そういえば、こんなお話がありましたのでご紹介します。
あなたは、朝起きて自分の顔を鏡でご覧になりますか?
その鏡は置き鏡ですか、それとも洗面所等の鏡でしょうか。
その鏡も顔だけ映すものから全身を映すものまでありますので、好みといったところでしょうか。
ところで自宅以外の場所で鏡をじっくりとご覧になったことがありますか?
女性は勿論あるわけですが、男性はナルシストでない限り、じっくりと覗きこむように見ることはないと思います。
実は、鏡は値段の違いよりもありますが、映り方がそれぞれ違うという、大変重要な問題があるのです。
例えば、自宅で見た時の顔が他の場所で映った自分と違う、なんか疲れ顔なんてことがあるはずです。
そうと思えばブティック等で鏡に映る自分は、とてもその洋服がなじんでいて素敵に見えるということもあるはずです。
それは予め、鏡が湾曲するように設定し、調整しているからです。
一番左が100%で、右へ行くほど痩せて映ります。
だからお店で見た時は、とてもよかったのに自宅に帰って鏡越しの自分を見ると、なんか微妙と感じるのです。
女性は買った服を着ずに、タンスに保管するだけという残念な結果になるのは、こうした理由からです。
似合いますかと聞かれたら、似合わないとは決して言いませんから。
商品を売るために美しくみせるための少しだけ黒い“工夫”ってやつですね。
カメラに写る自分と鏡に映る自分が違うのではなく、通常タイプの鏡が本物の貴方なのです。
「鏡よ鏡・・この世で一番美しいのは誰?」なんて聞いても、鏡は本物の貴方を素直に映すことになります。
写真の好きな人は知っていることなのですが、そもそも目で見た以上に綺麗に撮る設定が、嘘を記録するというものなのです。
鏡に映る自分を良くするためには、良い鏡を買うのではなく、自分を磨くことから始めないと駄目ということなんでしょうね。
男性陣はデート等の際、なぜ女性が化粧室から暫くしても出てこない時があるのか、これでご理解して頂けたでしょうか。
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