡は、今日の里人にも受け継がれ、大いなる自信になられるに相違ありません。

 最近は櫻の補植のことで、日々余裕なく過ごしておりますが、京の鄙びの里に、早く山遊びがしたい一念です。でも残念かな、3月のお彼岸までびっしりと予定が詰まっており、お伺い出来ないのが甚だ残念の極みです。Mfujinoさまは一旦こうと思えば必ず成し遂げられる御方ですから、このシンポジュームを通されて、又新たなる挑戦が始まることでしょう。心から期待しております。
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文化と歴史、そして自然豊かな街道 (mfujino)
2010-02-19 23:50:44
硯水亭さま、 仰る通り、街道を歩くことは、そこを歩いた古人の息遣いを感じ、そこを行き来した文化を思い、未来を見つめることだと私は位置づけています。その為にも素晴らしいシンポジウムになることを願っています。

美山の鯖街道も整備されました。高浜に眠っていた福谷坂も訪れることが出来、昨年は充実した西の鯖街道歩きでした。四季折々の自然と親しみ、その歴史や文化も楽しんで頂ける素晴らしいルートになりつつあります。

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