ちいさいやつら

わが家のセキセイインコとアキクサインコのお話

過去から蘇ったもの

2008-11-14 22:13:34 | 自分のこと
最近、アルバムに貼ってない昔の写真を整理しています。
下は、その中にあった古い白黒写真です。





光源が足りないからか、ピアノ用の椅子の上に
電気スタンドを乗せて撮ってますが、
肝腎の鳥さんにピントが合ってません(笑)

誰が撮ったんだろう? 父か? 兄か??
時期は多分、今から30年ほど前ではないかと思ってます。

昔の鳥さんの写真なんて一枚もないと思っていたから
見つけたときはちょっと感激しました。

だけど・・・
この仔の名前も、白かったのか、黄色かったのか、
そしてどんな最期を迎えたのかも、
まだ子供だったこともあって、記憶に残っていません。
本当にごめんね。

この頃は親が20羽以上も飼っていたのですが、
決まった時間に放鳥なんてせず、
勿論保温なんて頭になく、
玄関先で、今から思えばかなり適当に飼っていたような気がします。
正直、手乗りでないものはずっと籠の中でしたし、、、
こうやって出して遊ぶのも、人間が遊びたいからでした、、、。
や~、そう思うと辛いな。

きっと鳥さんたちは幸せじゃなかったと思います。
多分、この頃の仔たちは私達一家を
虹の橋で待ってはいないでしょう。


その後、時が経ち、
一羽飼いで可愛がっていたセキセイ、チーを失った辛いペットロスから、
二度と鳥は飼わないと誓って20年。

でも何故か今、うちには縁あってやって来た二羽の鳥がいます。



(綾子)


(メイ)


あの誓いはどこに?(笑)
縁は異なもの味なもの、ですね。

でもこの二羽が来てくれて、私はとっても幸せなんだな。
チーのことは忘れられないけど、
過去のペットロスは、大分癒された気がしてます。

勿論、今の仔たちともいつか別れが来るだろうと思うと悲しいけど、
それを今考えても仕方が無いし、、、
ただ思うことは、
一緒に幸せに暮らそうね、出来るだけ長く、という気持ちだけ。
できれば昔の仔たちの幸せの分まで
二羽が引き受けてくれたら嬉しいけど、これはエゴかな・・・。

この仔たちと幸せに暮らせたなら、
名前も覚えてない昔の仔たちも許してくれるでしょうか。


24 コメント

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思い出すことが供養 (ミマ)
2008-11-14 23:33:46
私は初代ボタンインコを去年亡くし、もうすぐ1年が経ちますが、その間に我が家には5羽もインコが増えてしまいました。
ときどき考えるのですが、私は完全に「インコ依存症」になっていると思うのです。
5羽のインコたちには申し訳ないのですが、それでも私の悲しみは癒えることがないのです。

初代ボタンを亡くしたとき、正直言って、すぐに死のうと思いました。でも私には家族があります。もしひとりだったらそうしたかもしれないと思うのです。

私がときどき読んでいるブログに
「クリニックのペットバードたち」があります。http://sbirdcli.blog107.fc2.com/

さっぽろ小鳥のクリニックのスタッフの方々が書いています。
その中に「ケージから出さない」飼いかたをされている先生がいらっしゃいます。
飼い鳥にとって「ケージから出る」ことは、危険が一杯です。
ケージから出ることによって、逃がしてしまったり、怪我をさせてしまったり、必ずしも放鳥することが鳥にとって幸せとは言えない・・その結果、ケージから出さないと決められたようです。

健康で長生きできるように・・一杯愛して可愛がってあげて・・
でも、インコに限らず、ペットを飼うことは所詮人間の自己満足にしかすぎないのではないか、と思ったりもするのです。

一体何が言いたいんだか・・・自分でも答えがだせないので、長々とごめんなさい。

ただ、「飼い鳥」という運命を持って生まれてきた仔たちです。「たくさん愛しているよ。大切にするよ。」という気持ちはきっとこの仔たちの魂には届いていると思うのです。
そして、名前も覚えていない仔達のことも、今なお思い出すことが供養になっていると思います。
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私も・・・ (はげママ)
2008-11-15 13:20:38
私は子供のころたくさんのペットを飼っていまいした。

インコ、文鳥、犬、・・・。

いつかは死んでしまいます。生きているものの宿命ですよね、

私も、今考えるとかわいそうな事をしてしまったなぁ~(T_T)と、後悔する事がたくさんあります。

ayameさんに飼われているメイちゃんや綾子ちゃんは幸せだと思います(*^^)v

以前のインコちゃんたちも、幸せだったと思います。
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Unknown (ゆっきー)
2008-11-15 14:11:29
私も今まで何十羽というセキセイを飼ってます。
無計画、というワケではないのですが、ほっとくと卵を産んじゃう状態で、仕方がないから巣箱入れるか~という具合で増えてしまった感じです。
里子に出したり、小学校の飼育小屋につっこんできたり・・・
今思えば、かなり最悪なことをしてました。
学校の飼育小屋に置いてくるなんて、愛情がなかったってことですよね
今回の記事を読んで、思い出してしまいました。
彼らも、虹の橋で待っていてくれるということはないでしょうね・・・

とか言いながら、ウチではインコさんは玄関で飼っています^^;
そして、手乗りでない子たちは、常にカゴの中状態です

何かしてあげたいけど、何もしてあげられないんですよね・・・
仕方がないので、はこべをどっさりあげるとか、そんな感じになってしまっています。

名前を思い出せない仔たち。綾子ちゃんとメイちゃんを、その分可愛がってあげればお空の上から喜んでくれるかもしれませんね^^

それにしても・・・・20羽って凄いです
そして、一つ前の記事のメイちゃんの開脚・・・惚れ惚れします^^
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ありがとうございます。 (ayame)
2008-11-15 18:07:56
■ミマさん

こんばんは。
ミマさんは先代ボタンちゃんを亡くされてから、
あまり時間を置かない間に鳥さんが増えたことが
もしかしたら癒されない結果になってるのかなと
推測ですが考えてしまいました。
死にたいと思うほどのショックを受けたら、
その物事や環境を一時期忘却するか、
新たなショックを受けるかしないと、
なかなか立ち直れるものではないと思うのです・・・。
でも鳥さんが目の前にいることで、毎日、
ご自分でも気が付かないうちに先代ボタンちゃんを思い出し、
あんなことの無いようにしようと決意をし、
悲しみを新たにしてしまっているのではないでしょうか。

私の場合ですが、ペットロスのショックから20年経ち、
悲しみは覚えていますが、今振り返ると時間薬が効いたことが分かります。
やっぱり鳥の姿を見ないこと、そして20年という長い間に
自分のことでも色々とあり、忘れていた時間も長いです。
忘れるなんて可哀相ですけど生きるものの特権かも。

思い出すことが供養、確かにそうですね
今の私にはそれが一番なんだと思います。
でもミマさんは、今は、必要以上に思い出さない方が
いいかもしれませんね。ご自分を責めてしまうだけかも。

今の5羽の鳥さんは、
縁あってミマさんのところに来たんですよね。
ミマさんがいつまでも悲しみを引きずってるのを
先代ボタンちゃんが悲しみ、自分が癒せない代わりに
他の鳥さんをミマさんのところに送り込んだのかもしれません。
ボタン2羽、セキセイ2羽で駄目なんて頑固ね~
それじゃ、えーいオカメも!ってことで5羽になったのかも

私の場合は、昔のチーが、そろそろ思い出してよ!って
綾子を我が家に送り込んだのかも

ミマさんはきっと責任感の強い方なのではありませんか。
いつもきちんとされてるし、自分に厳しくて
時間薬がなかなか効きにくいのかもしれませんけれど、
でも一日でも早く、掴んでる悲しみを手放せますように。

ケージから出さない飼い方。。。なるほどです!
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ありがとうございます。 (ayame)
2008-11-15 18:09:09
■はげママさん

こんばんは。
はげママさんも沢山のペットを飼われていたのですね。
多くの動物達は人間よりも寿命が短いから
どうしても見送ることになってしまうのですが、
でも逆に考えたら、動物達を置いて飼主が先に死ぬことは
ある意味、動物達にも死を招くことになってしまうので、
きっと見送る方がいいのでしょうね

後悔することって沢山ありますよね。
それを繰返さなければいいのだろうと思うのですが、
でも、やっぱり無知でいることは恐いですね。
今はこうやってネットがあり、昔と比べて情報が入手しやすく、
真偽に惑わされることもありますが、助かることも多いです。

綾子やメイが幸せなら嬉しいです。
だけど、はげママさんのところにいる鳥さんたちも見るからに幸せですよね 
見るたびによかったね~~って心で思ってますよ。
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ありがとうございます。 (ayame)
2008-11-15 18:11:31
■ゆっきーさん

こんばんは。
辛いことを思い出させてしまってごめんなさい。
沢山の鳥がいると、目をかけてあげられない鳥さんも出てきてしまいますよね。
私も過去のあれこれを思い出すと痛いです

手乗りでない仔は常に籠の中、、というのは、
ミマさんのコメントで教えていただいたのですが、別の考え方もあるようです。
飼い鳥にとってケージから出ることは危険が多く、
必ずしも放鳥することが鳥にとって幸せとはいえないから
ケージから出さないと決めた獣医さんがいらっしゃるようで、
一理あるなと思いました。

家庭内の事故で多いのは、ガラスへの激突、ドアに挟まれること、
そして迷子だそうです。
慣れてない鳥さんは出さないことの方が幸せなのかもしれません。

玄関で飼うことも、大勢いれば良いのかも!
なんか今の仔たちを、まんま玄関で飼うとしたら可哀相!と思ってしまったのですが、
よく考えたら大勢いれば暖もとれるし、
寒さが発情のコントロールもしてくれるし?

ただ、大勢いることで増えてしまう悩みはありますよね。
これは難しいですね

メイの開脚 腱はずれにならないと良いのですが~
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Unknown (genchobi)
2008-11-15 20:00:10
こんばんは。

私も昔小さい時に祖母の家にセキセイさんが
いた記憶があります。
今のちょびのように放鳥させてご飯も毎日換えてなんてことは
してなかったように思いますね
今考えると、可愛そうな扱いしかしてなかったと思います。
でも嫁さんと共にげんがやってきて
鳥さんの素晴らしさを教えてくれました。
げんを失った時はayameさんのように二度と
鳥さんは飼わないと思ってたんですが
気がつけばそばにちょびがいます。
今はちょびと少しでも長く楽しく過ごしたいと切に願っています。
ふと今回のayameさんの記事を読んで昔のこと今のこと、色んなことを考えました。

贈り物ありがとうございました。
今日早速マットをいつもの遊び場に敷いたんですが
鏡もあるのにちょびときたら・・・近寄ってくれません
どうもスイマセン
でもいつか遊んでる姿をayameさんに報告しますね
返信する
ありがとうございます。 (ayame)
2008-11-15 22:19:24
■genchobiさん

こんばんは。
皆さん、色んな思いを抱えて鳥さんと接してらっしゃるんですね。
やはり鳥さんを見送る時は辛いですね
私達より寿命が短いので仕方のないことなのですが、
私も少しでも長く楽しく過ごせる時間を持ちたいと思っています。

たまに、、本気で綾子やメイに愚痴を聞いてもらうことがあります。
普段は元気に遊びまわっている二羽も、
こっちが真剣に話していると、じーっと真剣に聞いてくれます。
どうしたらいいかなぁ?なんて聞いても
的確な答えは返ってきませんが、
でもたまにピョロっと鳴いたりして、
お?分かってる?なんて思うことも(笑)
最後に、ありがとね~と言ってからちょっと遊んでやると
さっきまでの真剣な顔はどこへやら、無邪気に遊ぶ鳥たち。
でも自分がとても癒されていることに気づいたりします。
鳥さんは素晴らしいですね
(もちろん素晴らしいのは鳥だけじゃないと思いますけど)

ちょびちゃん、やっぱりビビリーさんでしたね(笑)
送る前に、我が家の二羽にちょっと見せてみたんですが、
メイはまだおこちゃまなので全然平気でしたけど、
綾子は近寄りもしませんでした。
やはり大人になればなるほど警戒心が強いのだと思います。
そうそう簡単に乗ってくれるとは私も思ってないので
謝らないでください~!どうぞお気になさらずに
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Unknown (ゆうこ)
2008-11-15 23:07:03
私もちっちを迎えるまでは最後に飼っていた子が死んでから8年ぶりでした。
最後にいていた子は15年も生きたこともあり子供の頃から一緒に暮らしていて私にとっているのが当たり前の家族でした。
老衰ということもあり段々と弱ってきて覚悟はしていましたがやはりショックは大きくもう、二度とインコを飼うことはないと思ってました。
ちっちを迎えるにあたっても一人暮らしなので昼間寂しい思いをさせるのではないか別れる日が来てまた、悲しい思いをすると思うと・・・
とかなり迷いました。
初めてちっちをみてから3週間もペットショップに通いその間、誰にも買われることもなく私んちに来たということはやはり初めからうちの子になる運命だったんだなと思ってます。
いずれちっちとも悲しい別れが来る日は必ずきます。
そんなことを考えると胸が苦しくなりますが、今考えても仕方がないですし前の子のように長生きしてくれると信じて毎日楽しく暮らせればいいなと思ってます。
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ありがとうございます。 (ayame)
2008-11-16 00:04:07
■ゆうこさん

ゆうこさんも辛い思いをされてるのですね。
鳥さんは人間より寿命が短いので
どうしても飼主は見送ることになってしまいますよね。
老衰は幸せな最期かもしれないけれど
でももう会えないと思うと寂しいに違いなく、
やっぱりダメージは大きいですよね・・・

いずれ悲しい別れをする日が必ず来るなら、
生きているときに、毎日楽しく暮らせればと、
私も同じように思っています

運命を感じることってありますよね。
私も、特に綾子は自分の望む望まざるに関わらず
やってきたので運命感じちゃってます。
鳥さんは小さな存在だけれど、
その仔を通して学ぶべきことが沢山あるよと
神様は言ってるような気がして
小さき命を大切にしたいな~って思ってます
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