気分は南米?~多文化&SDGs日記

四国を経て、浜松に三度漂着したかっぱの近況

小松菜とカブと大根

2011-02-27 16:50:37 | 
今日の畑は、最近の雨と暖かさでワケギが復活!していたが、赤大根は何度かあった寒波(近所では7mmの氷が張ったとか)でほぼ全滅。
小松菜とカブの花芽が出始めてしまい、小さいままで収穫。師匠は2cm以下のちびカブたちを見て「肥料が足りん」。え~、かなり鶏ふんを入れたつもりだったのに、まだ足りないのかー。
まぁ、昨年のカブは虫食い+他人に抜かれて全滅、小松菜は大きくならないまま気がついたら花畑になっていた(爆)のに比べたら、菜物としては少ないけれど収穫できただけ進歩はしたかな。

小松菜の葉っぱはギザギザの食べ跡が。虫なら丸くなるのに誰だ?畑の先輩に聞いたら、ヒヨドリでないか?と。キャベツやブロッコリーも喰われるとのこと。むー。

この秋シーズンは大根、赤大根、ホウレンソウ、小松菜を蒔いて、ワケギ、ニンジン、カブを植えた。ホウレンソウは石灰が足りなかったのか小さいまま。ニンジンは水と温度が足りなくて5cm以上にはならず。

今日見た鳥。ゴイサギ(若)、キジバト、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ジョウビタキ♂、ツグミ、エナガ、シジュウカラ、メジロ、アオジ♀♂、カワラヒワ、ハシブトガラス。
見た生き物を図鑑で調べる至福のひととき。でも、この後は大量の野菜洗いと茹で仕事が待っている~~

映像ワークショップ2011

2011-02-12 22:26:57 | 多文化共生
先週末は5日、6日と外国人高校生、大学生たちと映像づくりワークショップを開催した。
名古屋や三重でやっている小島さんのメソッドで、Windowsに標準装備されているムービーメーカーで写真をつないでナレーションと組み合わせていくというもの。

多文化わかもののイベントは、いつも「誰が来るのか当日までわからない」のが悩みの種だけれど、今回は1日目は4人(+2人)、2日目も別の3人+前日の1人が集まった。
日本人のサポーターとペアを組んで、まずはインタビューで相手のエピソードを引き出す作業。ここで、どんなパートナーが組めるかで、引き出すストーリーも違ってくる。初顔合わせの場合は、どんな化学反応を起こすか、こちらもドキドキしながら2人を組んでいく。
それから、5枚の紙芝居であらすじを組み立て、さらに15枚の絵コンテで絵とナレーションを作りこんでいく作業を行った。

私は進行役で、みんなが退屈しないように、でも集中してじっくり話せるように、会場の雰囲気づくりや、各組のストーリーの共有に眼を配った。
今回は話の引き出し手とその組み合わせが上手く行ったこと、2日目は2004年の「私のルーツ、私の希望」を何度も見てきた2人が参加して、自分のストーリーを既に練って臨んだこともあって、ストーリーの組み立ても早かった。

1日目はフィリピン、ブラジル、インドネシアのわかものたちのそれぞれのエピソードが、2日目は、日本育ちのブラジル人高校生と大学生3人のライフヒストリーが見えてきた。
2日目は大学生のお母さんも参加して、旦那の祖父の妹にあたる95歳の沖縄のおばあのストーリーが圧巻だった。ブラジル移民の歴史を巡る長い話は2分半にまとまるのか?!「ハルとナツ」以上のドラマかも。人に歴史あり!だなぁ~と。

2004年の映像づくりは本当に大変で少々トラウマにもなっていたけれど、6年を経て再度取り組んでみて、手ごたえがいっぱいあった。
多文化な彼らならではのストーリーは、心の底にある思いや、背景や考え方も見えてきた。これも、ぜひまた多くの人たちと共有していけたらいいなぁ~と夢が膨らむ。
やっぱり多文化な子たちの存在は日本社会の宝だと思うし、そうしていかなきゃ、もったいない!!と思う。

3月には別事業で映像WSをやるので、そこで今回の作品が見せられるように、なんとか完成させたい。関係者のみなさま、よろしくお願いします。

アイガモを食べた

2011-02-11 22:04:07 | 
1週間経ってしまったけれど、記録として。

レバー、ハツ、砂肝:カレー味に炒めて、おつまみに。
ガラ1+水かき:ネギ、ショウガと煮込んでスープを取った。(写真)
ガラ2+手羽:脂を取ってサムゲタン風スープに。
ムネ肉1:鴨鍋と洋風スープに。
ムネ肉2+モモ肉:ローストしてオレンジソース和えに。

1週間たっぷり楽しんた。
赤身は味わいと歯ごたえがあって、ブロイラーの鶏肉とは全然違う。腰と首の厚い脂身を処分した以外は、ガラもできるだけ肉を削いで食べた。
ごちそうさまでした!!

しかし、諸々調理するには鍋が小さすぎて、思い切ってビタクラフトの鍋鉄フライパンを購入~。
今日、両手鍋を初使いしたら、火の通りがよくて、野菜が甘くて旨い!嫁に行かない嫁入り道具だけど、長く使って料理を楽しもう♪

いろいろ、もろもろ報告書

2011-02-02 23:08:17 | 多文化共生
年度末は報告書のシーズン。昨年の夏の全国交流会に、秋の高校生支援のための講座に、メインの仕事の2年分の報告書もある。

交流会の報告書はビデオを見直しながら、参加者の発言を追った。主催者で走り回っていたから、今ごろ「こんな話をしていたのね」ということも多々。
いやぁ、熱いっす!参加者の思いとパワーがビデオでもひしひしと伝わってきた。文字にしてどこまで伝わるか?だけど、この思いはできる限りライブで伝えたいと思った。
パーソナルな話も多くて、これを公開していいのかな?と迷いつつ、でもAとかBとか匿名の話にしてしまうと、そのパワーが削がれる気がして、敢えて名前を出すことにこだわった。 ←本人たちに一応了承は取った。

今回は集まる、共有することが主で、社会へ向けての提言や発信までは至らなかったけれど、今後は少しずつ、彼ら自身の手によって、みんなのエネルギーを社会を変える力にしていけるといいな、と思う。

もう一つ、秋の報告書は講座の講演録で長い、長い!8回分もあるのでテープ起こしされた原稿に眼を通すだけで大変だけど、とても勉強になり、いい講師を呼んだなぁ~と改めて感謝している。
グループワークまでは収録してないけれど、ディスカッションも情報共有やネットワークづくりの上では有意義だったと思う。
そこから次の一歩が踏み出せていないのが、課題なんだけれども。
今日は3万字、A4で20ページ分を一気に編集したので、眼がショボショボ~(*_*)。

この2つはテープ起こしをぽけっと工房に依頼したところ、障害や難病を持つワーカーさんから「内容がとても面白かった」というコメントもいただき、なかなか家から出にくい方たちに外国ルーツのわかものたちの現状を知ってもらうきっかけになったことも、思わぬ副産物だった。

そして、2年間のプロジェクトの成果報告書はまだ手がつけられていないが、「いい仕事をした」と胸を張れるものにしたい。
愛媛の報告書は最後が自分の手を離れて不本意なものになってしまったので、今度はちゃんと見届けなくてはと思う。
あと一山、超える山があるけれども

ちなみに、自分の発言も聞いたけれど、酷い日本語で主語と述語が合ってない支離滅裂さに、早口で聞き取りにくいし、人の発言は聞いてないし、もう恥ずかしいったらありゃしない!!
改めて、自分のしゃべくり能力+引き出し能力の低さに凹み、大反省。
笑いが取れる日はまだまだ遠い…。

あ、先週の水俣の出前授業の報告も書かねば!
白菜とママレードとあおさをいただいておきながら、池谷さんすみません