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気分は南米?~多文化&SDGs日記

四国を経て、浜松に三度漂着したかっぱの近況

3年越しの枝豆

2019-07-16 22:31:13 | 
ここ2年少雨で全く実がならなかった畑の枝豆、今年は豊作でうまーい!!!
一昨日は同世代のの専業農家で買ってきたトウモロコシ(ゴールドラッシュ)、昨日は「外来種をとって食べる」でバス、ギル、ウシガエルにコイ、アカミミガメと食三昧な連休でした。浜松のめぐみに乾杯!

昆虫いろいろ食べてみた

2017-10-16 00:44:16 | 
今日は「とってたべる」のバッタ会…の予定が雨で、楽しみにしていた捕獲編は中止 調理編のみに。

私は近所の里山で採り貯めたイナゴに、柴栗、マコモダケ、畑の空芯菜を持参。
食通T先生がヌタウナギ(魚に非ず)を持参。主催のNさんが、購入したツムギアリ、フタホシコウロギ、アルゼンチンモリゴキブリ、ジャイアントミールワーム(ゴミムシダマシ)を持って来て、みんなで料理して食べた。
タガメ(輸入品)の内臓の青リンゴの香りが衝撃的!!ゴツい見た目に似合わない、爽やかな初恋のかほり


イナゴは祖母が作った佃煮を子どもの頃から食べていたので、抵抗なし。パリパリしていて美味しい!!
ヌタウナギは皮がコラーゲンたっぷりで、昆布をくたくたにした煮物みたいで何度もおかわりしてしまいました。

基本、節足動物はエビ!と暗示をかければ、だいたいは行けます。
アリの子は魚卵みたいなものでクリーミー。アリの子寒天を作ったけれど、入れすぎて子どもには若干不評でした

まさか苦手のGを食べることになるとは思わなかったけど、アルゼンチンモリさんはサツマGぽくて動きはノソノソ系、姿はダンゴムシなので、何とか許容範囲でした。
てか、ピザでチーズが載っているので、直視せずに口に入れました(何の修行?)。しげしげ眺めて味わっている参加者のみなさんには脱帽です。



詳しいレポはこちら。→ 【いろいろな昆虫(他)を料理して食べる】を開催しました。

獲ったり食べたり、刈ったり転がしたり

2017-07-25 22:25:52 | 
22日は外来種イベントの主催。ウシガエルを釣って、捌いてソテーにして食べた。
湖畔を通りすがる方と「うわ!カエル、でかっ!!」「これが食用ガエル?!」「ええ!食べるの?これ??」とか見せたり話したりできたのが収穫。「外来種?駆除してるの?」と言う人もいた。


解体ショーでは子どもの反応の変化が面白かった。
カエルはタラとかホタテとか白味の魚の味だね。あっという間に完食。
アカミミガメのドテ煮も美味しかった!

東京からウシガエルの専門家が参加して、しおりのような乾燥標本を何枚も持ってきたのが衝撃。あんなん図鑑から出てきたら驚くわ―


23日午前は近所で里山整備。20㎝だったカラスザンショウが1年半で3m近くになり、タマムシやノウサギなど多様な生き物が生息するように。しかし、畑は水不足で野菜のでき悪し。

午後は久留女木の棚田で草刈の手伝い+「ころがし」(八反鍬)という農具を使って田んぼの草取り&ガス抜き。

愛媛大の農場でちょっとばかし使ったけれど、田んぼの中で何度もよろけては「おっとっとっとー」「あわわわわ!を連発。
田んぼの中にはトノサマガエル、ヌマガエルにアマガエルのちっちゃいのがたくさんショウリョウバッタにミヤマアカネも
ミヤマアカネ、県によっては絶滅危惧種で「最も美しいアカネ」とも!翅の斑が印象的。

そして、どっさり農作物をいただいて帰りました。夜は疲れてバタンキュー! 獲ったり食べたり、刈ったり抜いたり切ったり、いろいろお腹いっぱいの週末でした。

農繁期&梅シーズン突入

2017-06-09 21:47:04 | 
先週末は上の姉が初めて浜松来訪。上の甥っ子も一緒。
10数年ぶり?に楽器博物館で各国の楽器を堪能。音楽療法の仕事をしている姉は「叩きたい!」「音出したい~と悶えまくっていた。 

私は風土や文化が反映される楽器のモチーフとなった動物に目が行く。民俗学的な蘊蓄も案内があれば面白いのに~~と思いながら、3時間かけて楽しんだ。




お!これはキバラガメっぽい。てことはアカミミガメでも楽器が作れるかも?!

その後、3年ぶりに路上演劇祭@砂山銀座→中田島砂丘→京懐石かわかみ、のはしご。
路上演劇祭は「浜キャラ」の最後と、アルスノヴァと里見のぞみさんを見て、ジルソンは挨拶だけ。
砂丘は砂山の出店で買った笊をかぶって散策して、座って海を眺めてたら、ザックの中がじゃりじゃりに。しかし、数多の観光客も防潮堤は眼中にない様子


日曜日は、椎の木谷で梅とジャガイモ収穫→避難5年目の飯舘村を描いた「奪われた村」映画上映会→畑へ戻って種まき直し。今年は雨が少なくて超不作+水汲み往復しまくり
飯舘村の避難民の「とって食べることができなくなった」という発言が心に残る。飯舘では山里の幸を「とって食べる」が日常であり、生活手段だった。
それが突然奪われた。今の自分の生活と被る…。

そして、今日に至るまで毎晩、梅仕事。
今年は、梅酒(ブランデー)1.5kg、梅サワー1.5kg、梅ジュース2kg、梅味噌2kgを仕込み、梅干しと梅ジャムはこれから。梅エキスは今すりおろし中。

定時制高校のキャリア支援とか、貧困勉強会における憲法第25条とか、書きたいことが追い付かない~~~。
明日は棚田で田植え、明後日は里山の草刈りとカメ罠設置と憲法カフェ。

里山と棚田で農作業のハシゴ

2017-05-15 21:14:18 | 
日曜日は里山活動日、森づくりの間伐と草刈り、畑作業(朝鮮かぼちゃ、和綿、ニンジンはなんとか発芽したが、豆類が壊滅?)。
午後は久留女木の棚田で復田作業をちょこっとだけお手伝い。畦を固めて畦波を入れる作業を初めて体験。

これから農繁期で、里山でも棚田でも、助っ人大募集中。活動してみたい人はぜひ一緒にやってみませんか~?
久留女木竜宮小僧の会 

鹿ロースとオレンジとワインと

2017-02-20 18:55:06 | 
五島にいる同志が作っている鹿ロースを、知人からもらったオレンジでソースをつくって、夏の間にどっさり採れて冷凍していたモロヘイヤを解凍して付け合せて、なんちゃってディナー。

鹿を美味しく食べること、消費することが、島の生態系を守り、島の経済にも貢献できるとよいのだけれど、儲かるには程とおく…という状況らしい。
でも、手間と愛情をかけているだけあって、彼女が捕まえて加工したイノシカ製品はホントに美味しい。料理は苦手だけれど、少しでも美味しく食べないともったいなくて。オレンジソースが多すぎ!になってしまったけど、それはご愛嬌

ぜひ、リンク先も読んでほしいです。
自遊館 島で生まれ育った野生のイノチをいただきます

豊橋でブリ大会~農&食三昧な週末

2016-12-18 12:07:11 | 
プロ漁師が一本釣りで獲った対馬のブリ。ぶりぶり太ってます

3週間前は、地元の里山活動日→鹿を捌いて食べる会、
先々週は、三ヶ日の友人の実家でミカン切りの援農→憲法カフェ、
先週は、棚田の収穫祭の助っ人で猪鍋を作り、
昨日は、畑で大根とビーツと里芋を収穫して、豊橋のNPOで石釜ピザとブリ料理を作り、
今日は、表浜のビーチクリーンに参加して、名古屋の「あどぼの学校」に向かうところ。

「TOKIOみたい」と言われたけど、確かに農と食な週末三昧ですな


ブリの胃袋は空っぽで。サワラにはイワシが入っていた。
ちなみに、鹿の解体では、第1胃袋は草とドングリでぱんぱん、内側はタオルそっくり、第2胃は蜂の巣、第3胃はひだひだの千枚、第4胃は食べないので開けませんでした。


ブリとサワラの切り身。タマネギ、コリアンダー、レモン汁で和えたセビッチェが美味しかった


和食のプロの盛り付け!美しい~~。


調理部隊。私は下っ端の手伝いだけど、技術をかぶりつきで見られて役得!

一本釣りのブリ、新鮮で丁寧に血抜きされていて、主催の田中さんいわく「牛みたいに反芻したいぐらい」美味しかった!!
こういった獲る・採る、調理する、食べる、という人の根源をなす活動を、ESDやSDGsにも絡めて展開していきたいと画策中。

走ってバッタを追いかけた

2016-10-24 22:19:55 | 
昨日は「とって食べる」のバッタ編(ばったもん、にあらず)。
天竜川の河原でトノサマバッタを追いかけて走る走る!
いい歳こいた大人が全力疾走するなんて、日常でありえないけれど、我を忘れて走った走った!連携プレーで大きなバッタを捕まえた時の達成感といったら!!
子どもをダシ?に大人が目いっぱい楽しんじゃうのが「とって食べる」の醍醐味。

調理編では捕り貯めたイナゴに購入したイナゴを足して佃煮を作った。祖母の佃煮は黒かったけれど、初めて作ったのは蝦色でパリパリしたイナゴの「炒り煮」?! 硬い後肢を外せば見た目もエビっぽい。70代以上の人たちには懐かしい味というのも納得。
イナゴをぽりぽり食べつつも、トノサマバッタを恐る恐る食べていたら夏目夫妻に「なんで躊躇する~~?」と笑われた。だってバッタは大きくて、いかにも「虫なんだもの~~

夏目さんが入手したクロスズメバチの養殖巣の、煙幕で気絶→巣の解体→ハチの子・さなぎ・成虫の調理も、ドキドキワクワク。
昆虫食は「昆虫である」という意識をいかに手放すかがカギですな。
昆虫→節足動物甲殻類エビカニという呪文をかけて食べると。
ハチの子はかなり濃厚で美味しかった!!カロリーも高そう!

バッタ会の詳しいレポはこちら。→ 捕獲編 調理編

今頃気付いたのは、聖書や「大草原の小さな家」に出てくる蝗(イナゴ)トノサマバッタの群生相で、日本のイナゴは水田まわりに大量にいる身近なバッタなので誤訳?されたということ。イナゴは「食いつくして移動する」バッタではないのに~~。
トノサマバッタの群生相は、日本では1986年に馬毛島で記録されたのが唯一、と山根先生の授業でやったことを思い出した。学生時代にはバッタの解剖もやったなぁ。

で、久々に全力疾走して、間違いなく月曜日は筋肉痛で死んでる!と思ったけど、びっくりするほど何ともなかった。土曜日に踊った(+踊るために若干準備した)ことで、気持ちよく走れたのかな。2日間めいっぱい遊び倒した割には、ハチの子効果もあってか?!元気な月曜日でした。

田植え~梅仕事2016

2016-06-19 23:12:18 | 
昨日は椎ノ木谷で下草刈り→久留女木の田んぼで田植え、の田ブルヘッダー。夕陽に映える水の入った棚田の美しいこと!!(写真は農村写真家の鈴木一記さん)

今日は朝からアカミミガメの捕獲→試食。「外来種を食べる」今年もやりますよ!


梅仕事もようやく一段落。今年は梅ジャム、梅酒(ブランデーベース)、梅味噌、梅干、梅サワー、甘いカリカリ梅を仕込んだ。梅ジュース用の梅はまだ冷凍庫。
肉体派な週末でヘロヘロです~~。

新茶の茶摘み→紅茶づくり

2016-05-03 21:34:41 | 

4月29日は、龍山村のNPOオイコスの茶畑で新茶の茶摘み。
浜松に住んで15年目になるけど、茶摘みは初めて。

茶農家も担い手の高齢化、茶価の下落で放棄畑が増えている。ここも住人は3世帯。放棄から3年かけて復活した茶畑の初の摘み取りとのこと。

色々お茶の薀蓄や龍山村の話を伺いながら、爽やかな谷間の畑で半日茶葉を摘み、午後は製茶工場の見学。


これだけの新茶をいただいてきました。見よ!この鮮やかな葉を。


新茶と柿の葉と藤の花の天ぷらを作ってみました。

この時期限定の山の恵みに乾杯!贅沢な食卓だ~


茶葉は一晩乾かしたら重量が4割減に。


20分ほど揉み揉みして、


20秒だけ蒸気に当てて、発酵3時間。紅茶の香りと青臭さが半々。


120℃のオーブンに10分入れて発酵を止めたところ。


香りは少ないけど、仄かに甘くて爽やかなファーストフラッシュになりました!(*^^*)
300gの生葉から、75gの紅茶ができた


美味しい和紅茶というと、水俣の天の紅茶。ほのかに甘くて香りも優しい、あんな紅茶がつくってみたい~。
ああ、ものづくり楽しい ハマってしまいそう。