ギルのヘヴィ-メタル、プログレ系音楽室

ヘヴィ-メタル、プログレ系、ハ-ドロック等、幅広く音楽CDの感想を書きます。

Hoobastank

2006年05月05日 | Weblog
Hoobastank / Every Man For Himself 2006 5/3

欲望

前作が大ヒットしたUSA3人組ロックバンドの新作3rdアルバム。

前作2nd
ザ・リーズン

オフィシャルHP

日本語試聴先

日本語説明

評価7/10

2000年以降、世界を代表するロックバンドは?と聞かれたら迷わずHoobastankと答える。2003年リリ-スの2nd、The Reasonはパンチあり、バラ-ドありのすばらしい硬派系ロックアルバムだった。もちろん世界的に大ヒットし、日本のファンもかなり多いはず。その彼らの待ちに待った新作3rdアルバムがリリ-スされた。

新作をさらっと1回聞いてみたが、どちらかと言うとミドルテンポ主体で前作に比べてインパクトやパンチ感が非常に足りない。若々しさや激しさが減退している。バラ-ドの存在感もメロディ-も薄い感じがし、本当にさらっとアルバムを聞き終えてしまった。おお!と思わせる部分が少ない平凡的なアルバムで、期待を肩透かしされたようでガッカリ。シングル曲の7曲目If I Were Youも平凡なバラ-ド。売れたThe Reasonの2番煎じか?

こんなはずはないと思い、この後数回繰り返してアルバムを聞いてみた。もちろん平凡でそれなりのロックバンドのアルバムよりは出来が良いと思う。小気味良い行進曲を思わせる#2や、力強い#4、哀愁漂う#5、もっとも印象の強いハ-ドでメロディアスな#8等、印象に残りそうな曲はまあまああるのだが、やはり全体の印象は弱い。前作の印象が強すぎたか?

この作品を初めて聞いた人ならまあまあ良い作品と思わせる事もあるのだろうが、私には期待ハズレだった。世界の評価はいかに?