ギルのヘヴィ-メタル、プログレ系音楽室

ヘヴィ-メタル、プログレ系、ハ-ドロック等、幅広く音楽CDの感想を書きます。

メロディックスピ-ドフォ-ク宴会メタル?

2006年04月25日 | Weblog
KORPIKLAANI / TALES ALONG THIS ROAD 2006 4/26 サウンドホリック
邦題
コルピクラーニ「世にもコルピな物語」

世にもコルピな物語

オフィシャルHP(まだ未完成なのか?)

試聴先

評価8.5/10

宣伝文句
フィンランドが誇る森の妖精軍団、コルピクラーニ!1年3ヶ月ぶりとなる3rdアルバムがいよいよリリース!前作の強烈なるインパクトで多くのコルピ・ファンを掴んだ彼等が更に飛躍する時が来た!今回もヴァイオリン、アコーディオンを用いたフォーク/トラッド・メタル全開のメタルを基本に、展開されるヘヴィ・メタルは誰にも追いつけない未知の領域!酒持ってこーいな楽曲満載の宴メタルが再び!


フィンランドの飲んだくれ野郎達のメロディックスピ-ドフォ-ク宴会メタル?3rd。え、この言葉だけで彼らの音楽性は理解したって?(笑)俺のCD感想など見る必要はないかも?笛やアコ-ディオン、ヴァイオリン等の楽器を多様して音がごちゃごちゃになるかと思いつつ、メタルサウンドと共に非常にうまくまとまっている。ちょっと下品でがなり気味のボ-カルに、美しいとは思えない?野郎共のコ-ラスが良い雰囲気を出している。あっ、けなしているわけではありませんよ(笑)。歌の節まわし等はいかにも彼らの土着音楽で印象は強烈。思わず踊りたくなってしまう素朴なサウンドはとても魅力的で楽しい。インスト曲もすばらしく、アルバムの完成度はかなり上質。難を言えば、ミドルテンポの数曲はちょっと平凡で退屈。音楽性は前作からの継承で、ファンの期待をまったく裏切らない良い出来なのだが、曲調は似たり寄ったりのために飽きられてしまうのではないかとちょっと心配だ。


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