皆さん、ずいぶんお久しぶりです、こんにちは。
お元気ですか?
今日は、ぴーを可愛がってくれた皆さんにお伝えすることがあります。
ぴーは、6月29日の夕方、天国へ行きました。
7歳でした。
前の日は、ぴーをお迎えした日。
特別なことは何もせず、いつもの様に過ごしました。
ぴーも変わった様子はなく、いつものようにご飯を食べ、私やこじかの肩に乗り、
鈴を鳴らし、枝さんに甘えていました。
次の日の朝、いつもと同じ様子だったけれど、
今までにない糞を一箇所見つけました。
その日は日曜日。
私は今日は様子を見て、明日仕事を休んで病院に行こうと思いました。
この時、すぐに動けばよかった。
ひとしきり飛んで遊んだぴーは、
すっとケージに戻り、ブランコや止まり木でまったりしていました。
そして、しばらくして、ケージの隅にうずくまってしまったのです。
私は、かかりつけの病院に電話をしました。
先生は休日だったけれど、御用を済ませ次第見てくれると言ってくれました。
タクシーで病院に着いた時、ぴーは痙攣を起こしていました。
ぴーを一目見て先生は、原因はわからないけれど、とても厳しい状態であること、
だから、さいごに一緒にいたいなら、連れて帰りますねということ、
これから、ブドウ糖とインシュリンの注射を打つけれども、
こういう状態になっても、元気になる子もいるということ、
もし元気を取り戻して、もしかして後遺症が残るかもしれないけれど、
ご飯が食べられたら大丈夫だから、
何かあったら、いつでも連絡をしてくださいねと言ってくださいました。
帰りのタクシーのなかで、ぴーは息をひきとりました。
ぴーは笑っていました。
大好きなおやつを食べている時のように、
いたずらをしている時のように。
あんなに苦しい思いをしたのに。
私の可愛いぴー。
たった一つの、こんなに大切な命を守れなくてごめんなさい。
あんなに苦しい思いをさせてごめんなさい。
ぴーは、ベランダの植木鉢に埋葬しました。
フカフカの腐葉土の上に、
大事にとっておいた、ぴーのこれまでに抜けた羽根を敷くと、
素敵なベッドみたいになりました。
羽毛布団だもんね。
ぴーは換羽中で、尾っぽがまだ1本生えかけだったから、
今までに抜けたしゅっとした尾っぽも側に置いてあげました。
天国では、一番カッコイイ尾っぽを付けるといいよ。
大好きな粟穂とカナリーシードとご飯、青梗菜も添えました。
ぴーはさっぱりとしたタイプだったから、まっすぐに鳥の天国に行ってくれたらいい。
一人っ子で、今まで他の鳥さんと出会う機会がなかったから、
お友達がちゃんと出来るか心配ですけれど、
天国ですもん、きっと優しい小鳥さんがお友達になってくれるよね。
可愛い素敵なお嫁さんも見つかるかな。
ぶんぶん飛び回って、いっぱい遊んで、水浴びして、美味しいもの食べて、
楽しく楽しく過ごしてるといいなあ。
だけど、たまには、一度だけでもいいから会いたい、せめて気配を感じたい。
私の肩に、尖っててこそばゆいけど優しくて暖かい脚でぎゅっとつかまってほしいのです。
「皆さん、いままで可愛がってくれてありがとう!
それじゃあね、バイバイ♪」ぴーより♪