再来週のESD山実習に備えて、受講修了生と山へ行ってきた。
今回のテーマは「地図を頼りに山を歩く」標高600m~1200mの1日コース。事前に担当の先生からコースや注意事項をきいて、学生4人だけで実習コースの半分を下見してくるというもの。
私はお目付け役ではなく、個人的に秋の山を楽しみに行くつもりで、膝の周りにテーピングをぐるぐる巻いて彼らの後をついて行った。
11月に入り、松山市内も朝は12℃ぐらいまで冷え込むようになったが「昼は暑くなるから大丈夫」と長袖とジャージと運動靴の学生。地図は2万5千のカラーコピーが1枚、コンパスは2個あるのみ。ヘッドランプや懐中電灯は誰も持たず「いざとなったら携帯があるから」。レインウェアも雨具もなし。昼食も「持ってません」という人が一名。
…おいおい、これで実習の「補助」を勤めるつもりかいな。
登り口では気温9℃。送ってくれた先生は「じゃ、夕方迎えに来るから」とそこでお別れ。
いきなり初めの取り付くべき尾根が見あたらず、かなり強引に斜面をよじ登る。膝が痛いのに、ここを戻るのかと思うと憂鬱になる。
学生は地図を眺めているが、周囲の地形を読んで現在地を確認できているのか甚だ怪しい。高度計もないので、私もSILVAコンパスで予測をつけながらついていくしかない。
まあ尾根つたいに行けば、目指すピーク「白漬(シラツエ)」1150mには出られるだろう、と最後はササを藪こぎしながら前進。三角点に着いたのは昼ちょっと前。
紅葉にはまだ少し早かったけれど、振り返ると松山市内と、瀬戸内海が見えたのは感動した。北アルプスの朝日岳で思いがけず見た日本海を思い出した。
目指すべき「明神が森(1216m)」はまだまだかなたの峰。「目的地まで歩いたら日暮れまでに帰れなくなるから、今日はここで引き返そう」と言ったが、学生たちはビギナーズラックの怖いもの知らず?なのか、いたって暢気。
ピークから尾根づたいは、ちゃんと道があって「道があると楽勝!」「楽勝すぎて実習にならないんじゃね?」とか大口叩いていたのもつかの間。下山すべき正しい道(行き来るはずだった道)の分岐点が見つからない。地形から読み解くのも難しく、目印を探すがそれも見あたらない。
結局、帰りも適当に斜面を降りることになり、滑ったり浮石落としまくったりしながら下るはめに。途中で「谷に降りよう」と言い出すし、持参した飲料を飲みきっているし、現在地も確認できてないし、陽があるうちに下山できるのか、かなり不安になる。
足掻いているうちに登り口にあった堰堤を発見!堰堤の上から3mぐらい飛び降りて下山。15:40には全員怪我もなく無事下山することができたが、予定のコースは実質1割も歩けず、9割方を道なき道で格闘
していたことになる。至近距離で見たエナガに癒されたけれど、植物は全く目に入らず。
16:00には太陽が山の陰に入って急に冷えたので、EPIガスでお湯をわかして飲んだ味噌汁がおいしかった。けど「サバイバルは面白かった」「山の直感が通用することがわかった!」
てなふりかえりでええんかいな…。
実習当日は、私は出張で不参加だけど、どうなることやら~~。
膝は無事だったが、今日は大腿筋が激しく筋肉痛
で、日頃の運動不足を“痛”感中。
今回のテーマは「地図を頼りに山を歩く」標高600m~1200mの1日コース。事前に担当の先生からコースや注意事項をきいて、学生4人だけで実習コースの半分を下見してくるというもの。
私はお目付け役ではなく、個人的に秋の山を楽しみに行くつもりで、膝の周りにテーピングをぐるぐる巻いて彼らの後をついて行った。
11月に入り、松山市内も朝は12℃ぐらいまで冷え込むようになったが「昼は暑くなるから大丈夫」と長袖とジャージと運動靴の学生。地図は2万5千のカラーコピーが1枚、コンパスは2個あるのみ。ヘッドランプや懐中電灯は誰も持たず「いざとなったら携帯があるから」。レインウェアも雨具もなし。昼食も「持ってません」という人が一名。
…おいおい、これで実習の「補助」を勤めるつもりかいな。

登り口では気温9℃。送ってくれた先生は「じゃ、夕方迎えに来るから」とそこでお別れ。
いきなり初めの取り付くべき尾根が見あたらず、かなり強引に斜面をよじ登る。膝が痛いのに、ここを戻るのかと思うと憂鬱になる。
学生は地図を眺めているが、周囲の地形を読んで現在地を確認できているのか甚だ怪しい。高度計もないので、私もSILVAコンパスで予測をつけながらついていくしかない。
まあ尾根つたいに行けば、目指すピーク「白漬(シラツエ)」1150mには出られるだろう、と最後はササを藪こぎしながら前進。三角点に着いたのは昼ちょっと前。
紅葉にはまだ少し早かったけれど、振り返ると松山市内と、瀬戸内海が見えたのは感動した。北アルプスの朝日岳で思いがけず見た日本海を思い出した。
目指すべき「明神が森(1216m)」はまだまだかなたの峰。「目的地まで歩いたら日暮れまでに帰れなくなるから、今日はここで引き返そう」と言ったが、学生たちはビギナーズラックの怖いもの知らず?なのか、いたって暢気。
ピークから尾根づたいは、ちゃんと道があって「道があると楽勝!」「楽勝すぎて実習にならないんじゃね?」とか大口叩いていたのもつかの間。下山すべき正しい道(行き来るはずだった道)の分岐点が見つからない。地形から読み解くのも難しく、目印を探すがそれも見あたらない。

結局、帰りも適当に斜面を降りることになり、滑ったり浮石落としまくったりしながら下るはめに。途中で「谷に降りよう」と言い出すし、持参した飲料を飲みきっているし、現在地も確認できてないし、陽があるうちに下山できるのか、かなり不安になる。

足掻いているうちに登り口にあった堰堤を発見!堰堤の上から3mぐらい飛び降りて下山。15:40には全員怪我もなく無事下山することができたが、予定のコースは実質1割も歩けず、9割方を道なき道で格闘

16:00には太陽が山の陰に入って急に冷えたので、EPIガスでお湯をわかして飲んだ味噌汁がおいしかった。けど「サバイバルは面白かった」「山の直感が通用することがわかった!」

実習当日は、私は出張で不参加だけど、どうなることやら~~。
膝は無事だったが、今日は大腿筋が激しく筋肉痛
