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気分は南米?~多文化&SDGs日記

四国を経て、浜松に三度漂着したかっぱの近況

路上演劇祭JAPAN in 浜松 2011

2011-05-26 22:19:40 | 多文化共生
今年の路上演劇祭は、歌あり、殺陣あり、大道芸に一人語り、コントにパントマイムまで、実に多様な表現・テーマ・出演者で、演劇もアートもド素人の私も、全く飽きることなく「次は一体何が起こるんだろう?!」。
日頃寂れたモール街が、まさに「見慣れた街の、見慣れないドキドキ」だった。

今年はモール街を移動しながらの上演で、見る方もぞろぞろと入れ替わり立ち代り、こちらでもあちらでも人の輪ができて「一体何やってるの?」と足を止める人も多かったように思う。
子どもから若者、外国人、高齢者まで、常に100人近い人がいた。
店の中からも「なになに?」とのぞきに出てくる客や店員がいた。

東京の出演者が「浜松の人はリアクションが違う」と言ってたそうだが、東京は道端パフォーマンスが多いせいか、人が多すぎて無関心を装うことに慣れているせいか、わざわざ足を止める人は少ないのではないだろうか。

多文化演劇ワークショップ「カラーズ」は中学生、高校生、大学生たち13人が出演。今年は「家族」をテーマに「熊本の家族はね」「ワワンの家族はね」「インドネシア風ホームドラマ」の3つのストーリーを上演した。
わずか4回のワークショップ+当日練習で、ストーリー自体が上映直前にできあがったこともあり、「人に見せる」ところまでは至らなかったのだけれど…。

高校生のNちゃんが、最後まで関わって、当日フェイジョン(ブラジルの豆)で作った楽器を2つも持ってきたことも驚きだった。口数の少ない彼女なりに「表現したい」思いがあったのでないかと。

8月や12月のわかもの交流会で演劇ワークショップをお願いしたジルソンは、10年ぶりに路上演劇祭に復帰。豊橋のブラジル人たちと6人でAi se Cessi6というグループで上演。言葉はなくても、人の心を掴む表現は圧巻だった(写真と動画下)。
またジルソンと一緒に何かやりたいなぁ!!

浜松市で観客と一体!路上演劇祭


TEATRO DE RUA HAMAMATSU


私は実行委員にもろくに出られず、ただの当日スタッフなのに、打ち上げまでちゃっかり参加。演劇祭に関われてよかった~~。
少しずつ「参加したい」人たちも増えていて、「東京より浜松に出たい!」という演劇人や、「昨年来れなかったら、今年は見に来た」という客も。少しずつ定着しているのかな? 静岡の大道芸みたいになるかも…?
出演者のみなさま、スタッフのみなさま、本当にありがとうございました!

多文化演劇ワークショップ2011~路上演劇祭

2011-05-02 22:34:12 | 多文化共生
5月21日の路上演劇祭JAPAN in 浜松は今年もやりますよ~。

昨日の午前中は、岸井さんの創作ワークショップ初級「まちから作品をつくる」第一回へ。
内容はナイショだけれど、へぇ~演劇作品ってこうやって構成されているんだ!ということが体感できた、かな。普段と違う視点でモノを見ること、よく観察すること、自由に発想すること、いろいろ自分に足りないものも見えた…気がする。
未だに「演劇」が何なのかよくわからないけれど、市民活動に必要な“表現者”として、すごく腑に落ちた部分もあった。アートといっても、独りよがりではなくて、共感を招く、他人に伝わるものであることが重要なのかな。

午後は「多文化演劇ワークショップ」へ。3年目にもなると、参加者も大分慣れてきたのか、時間通り集まってワークスタート。日本語のハンデがある参加者もいるけれど、周囲はどうやってフォローするのかな、と観察。
映像ワークショップにひきつづき、ナツミが毎回来てくれているのも嬉しい。私が話すと「先生と生徒」みたいな会話になってしまうのは反省…。←いかんね、どうも。
今年は、どんなストーリーができあがるのだろうか?
詳しくは、21日午後にモール街で!

ワークの途中でファシリテーターの成沢さんと都市の再開発について話す。六本木ヒルズの辺りの住人だった成沢さんいわく「Mビルは社員を住まわせて、地元の小学校の役員にも送り込んでくる。クラスメイトのパパや商店街の消費者に社員がいることで、地元が反対できない体制にしてしまう」んだそうだ。Mビル開発、おそるべし。

会場のアイミティには、不思議なオブジェがあった。

本来は水置き場らしいけれど、


ビミョーなサイズのダビデ像?だかが鎮座していた。


真似てみました…。

通信制高校の学習支援

2011-03-04 23:38:10 | 多文化共生
今日は、近くの公民館でやっている通信制高校の学習会の「閉講式」へ。今年は3人の卒業生がいて、OBのスピーチやY先生の「はなむけの歌」熱唱があった。
最近は私立の広域通信制や通信制サポート校が増えたせいか、週一回開かれる学習会に来る子が減っているそうだ。来る子たちは不登校の子が多いとのこと。2年前までは市の支援もあったけれど、今は公的な支援がなくて、現役高校教員とOBのボランティアに支えられている。

通信制高校は何年でも在籍が許されるので、1年で卒業する人から10年以上いる人も。中学から直接入る人もいれば、他の高校を中退して来る人、社会人経由で入る人、多様な人たちがいるという。
外国人高校生の学習支援でコラボできないかな…と考えている。

多文化に係わるようになって、定時制に通信制とこれまでほとんど縁がなかった世界に詳しくなってきた。こういう所にも「学びの場」があって、それを支える人たちがいるのだなぁ、と。
多種多様な「再チャレンジ」の場があることは、社会のセーフティーネットでもある。こういう場をもっとつなげていきたい、と思う。

自分自身は、この2年間、社会人向けの「学びの場」をつくってきたけれど、明日は2年間最後の修了式+成果発表会。今日も遅くまで発表原稿を作る人、リハーサルをする人たちのアドバイスに追われた。
これで4回目だけど、今回は受講生の力の入り方が違うというか、完成度が高くて、明日の発表がすごく楽しみ!

今週は高校生支援講座の講演録を完成させた。「いいものができたね!」と言われたけれど、講座の内容が毎回クオリティが高かったので、ぜひこれを残したい、多くの人に伝えたいと思って、丹精こめて作った。
この講座開催を勧めてくれたY先生には本当に感謝!ずっとやりたかったこと、暖めていたことが形になって嬉しい~

明後日+来週末は某官庁から舞い込んだ仕事のロジ。来週も報告書の原稿入稿に助成金申請の〆切りにイベントの主催やらで、仕事の超山場。
青菜をもりもり食べてがんばるぞう。

映像ワークショップ2011

2011-02-12 22:26:57 | 多文化共生
先週末は5日、6日と外国人高校生、大学生たちと映像づくりワークショップを開催した。
名古屋や三重でやっている小島さんのメソッドで、Windowsに標準装備されているムービーメーカーで写真をつないでナレーションと組み合わせていくというもの。

多文化わかもののイベントは、いつも「誰が来るのか当日までわからない」のが悩みの種だけれど、今回は1日目は4人(+2人)、2日目も別の3人+前日の1人が集まった。
日本人のサポーターとペアを組んで、まずはインタビューで相手のエピソードを引き出す作業。ここで、どんなパートナーが組めるかで、引き出すストーリーも違ってくる。初顔合わせの場合は、どんな化学反応を起こすか、こちらもドキドキしながら2人を組んでいく。
それから、5枚の紙芝居であらすじを組み立て、さらに15枚の絵コンテで絵とナレーションを作りこんでいく作業を行った。

私は進行役で、みんなが退屈しないように、でも集中してじっくり話せるように、会場の雰囲気づくりや、各組のストーリーの共有に眼を配った。
今回は話の引き出し手とその組み合わせが上手く行ったこと、2日目は2004年の「私のルーツ、私の希望」を何度も見てきた2人が参加して、自分のストーリーを既に練って臨んだこともあって、ストーリーの組み立ても早かった。

1日目はフィリピン、ブラジル、インドネシアのわかものたちのそれぞれのエピソードが、2日目は、日本育ちのブラジル人高校生と大学生3人のライフヒストリーが見えてきた。
2日目は大学生のお母さんも参加して、旦那の祖父の妹にあたる95歳の沖縄のおばあのストーリーが圧巻だった。ブラジル移民の歴史を巡る長い話は2分半にまとまるのか?!「ハルとナツ」以上のドラマかも。人に歴史あり!だなぁ~と。

2004年の映像づくりは本当に大変で少々トラウマにもなっていたけれど、6年を経て再度取り組んでみて、手ごたえがいっぱいあった。
多文化な彼らならではのストーリーは、心の底にある思いや、背景や考え方も見えてきた。これも、ぜひまた多くの人たちと共有していけたらいいなぁ~と夢が膨らむ。
やっぱり多文化な子たちの存在は日本社会の宝だと思うし、そうしていかなきゃ、もったいない!!と思う。

3月には別事業で映像WSをやるので、そこで今回の作品が見せられるように、なんとか完成させたい。関係者のみなさま、よろしくお願いします。

いろいろ、もろもろ報告書

2011-02-02 23:08:17 | 多文化共生
年度末は報告書のシーズン。昨年の夏の全国交流会に、秋の高校生支援のための講座に、メインの仕事の2年分の報告書もある。

交流会の報告書はビデオを見直しながら、参加者の発言を追った。主催者で走り回っていたから、今ごろ「こんな話をしていたのね」ということも多々。
いやぁ、熱いっす!参加者の思いとパワーがビデオでもひしひしと伝わってきた。文字にしてどこまで伝わるか?だけど、この思いはできる限りライブで伝えたいと思った。
パーソナルな話も多くて、これを公開していいのかな?と迷いつつ、でもAとかBとか匿名の話にしてしまうと、そのパワーが削がれる気がして、敢えて名前を出すことにこだわった。 ←本人たちに一応了承は取った。

今回は集まる、共有することが主で、社会へ向けての提言や発信までは至らなかったけれど、今後は少しずつ、彼ら自身の手によって、みんなのエネルギーを社会を変える力にしていけるといいな、と思う。

もう一つ、秋の報告書は講座の講演録で長い、長い!8回分もあるのでテープ起こしされた原稿に眼を通すだけで大変だけど、とても勉強になり、いい講師を呼んだなぁ~と改めて感謝している。
グループワークまでは収録してないけれど、ディスカッションも情報共有やネットワークづくりの上では有意義だったと思う。
そこから次の一歩が踏み出せていないのが、課題なんだけれども。
今日は3万字、A4で20ページ分を一気に編集したので、眼がショボショボ~(*_*)。

この2つはテープ起こしをぽけっと工房に依頼したところ、障害や難病を持つワーカーさんから「内容がとても面白かった」というコメントもいただき、なかなか家から出にくい方たちに外国ルーツのわかものたちの現状を知ってもらうきっかけになったことも、思わぬ副産物だった。

そして、2年間のプロジェクトの成果報告書はまだ手がつけられていないが、「いい仕事をした」と胸を張れるものにしたい。
愛媛の報告書は最後が自分の手を離れて不本意なものになってしまったので、今度はちゃんと見届けなくてはと思う。
あと一山、超える山があるけれども

ちなみに、自分の発言も聞いたけれど、酷い日本語で主語と述語が合ってない支離滅裂さに、早口で聞き取りにくいし、人の発言は聞いてないし、もう恥ずかしいったらありゃしない!!
改めて、自分のしゃべくり能力+引き出し能力の低さに凹み、大反省。
笑いが取れる日はまだまだ遠い…。

あ、先週の水俣の出前授業の報告も書かねば!
白菜とママレードとあおさをいただいておきながら、池谷さんすみません 

怒涛の師走

2010-12-17 22:14:31 | 多文化共生
間が空いてしまいました。前から2週間ほどダメ人間になっていたのと、仕事+NPOも手一杯で。
ここ3週間もやっぱり主催講座があったり、別のベトナム人の学習支援教室でパワフルな子どもたちと国語の問題を解いたり、別の学童保育で半袖の子どもと戯れたり、定時制高校で話をしたり、多文化なわかもの+ジルソンで久しぶりに演劇ワークショップを少しやってみたり、就職やバイトで門前払いを受けているという話を聞いたり。

書き出してみると、前回と似たり寄ったりだけど、課題は積もるばかり。
講座のテープ起こしを編集しながら、いろいろ考えさせられている。
講座は来週で終わるけれど、その次へ向けてどう手を打つか。
わかものたちのネットワークもどうしていくのか。
助成金の締め切りが迫ってるーーー。

今日は、浜松でずーっとお世話になってきたセリアさんの葬儀へ。
何度か入院したと聞いていたけれど、いつも「元気よ!大丈夫!!」と言っていたから、こんな悪くなっていたとは…。
ご家族には、学校検診や栄養講座、パントマイムWSの写真を持って行った。彼女の足跡、存在は私の心にもしっかり刻まれているから。忘れない、と。


明後日はNPOの同志の結婚パーティー。来週も講座と出張とイベント続き。
18切符の旅は大阪まで行けるのか??
分身の術が欲しいよぉ~。

写真はコビハで撮ったシコンノボタン。
12月は街角のマンゴーの大木からボトボトとマンゴーが落ちる季節。気分だけ熱帯に逃避行

イベントシーズン+諸々

2010-11-29 22:25:53 | 多文化共生
ご無沙汰してます。風邪をひいたりしながらも生きてます。
前回から、群馬と浜松で話をしたり、主催講座で教科書のリライトに挑戦したり、学習支援教室でベトナム人の小学生と算数をやったり、学童保育の見学で過密な中での子どもたちの遊びに感心したり、ペルー人大学生の進路相談にのったりもした。あちこちで出会いと再会があった。

仕事の間をぬって、実家へ緊急介護に走ったり、畑の芋煮会で高校生たちと芋を剥いたり。
今年も大根は順調。小松菜はカブラハムシが結構ついていたので、せっせと落として退治。夜は菜洗いと菜茹ででアブラムシをふるい落として料理三昧。

11月上旬には名古屋でくまちゃんの墓参りと偲ぶ会で7人+Jr.が集まった。あれから4年。家族が増えた人、家を買った人も。エコリーグつながりで、エコキュートやエネファームの話が出たり、そうかと思えば、先日行った美濃加茂に住んでいる人と在住外国人の話になったり、河村市長リコールの住民投票運動の裏話があったり。めったに会えない同志たちと貴重な時間でした。
そうそう、鉄男の鹿取君が国道の本を出して本屋で平積みになっているという話は一番の衝撃だったわ(笑)。
今回来れなかった方も、来年お会いしましょう~。>同志のみなさま

写真は職場の窓から。紅葉で毎日目の保養させてもらいました。
九州場所が終わると、いよいよ師走ですね…。


わたくし的には7年前の今日に戻りたい~

秋の多文化イベントシーズン

2010-11-11 20:30:21 | 多文化共生
10~11月はイベントシーズンで、多文化イベントも目白押し。
高校進学ガイダンス、「熊が来た、えっ?」江ノ島合宿、高校生支援の講座主催2回、就学支援事業の視察、定時制高校支援事業、外国人学校で栄養講座、エスニック食堂で食事会、ブラジル人の友人の結婚式、外国人無料検診会、美濃加茂・可児市視察、ガイダンス振り返り会、外国人集住都市会議@東京…。

そして今週末は群馬遠征で、その後も多文化講座、カルテ返送、栄養講座、わかもの交流会ふりかえり…とまだまだ続く。課題も収穫もいっぱいあるけれど、書くのが追いつかない~~
その中でも、江ノ島合宿はめっちゃ楽しかった!!イランの話も即興ラップもボートピープルの話も眼からウロコぼろぼろ。多文化なわかものたちにエンパワーされまくり。6ヶ国語で歌うHappy Birthdayなんて、そうは聞けないと思う~。

浜松では、リーマンショックも一息ついてブラジル人は3割+αが帰国(一部は国内転居?)。ガイダンスも検診会も、今回はブラジル、ペルーの選挙やフィリピンのイベントが重なったことも参加者減に影響していると思うが、参加者層がずいぶんと変わったように思う。
一方で、フィリピン人の急増など新たなニーズも生じており、多文化共生もターニングポイントを迎えているのかな、とも思う。

10年目の集住都市会議は、副大臣も市長も「現場」から遠いというか、ズレを感じた会議だった。政権がアレなので「2期8年を待ってくれ」と連呼されても、ねぇ…。会議後に思いがけず関係者から話が聞けたのは面白かったし、勉強になったけれども。
さて、来年度は何をどう仕掛けていこうか。秋は来年度の仕込みどころでもある。

多言語と格闘中

2010-09-17 23:57:47 | 多文化共生
連休はアフロ・ブラジルのキャンプでダンス&パーカッション&カポエイラ三昧の予定♪
2007年にも来日したホザンジェラ・シルベストレが来日中で、昨日のオリシャのクラス@杉並ではイエマンジャ(海の女神)とオショッシ(森と狩りの神)をやった。

仕事は先週から新たな講座が始まった。40人近い参加者にあっぷあっぷしながらも、新しい縁がつくれそうなことにワクワク。初めての試みだけれど、満を持して始めた講座に予想のほぼ2倍の人が集まって、ニーズの高まりを感じている。
「正解」は誰も持っていないし、日々手探りだけれど、来年以降の布石となる可能性大なので、参加者同士のネットワークも深めていきたい。

今日は在宅仕事で、多言語の翻訳部分を整理・抽出する作業。中国語は漢字から推測がつくけれど、タガログ語は難しい~。edukasyon 教育とかestudyante 生徒とか、なんとなくわかるものもあるけれど。
オリジナルの日本語も昨年大幅に改善し、さらに手をいれて編集。より当事者のニーズと語学力に配慮して作っている。

県教委もかなり丁寧に協力しているのだが、役所の「正確に漏らさず伝えなくては」という対応は、初心者にとっては「複雑で冗長」になりすぎて、かえって大事な部分が埋もれてしまいがち。正確さとシンプルさの配分、語句の使い方、言い回し、順番など、あれこれ考えながら原稿をいじっている。

翻訳に回す時間を考えるとタイムリミットなのだが、伝えたい情報と、知りたい情報がきちんと盛り込まれて、わかりやすい情報提供にしていくには、いろんな配慮がいるのだなぁ~と改めて感じている。
こういう細かい編集作業は結構好きなので、いつかそのノウハウをまとめて報告できれば、と思う。

多文化共生社会のネットワーキング

2010-08-22 21:37:04 | 多文化共生
昨日は三重のNPO愛伝舎が主催の会議で名古屋へ。
文科省からは、中川正春副大臣、阿蘇隆之大臣官房国際課企画調整課長が出席し、5月に発表された「『定住外国人の子どもの教育等に関する政策懇談会』の意見を踏まえた文部科学省の政策のポイント」について説明があった。
政策懇談会には委員を通じて私も意見を送ったが、現場の意見がかなり反映されていて、これまでの対処療法的な施策と違って、本質的な内容が盛り込まれた画期的な内容になっている。

副大臣、課長の説明や意見交換では「人権の視点に基づいて」という言葉に始まり、真摯な対応が印象的だった。
「これらの施策はまだ概算要求の段階で、これらの政策を支持する声が広がることが、政策実現の後押しになるので、みなさん一緒にがんばっていきましょう!」という副大臣の言葉にびっくり。おおー。
まぁ、それだけ省庁内や議員の反発も大きいのでないかと思う。

意見交換では、ガイダンス主催者交流会で話題になった「外国人特別枠」について、この5年間で特別枠が新たに設置された自治体がないので、文科省からも「特別枠」の設置を自治体に働きかけてほしい、と発言してきた。

後半は活動発表や交流会があったが、鈴鹿市教育委員会の発表がインパクト大!!
―鈴鹿市は20万人都市で、外国人人口は4.5~5%(浜松市は3.5~4%)。国際人権規約A規約に基づいて、子どもの教育に取り組んでいる。これは外国人だけの問題でなくて、市全体の問題であり、人権の視点にたって「より深く、より全体的に、より総合的に」取り組むべきである。
グローバル化による外国人の増加や情報化・国際化は将来の日本の姿であり、鈴鹿市は25~40年先を経験している。在住外国人は産業を支える労働力というだけでなく、異文化の接点である。多国籍・異文化の子どもたちは、将来のパートナーであり、小さい頃から同じ学校で共に学びあう環境にいる。手間隙はかかるけれども、これは鈴鹿市の「強み」でもある。―

「人権」を連呼しながら「インクルーシブな教育を目指すことが、多文化社会の実現につながる」という理念を熱く語る教育長の姿に、あ~なんでこうも違うんだろう…と。関西の“人権感覚”とのギャップはどうやったら埋められるんだろう。
転校手続きが面倒だからと退学扱いにしてしまう自治体の教員に聞かせたい…。
来年の助成金が取れたら、ぜひ浜松に呼びたい!と思ったのでした。