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気分は南米?~多文化&SDGs日記

四国を経て、浜松に三度漂着したかっぱの近況

外来種をとって食べてみた

2015-08-23 22:20:39 | 
「とって食べる」外来種編は、朝7時から某所でウシガエル釣りをすることからスタート。入れ食いだった先日と違い、今日はカエルはいっぱいいるのに、食いつかないし引っかからない。
1時間半でなんとか3匹捕まえて、バス捕獲作戦に合流。40cm級のバス2匹と20cm級2匹、ブルーギル、アメリカザリガニを捕まえて、公民館の調理室へ。

カエルは氷漬けで冬眠状態にしたものを解体。血も出ないし、本人も気づかぬうちに昇天?ハサミでチョキチョキしてたら「本職は何?」と聞かれたけど、毎年合鴨で鍛えた成果です~。
温まると内臓を取っても跳ねるというので、私もテンパっていて気付かなかったけれど、後から写真を見ると、眺めている子どもたちの真剣なまなざしと表情がすばらしい!
初めは「キモっ!」「うわぁ~~」とか言ってた子どもたちが、見ている側からだんたん自分でハサミを握ったり、調理に参加していくという変化も面白かった。

切り分けたウシガエルの肉に塩をかけたら、お皿の上で一斉にピクピク踊りだしたのはビックリ!ナトリウムに筋肉が反応したのだろうけど、仰天ホラーな光景だった

でも、合鴨よりずっと楽だし、最終的には美味しくいただきました
バスはスズキのようなムニエル、ギルは南蛮漬け、ザリガニは食べるところが少ないロブスター、カエルは弾力のある白身肉で、臭みもないし、どれも好評&完食でした。


浜松ではザリガニが減少傾向で、バスも一網打尽にしてしまったので、近所での調達は難しくなった。ウシガエルはまだまだいるし、アカミミガメもどっさりいるので、今後も「外来種を食べる」は追求していきたい。

この企画は他県の実践を聞いて、「浜松でもやりたい!」とずっと温めてきたもの。今回、Nさんが「とって食べる」プログラムに外来種編を作ってくださり、2年前に別企画で協働した団体の方たちも全面的に協力してくださって、やっと念願がかないました!
関係者のみなさん、どうもありがとうございました。ぜひ続編もやりましょう!!

関連レポート
→ 大人の自由研究
→ 【外来種をとって食べる】①捕獲編
→ 【外来種をとって食べる】②料理編

動画:【昆虫食倶楽部】とって食べる。第二回 外来種をとって食べる。


セミをとって食べてみた

2015-08-10 01:00:31 | 
土曜日は昆虫食倶楽部の「とって食べる」のセミ会へ。
No Sabado, participei do evento que comem insetos. Nós pegamos 80 cigarras (Abura zemi e Kuma zemi). Fervemos e cozinhamos cigarras fritas e comemos.
Os sabores e sensação na boca são como casca de camarão.


アブラゼミとクマゼミが80匹ほど獲れて、丸ごと茹でてからフライに。
昆虫はエビカニと類縁と思えば気にならない!
…と言いつつ、内心おっかなびっくりで口に入れました。
子どもたちの方が積極的にパリポリ食べてました。

食感、味共にエビの頭を食べている感じ。
タンパク源というより、キチン質?
オス、メス分けてみたら、やっぱりメスの方が身がある感じ。

セミマヨも好評だったけど、セミタルは食べ損ねた!
佐鳴湖のテナガエビもあって、これは普通に美味しかった。

詳しいレポは「とって食べる」サイト → セミをとって食べる①(昼の部のご報告)
      → セミマヨのレシピ

動画もあります!ほのぼの系?
【昆虫食倶楽部】とって食べる。第一回 セミをとって食べる。



カエル釣り

2015-08-03 23:25:11 | 
昨日は「外来種を食べよう」のネタを探しに、佐鳴湖東岸でウシガエル捕獲作戦。
低音の楽器の音合わせ?のごとく、ぶぉぉ~ぶぉぉ~響いていました。時々間抜けな音もしていたのは、若いカエルか??


釣竿に糸つけて試行錯誤した結果、セミのルアーで湧くようにウシガエルが出てきた!
でっかいカエルがビタンビタンと跳ねて暴れるので、釣る人+タモ網2人の連携プレー、めっちゃ楽しい~~~
大人だけだったら超怪しかったけれど、Sさんが子連れで来たので、夏休みの活動っぽく見えて、通りすがりの人たちにも「何捕まえてるの~?」と声をかけられた。

1時間ほどで7匹捕獲。アイスボックスに入れ、Nさん家で捌いてみたとのこと。→ 【閲覧注意】ウシガエルをとって食べてみました
こちらのブログにもレポが。ほのぼの系。→ 夏休みの麦わら帽子 

まだまだカエルは大量にいるので、なんぼでも捕れそう!
あ、むやみな殺生をするのでなくて、ウシガエルは特定外来生物なので、生態系に影響大の生き物ならば、食べることで有効活用&駆除できないかな?というもの。
3年越しに暖めてきた企画が実践できそう。

農産物との格闘~梅仕事2015~

2015-06-25 22:34:37 | 
昨年6月は丸々留守していて、できなかった梅仕事。今年はいただいた梅に、畑のビーツやニンジン、ジャガイモ(レッドアンデス)の収穫も重なって、仕事から帰ると毎日何かを洗って剥いたり漬けたり。休日も農作業+台所仕事に追われている。
半農半Xとかスローライフというほど優雅ではなく、部屋も泥やら塩まみれの土間状態で、嬉しい悲鳴の日々。食べきれない収穫物は職場に持っていっておすそわけに物々交換。

今年作った梅関係のもの。
梅ジャム、梅味噌、梅サワー、梅干し、紫蘇ジュース。梅と紫蘇はすべて地元産。


今年は梅ジャムに初挑戦!


私にとって梅ジャムは、信州の祖母が毎年送ってくれた甘酸っぱ~い思い出。
その思い出を再現すべく挑戦してみたが、うっかり夕食前に作り始めてしまい、日中のハードな里山作業でヘロヘロな疲労と空腹で半泣きになりながら鍋をかきまぜた。



なんとか無事、美味しいジャムができたが、こんなに手間がかかるものを毎年送ってくれていたのか!と亡くなった祖母に今頃感謝
来年は、空腹じゃない時にやってみよう。

アイガモ大会2015

2015-02-11 09:22:53 | 
今年のアイガモ大会は1月24日にTさん邸で開催。
大人9名、子ども5名参加して、10羽を捌きました。

今年は手が多くて、ベテラン元猟師(!)もいて、さくさく作業が捗り、おやつは石窯と炭火焼きのパン。天気もよくて、日没前に余裕で終了!



今年は太っているのと肉付きが悪いのがいたけれど、カモ社会にも順列があるのか?それとも雌雄の違い?
毎年捌くのに一杯で、雄雌わからなくなってしまう(←羽根がなくなると識別不能)。

今年はできるだけ苦しめないよう、暴れないよう、逝かせることができたかな。
まだ手に感触残っているけれど、感謝を込めて美味しくいただきました。



家で解体して、砂ずりは薄くスライスして、レモン醤油で鴨刺し。レバーとハツはカレー味でソテーに。ウマ~!

ガラスープは獣臭を飛ばすために、生姜とネギを多めに入れてふつふつと。このスープは鶏ガラとは段違いに美味い(参加者の家では子どもたちにも大人気とのこと)
ガラについた肉は丁寧にこそいで鴨雑炊に。余ったスープは製氷皿で凍らせて冷凍庫へ。


ロース、手羽、モモは冷蔵庫で1週間ほど寝かせて、肉が柔らかくなってから食べます。
うちは恵方巻を食べる習慣はないので、2月3日に手羽とモモを焼いた。

昨年同様タンドリーチキンのソース(レシピはここを参考)に、今年は塩麹を入れてみた。
手羽は焼くと皮と腱が縮んで食べにくいので、曲がる部分の内側に切れ目をを入れた。

が、やっぱり筋が固くて「肉に喰らいついて噛み切る」いかにも肉食!な食べ方になり、口周りはソースでベタベタに…
優雅に食べられなくてゴメン、なのでした。

うーん、もうちょっと置いた方が良いのか、焼き方の問題なのか。オーブンレンジは出力が弱いので、フライパンで焼いたんだけど。手羽は食べるところが少ないので、スープにした方がよさそう。


一番美味しい胸肉は、2週間後にタンドリーチキンのローストでいただきました。
これは柔らかくてジューシーで美味しかった アイガモさん、ありがとう。



あ、↑は写真用。ブロッコリーはこの3倍食べましたw

今回のアイガモ大会、参加者募集したら4時間で定員に!
さらに「参加したかったよ~!」という人も多数。来年参加したい人は、早めに宣言してね。

15年?ぶりの生態学会~自分の今後の関わりは?

2013-03-08 22:19:39 | 
生物学がらみの仕事を離れても、未練たらたら?でずっと所属してきた日本生態学会。今年は地元開催なので休みを取って久々に行ってきたが、実に楽しかった~~!!!

発表は、動物/植物を問わず、保全に教育に生物多様性に田んぼ・里山、自然復元、外来種、様々な分野を見て歩いた。
内容についていけるか?と心配したけれど、生態学は「生理学や遺伝学に比べると、10年経っても大して変わらない」と先生が言っていたとおりだった。さすがに、プレゼン方法は格段に進歩していたが。

大学時代にお世話になった先生方にも10数年ぶりに再会。当時生まれた子どもが大学生と聞いてびっくり。助教授だったS先生は見た目は全然変わらなくても還暦だし…。
15年前に調査した静岡空港のオオタカ営巣地のその後や「在来種を使った植生復元」についても、一緒に仕事をした先生方に詳しく聞くことができた。
一般向けの観察会で使えそうなネタもいろいろ収集。

自由集会は「静岡県の農村に見る内なる生物多様性」へ。伝統的茶業による生物多様性の保全、在来作物の民俗文化的な価値や、環境社会学的な分析がかなり興味深く、日鷹先生の言う「内なる生物多様性」の意味がやっと腑に落ちた。

懇親会では、学生たちと奄美のカエルの話やらトカラのハブやセミの話やら、久々に「生き物話」で盛り上がった。いや~~同志がたくさんいて嬉しかったぁぁ♪♪
書籍販売コーナーはトラップだった…。図鑑を買いまくり、メダイチドリのカバンに手ぬぐいに、札束飛びまくり。


私は10年ぐらい前までは植物生態学を専門にやってきたけれど、研究者にはなれなかったし、元々研究者を目指していたわけではない。
自然保護を実践するための「生態学」を学びたかったし、生物学を学んでいく過程で、いろんな生物の生態、分類、進化の面白さを学んだ。必要にせまられて保全生態学も学んだ。

現在の自分の方向性としては、生態学や自然誌のわかるナチュラリストや、生物多様性を保全するために生物種をきちんと同定できるパラタキソノミスト(静岡県では絶滅危惧?)を増やしていきたいし、自分もそうなれるよう修行中。
環境教育で自然体験をやる団体は結構あるけれど、こういう切り口で取り組むところは少ないように思う。

また「内なる生物多様性」で、農林水産業に絡む生物多様性、例えば地域固有の「在来作物」の保全は、属人的な技術・生業と不可分であり、ジーンバンクで種子を保全するだけでは不十分、という話は衝撃的だった。
種とりの技術、焼畑などの栽培方法、食文化や行事と密接に結びついた活用法といったものは、地域限定的に伝わるものなので、栽培する人がいなくなったり、活用する場がなくなると簡単に絶滅しやすい。つまり、種子だけでなくて、付随する技術・文化もセットで保全していく必要がある、ということ。

そういった「生物多様性+文化財的な地域資源」のある集落は、多くの場合、過疎高齢化や限界集落の問題も抱えている。こうなると生態学の枠組みだけでは解決不能で、農学や民俗学をはじめ、多様な分野と絡めながら保全に取り組む必要がある。

生物学、生態学を踏まえつつ、様々な分野をつないでいく役目、そのあたりが自分のできることかな~と。
テントと食料を担いで離島だ!熱帯だ!とフィールドに出るという夢をずーっと持ち続けけてきたけれど、現実的には市民・里山・中山間地を結びながら、細々取り組めればいいなぁ~と思った学会だった。

アイガモ大会2013~鴨の解体方法

2013-01-12 23:13:00 | 
今年もやってきました。アイガモシーズン。
今回はやりたい人を募って、大人6人、子ども5人が参加。あ、子どもと言っても、中学生1名が大活躍!なんとか日没までに9羽を〆た。

今年も〆るのには大苦戦。しかし、毟るのはお湯をどんどん沸かして、温度をしっかり熱くして80℃ぐらいで作業することで、きれいに羽根を取ることができた。無理やり毟ると皮がめくれてしまうので、何度か小分けにしてやるとよい。

さて、解体方法。包丁(できれば出刃)とキッチンバサミを準備。
まずは胸骨に沿って包丁を入れる。(写真はクリックすると大きくなります)


板状になっている骨に沿って、肉を削ぐ。(厚みは1.5cmぐらい)


左右2枚とれます。これが一番大きな胸肉。


次に脚を開いて外します。


開脚すると関節がポキっと折れるので、そこの間に包丁を入れると簡単に外れます。


左右2本とれます。関節を折って足を外します。足はいいスープが取れるので捨てません!


同じ要領で手羽も2枚外します。


次に、ハサミで胸骨を外します。横(脇)は肋骨をハサミで切り開きます。
すぐ下に見えているのは肝臓です。

ハサミで内臓をつないでいる薄い膜を切っていきます。
他の臓器を傷つけないように慎重に!

内臓で食べられるのは、左から砂肝(砂ずり)、肝臓(レバー)、心臓(ハツ)です。


砂肝は半分に切ると、砂が出てくるのできれいに洗い流します。


肛門の周辺を気をつけて切り(大腸を傷つけると臭くて大変なことに…)、消化器をまとめてはずします。緑色をした胆嚢は、切ると苦い液体が飛び散るので、気をつけて~。


首には食道と、プラスチックのように硬い気管があるので、それも外します。

肺は骨にくっついていて外れないので、指でこそげとります。


あとは、首や尻周りの脂肪層をとります。つけておいてもいいのですが、スープを取ると脂でギトギトになるのと、鴨はお尻に尾脂線といって水を弾く油を出すところがあって、これが獣臭いので外してしまいます。

こんなに脂肪層が…。

これで解体終了!
ガラと足はショウガやネギと一緒に煮込んでスープを取ります。
製氷皿に入れて凍らせると長期保存ができて便利。
砂肝は初めて刺身にしてみたら、超美味!ウマー
あとはどうやって食べようかな~♪ 昨年はタンドリーチキン、レバペースト、鴨雑炊で食べておいしかったっけ。

今年もアイガモさんたちに感謝! 美味しくご馳走になります。

土とふれあう週末

2012-12-18 22:52:25 | 
週末はイベントやセミナーの合間をぬって、土と触れ合うのは束の間の癒しであり、楽しい♪
…んだけど、家に帰ってからの収穫物の処理作業は寒くて面倒で~~。

「マメだね~」と言われるけれど、基本はズボラ・ぐうたら・がさつなので、美味しいものを食べたい!という欲望と、アンチ・グローバリゼーションの意志で畑を続けて4シーズン目。

今年の秋~春シーズンは、ニンジン(黒田五寸)、丸葉小松菜、大根(総太り宮重)、かつお菜、ブロッコリー(ロマネスコ…フラクタル図形のブロッコリー!)、コール・ラビ(カブのような野菜)、レタス、ワケギ、ニラ、玉ねぎ(泉州黄)を育成中。
浜松には在来種、固定種の種を扱う畑懐というお店があるのがありがたい。ここの種はホント美味しい野菜が採れる。

葉ものは、これまでに投入した肥料が今頃効きだしたのか、窒素過多のようで、小松菜が「何の野菜?」と聞かれるほど巨大化している。
「かつお菜」は名前の通り、かつおダシのような旨みのある菜物で、あげた人にも好評
ニンジンは今年もちょっと不良。ネギ類は上手く育つといいなぁ。

最近は野菜はほとんど買わなくなった。物々交換で間に合ってしまうのも、地方都市のよさ。
お米も里山の水田で作ったものが美味しくて!
手はかかるけれど、自給自足で豊かな食生活は着々実践中

昨日は、実家に里芋と援農に行っていただいた三ヶ日ミカンを送付。うちは「田舎のばあちゃんが農産物を送る」でなくて、「田舎の娘が都会の母に農産物を送る」なんですわ。

秋の草花と外来種

2012-09-29 23:40:52 | 
今日は里山で畝立て・種まきの予定が、いろいろあって大鎌振って散策路の草刈りに。背の丈ほどあるジュズダマやアメリカセンダングサをバッサバッサとなぎ倒すのはなかなかの爽快感だったけれど、カナムグラの藪がすごくて、花粉が煙のように立ち上るし、鎌に絡んですっきり切れなくて苦戦しながら、50~60mぐらい草刈りした。

午後は自然講座の主催で、秋の草花と外来種の観察会。里山にも外来種がなんと20%も!特に草地(攪乱地)は外来種のオンパレード。
子どもの頃、よく見たハハコグサもスズメノヒエも、気がつけば外来のチチコグサ類や外来スズメノヒエ類に置き換わっている。外来種の跋扈に比例するように、年々絶滅危惧種が増えている現状を痛感。思った以上に現状は深刻のようだ。

写真は咲き始めたばかりのヒガンバナ。
燃えるような赤が緑の中にひときわ鮮やかに映えていた。

そんな中で、ひっそりと咲くボントクタデやシロバナサクラタデ、ヨメナを見るとホッとする。満帆先生の薀蓄を3時間たっぷり聞くことができて、とっても幸せな午後だった。企画者が一番喜んでいたかも?!やっぱり植物は面白いなぁ~~~
これから図鑑みて復習する至福の時間♪

夕食はサンマの塩焼き。今年初。グリルは5・7・5で、余熱5分、表7分、裏5分で焼くと最高に美味い。毎年サンマを食べると、日本に住んでいてよかったなぁ~と思うわぁ。

お米の発泡飲料の仕込み~いろんな菌で醸すのだー!

2012-09-18 23:16:09 | 
どうやって作るかというと、このサイトを参考に。

もち米 3合、米麹 200g、ドライイースト 大匙1杯、ヨーグルト 大匙1杯、水 1リットル
広口ビンか大きなタッパーを用意する。

もち米を炊いて、水をだばだば~と注ぐと、ちょうど40℃ぐらいになる。
米麹とイーストとヨーグルトを入れて掻き混ぜて、40℃を保つようにして約3日間。
発酵するので、蓋は密閉せずに空気が抜けるようにしておく。
最後はガーゼで濾して、ボトルに入れて冷蔵庫へ。

それで、できちゃうんです~~~。簡単でしょ!
冬は毛布で巻いたりして5日ぐらいかかるけど、どぶろくより簡単。

もち米のデンプンをアスペルギルス・オリゼー(麹菌)が分解して糖を作る。んで、サッカロミセス・セレビシエ(酵母菌)が糖を醸してぶくぶくとCO2とC2H5OHに分解するらしい。
ラクトバチルス・ヨグルティ(乳酸菌)は、雑菌の繁殖を抑える働きらしい。
糖分が足りない場合は、てんさい糖などを足すと自然な甘みになる。

一口に「麹菌」「酵母菌」「乳酸菌」と言っても、リンク先を見るといろんな種類があるのね。ぷくぷく醸している様子は、菌培養の実験を思い出して楽しい~~ 
仕事から帰ってくると、部屋に酵母の香りが漂っていて、ちょっと幸せ~♪な気分に。


昨年、里山で取れたもち米をどうしようかと思った時に、
市販のマッコりは人工甘味料(Lフェニルアラニン)が入っててやだな~と思って、調べたら簡単に作れることがわかって、それ以降ハマっている。
知人に教えたら「マッコりは買うものじゃなくて、作るものになった!」と。ヨーグルトメーカーがあると、さらに簡単に作れるらしい。

濾した酒粕は、カレーやスープの隠し味に使ったり、ヨーグルトや牛乳とミキサーにかけて、なんちゃってバナナシェイク(笑)にしたり。いろいろ使えます。


それにしても、領土や拉致の問題が早く解決して、みんなで美味しくマッコりを飲める日が来ますように!
そして、週末は里山でもち米の刈り取り。今年もいいお米がとれますように~~!