涼風やさしく

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本気か?

2011年04月19日 | 放射能汚染

全国的に受け入れが進む一方で、避難先でのいじめや差別を受ける例も少なくないらしい。

飲食店に、福島ナンバーの車での入店を拒否された。

首都圏の専門学校では、福島出身者に自宅待機を命じている。

公園で遊んでいたら、福島の人だ、放射能に汚染されているといっていじめられた。

福島県人は、風呂に入るな。

このような声が各所で出始めているようだ。

全ての人たちが支援に賛同している訳ではない。

そのことはいい。(選択の自由だから)

しかし・・・。

誰も希望していない被害を受け、身内が怪我をしたり、亡くなったりして傷心している人たちに対して人間として言って良い言葉と、いってはならない言葉がある。

東京都に電力を送る為、原発の犠牲になったことを責めるとは言語道断。

暖かい気持ちで、心苦しい気持ちでいっぱいの人たちに向かって、つばを吐く行為は人間失格である。

本気で言ったのか、いじめで言ったかはわからないが、その言葉は人を傷つけた。

相手の気持ちをわからない輩がいるから、自分には害が無いと思うと、平気で他人を傷つけるようになってしまう。

この始まりが、東電のような組織と風土を作ってしまう。

こんな無感情な言葉を本気でなかったら、二度というな。

彼らは少なくとも本気で、毎日死んだ人の分まで生きている。

その思いを本気で背負っている。

つまらない根拠の無い暴言を吐いたお前に、「本気」でその言葉を背負う勇気があるのか?

なにを背負ったつもりで吐いた言葉なのか。

これはゲームじゃないんだ!!

現実を受け止め、必死に生きている人たちに、冷たい言葉を二度と吐いてはいけない。

特に今回の役所対応(つくば市)の問題は、公務員としての恥を知れ。

 

 

 

 

 



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