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オンキョーパワードスピーカー故障の後で

2014年07月19日 | パソコン

パソコンのスピーカーとして購入したオンキョーパワードスピーカー(GX-77)が、ある日突然悲鳴をあげ、電源が入らなくなってしまった。

といってもその理由で最上位のオンキョースピーカーをずっと前に購入したのですが・・・。

この壊れてしまったスピーカー、見た目はほぼ新品。廃棄するにも「もったいない」の思いがあり、いつか修理に出すか、自分で直そうと考え、その日が来るまで箱にしっかりと入れてそのまま放置して、すっかりと記憶から消え去られていました。

このスピーカーは、現在でも1万6千円後半から2万3千円の価格帯で販売されており、簡単なスペックを紹介するると、2chスピーカーで 総合出力が30W(入力端子:RCA入力x2/光デジタル入力x1 その他出力:サブウーファー出力/ヘッドホン )の仕様となっています。なかなかいいものだと今でも思っています。

その日を迎えるためにまずは修理価格を調べたのですが1万円以上は確定で、なんか新品買ったほうがいいのかなって思うような値段。人件費等を考えれば当たり前ですが、これらのアフターサービスが消費者から見ると高額で異常であることをメーカーの方はどう考えているのでしょうか。

あきらめ半分で今度は修理のことについて触れているブログを探したら、丁寧に書かれているブログを発見しました。

しかしながら専門的すぎて、この壁を越えようとすればきっとパワードスピーカーは廃棄処分場確定であることを覚悟しました。

どちらにしようかなー・・・・。

万単位が惜しいのもありますが、物を簡単に廃棄することが引っかかる訳です。

修理の選択肢はうまくすれば工具類は別として、なんと50円の部品1つだけらしいのです。

どうせ眠っていたのだから修理して駄目だったら、メーカーへだそうと決めたのです。

先ずは生還プロジェクトを実行するため、部品供給から始め、秋葉原のショップから3端子レギュレーターを取り寄せました。

この先のことも考えて3端子レギュレーター2種類×2個で、送料・消費税含めて496円、こんな価格で直ればメーカー要らないような価格に驚愕するも、まだ直っていないのでなにを満足しているのかと反省。

工具は知人から借りました(故障箇所の判定のために使用するテスターや3端子レギュレーターをハンダ付等の為必要なのです)。

これらの準備を終えて、本日生還をかけた「大手術」をしました。

スピーカーは電源側だけの修理なので、こちらだけ背面側の本体と基盤等が固定されているビスをはずし、本体とトランスや基盤側を分離しました。実は背面だけでなく底部に2本固定ビスがあるので、そこ忘れずにはずします(無理をすると壊れます)。

この後は、コネクタを抜いてあげると本体からしっかりと抜けます(3箇所接続されている)。

分離するとT字のように基盤が接続されていますが、コネクタを慎重にはずすと、さらに分離できます。

この作業をしないと3端子レギュレーターは交換できません。

基盤は背面に金属カバーがあるのですが、これは説明するまでもなくビスで固定されているだけなので、はずすだけです。

抜き取りの作業だけ紹介していますが、100Vを投入し、テスターで判定済みで、これらの作業をしていることを付け加えておきます。

繰り返しますが、画像つきのブログが紹介されていますので、ここではあえて紹介しません。

3端子レギュレーターをはずし、新品を差込み、ハンダを乗せて電源を確認すると・・・。

手術は大失敗?

赤の電源ランプが復活!!!

スイッチをONにすると緑に変化!!!!

やったぁ!!!! 

あとは取り外した逆の順番でもとに戻し、今回は光ケーブルでPCと接続すると、PCで認識!!!!

よーし、なにか音楽を流そう。

ん・・・?!!!

流れん???

そう、スピーカー側でアナログじゃなくて、デジタルにボリュームを設定していなかっただけで、設定した途端、ここちよい記憶のある音が流れ始めたのです。

手術は成功です。

(3端子レギュレーター)

修理費たったの50円・・・。

物は大事にしようと改めて考えた次第です。


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