ギルのヘヴィ-メタル、プログレ系音楽室

ヘヴィ-メタル、プログレ系、ハ-ドロック等、幅広く音楽CDの感想を書きます。

Elysion~楽園パレードへようこそ~ ライブDVD

2006年04月13日 | Weblog
Sound Horizon / Elysion~楽園パレードへようこそ~  2006 ライブDVD 初の映像化

オフィシャルHP

試聴先

評価8/10

Elysion~楽園パレードへようこそ~(通常版)

通常のロック編成(Key含む)にヴァイオリン等のストリングス編成+フル-ト等を使用した幻想音楽集団。透き通る高い声の女性ボ-カルがとても印象的。知る人ぞ知る熱狂的なファンが多い楽団。

説明
壮大なテーマ、ストーリーで創り出されているSound Horizonの世界をRevo、Aramaryの実像の二人を中心に幻想楽団が演じた110分間。コンサート演出、DVD監修にハリウッドの鬼才スクリーミング・マッド・ジョージを迎え、Sound Horizon独自の世界を更に妖しく演出。なかのZEROホールでのライブを全曲収録!

DVD内容: 「なかのZEROホール」でのコンサート(2005/07/24、2005/09/19)を収録【収録時間 約110分】

以前、初めて彼らのCDを聞いて驚愕した。そしてここで騒いだ(笑)。


楽園パレ-ドへようこそと言うテ-マに沿って2枚のアルバムをメジャ-リリ-スしているが、今作DVDは楽園パレ-ドへようこその再現。メンバ-を見たことがないのでファンは興味深々だろう。実は俺も(笑)

なるほど、演出がなかなか凝っている。ボ-カルのあらまりが次から次へと衣装変えして登場する。舞台もそれなりに凝ったセットを使用し、彼ら独自の幻想空間を出そうと努力しているようだ。だが、ちょっと中途半端な感もするが、ライブセットとして見ればかなり良い舞台となっている。序盤のあらまりはすばらしい歌声だ、フル-トの音色と共にグイグイと映像に引き込まれる。しかし動き回るのがつらいのか、中盤あたりから歌がヘタクソになる。演出に気をとられて歌がおざなりになってしまっているのか?それとも実は歌がヘタだったのか?ボ-カルのあらまりは今作で集団から外れるらしい。CDで聴いた歌声がステキだったのでちょっと残念。

中盤は淡々と進行する。このあたりは楽曲のインパクト不足もあるのだろう。しかし後半~アンコ-ルにかけてはかなり盛り上がる。観客は終始椅子に座ったままだったのが、皆立ち上がって観客と一体になる。ライブはこうでなければな。

音楽と映像を融合させる事はすばらしい。不満が少し残るライブだが、何度も見たくなるような幻想音楽DVD作品になっている。




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