外国で一時的個人的無目的に暮らすということは

猫と酒とアルジャジーラな日々

クルドの新年のお祭りネウロズ2022年のイベント開催は未定

2022-03-14 07:29:59 | クルド

 

 

今年もクルド民族の新年の祭り(春祭り)「ネウロズ」の日である3月21日が近づいてきた(ペルシャ語では「ノウルーズ」)。

 

毎年この時期、この地味なブログへのアクセス数が(若干)増えるので、「あ、もうネウロズの時期なんだ」と気づく。

 

2019年までは例年、クルド人(特にトルコ出身者)の人口が多い川口市・蕨市を擁する埼玉県で3月後半にネウロズのイベントが行われていたのだが、2020年と2021年は新型コロナの感染拡大のため、開催が中止されていた。

 

2022年はどうなるのか?

 

それはまだ決まっていないようだ。開催の有無、開催される場合の日時・場所などは主催する「日本クルド文化協会」などのフェイスブックのページ(これ)で毎年告知されるのだが、今年は未だに発表がない。

 

クルド人にとって1年で最も大切な民族の祭りであるし、最近2年間は開催中止を余儀なくされていたことから、今年こそはという思いで調整が行われているようだが、どうなるか先行きは不明だ。インシャッラ、無事に開催できますように…なお、開催される場合は21日(月)ではなく、27日(日)あたりになりそうな気配だ(未確認)。

 

今後ネウロズに関する公式発表が確認できたら、このブログで情報を更新するつもりだが、私は関係者ではないし、うっかりして情報チェックが遅れる可能性も高いので、気になる方は上記の日本クルド文化協会のフェイスブックのページをご自分でチェックしていただきたい。よろしく~

 

 

ネウロズ関係の過去のブログ記事は以下の通り。まあ、中止だったり、間に合わなかったり、行ったらほぼ終わりだったりする話が多いが。

 

クルドの新年のお祭りネウロズは2021年も中止

https://blog.goo.ne.jp/mendokusainoyo/e/2ffdcd435f79574fcaf3d34da54c8693

 

クルドの新年のお祭りネウロズ2020は中止

https://blog.goo.ne.jp/mendokusainoyo/e/01f419d4b9210425fac951b9c929197a

 

クルドの新年のお祭りネウロズ2019に間に合った話と蕨のハッピーケバブ

https://blog.goo.ne.jp/mendokusainoyo/e/f7bdb076663a6cbd847c54a440f92389

 

クルドの新年のお祭りネウロズ2018 に間に合わなかった話と蕨のハッピーケバブ

https://blog.goo.ne.jp/mendokusainoyo/e/9e7fc3c27e4ecbf96ee9302fa85f06e8

 

クルドの新年のお祭りネウロズ2017 in 川口

https://blog.goo.ne.jp/mendokusainoyo/e/f788c9fbaba235f6c15bdaa0ebdda08f

 

蕨市民公園のネウロズ(クルドの新年のお祭り)2016

https://blog.goo.ne.jp/mendokusainoyo/e/42d50fb8e02930734e5c61afef018100

 

 

私がネウロズに行ったのは2016年が初めてだった。コロナ暦の紀元前4年か・・・

 

 

(参考)

ウィキペディア「在日クルド人」

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%A8%E6%97%A5%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%89%E4%BA%BA

 

 

入管施設に収容されていたクルド人男性が体調を崩した場合の当局の対応を取り上げた番組の動画

 

 

ネウロズやクルド人問題とは無関係だが、トルコで絶大な人気を誇る男性歌手TARKAN(タルカン)の新曲の動画もよかったら見て欲しい。(唐突な)

 

 

タルカンは単なるモデル顔の歌手ではなく(いやモデル顔やけど)、SNSで人権擁護を訴えかけたり、政策を批判する等の強い政治的メッセージを発するという活動家としての側面も持ち、それが国政に不満を持つ幅広い層の支持を受ける理由になっていると思う。最近リリースされたこの曲は、2日目には再生回数が1千万回を超えていた。誰か歌詞を和訳して~(自分でやる気合がない)

 

 

ちなみに、タルカンと言えば日本では「Chu!Chu!は恋の合言葉〜トルコより愛をこめて 」という、かなりおバカな感じのタイトルのヒット曲で知られていると思うが、原題は「Şımarık」(シュマルック、「甘やかされた、つけあがった=英語のspoiled」の意)というトルコ語だ。(1997年リリース)

 

 

この曲だ。

 

 

タルカン、今の方がカッコイイな・・・

 

 

(おまけの猫写真)

2014年11月の旅行で撮ったイスタンブルの黒猫ちゃん

 

 

 

(終わり)

 

 

コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

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Zhenさんへ (ウンム・キタト・ミチ)
2022-03-18 17:51:14
ご一報ありがとうございます~

知人から中止になったと連絡は受けてたんですが、ブログの更新が遅くなり、失礼しました。3年連続のことで、本当に残念ですね…

トルコでもイラクでもイランでも、ネウロズ(ノウルーズ)は公共の広場などで大きなイベントが開催されますよ~ 特にイラクのクルディスタンのは、山で篝火を焚いたりして、大掛かりなものです。一度観に行きたいものですが、なかなか・・・

日本では来年に期待ですね~
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ウンム・キタト・ミチさんへ (Zhen)
2022-03-18 08:27:01
おはようございます。

昨晩、日本クルド文化協会から公式2022年ネウロズの中止が発表されたみたいですね。残念!
残念ですが、賢明な判断と思います。
まん防解除となっていても、この時期の開催に、一般日本人の中には批判的に見る人もいるでしょうからね。クルド人の日本国内での不安定な境遇を考えると、考慮せずにいられませんね。
それを含めて、悲しいです。ネウロズを大規模に開催できるのは、日本だけ、母国トルコでは、大っぴらに開催できないと聞いたことがあります。

では、また
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Zhenさんへ (ウンム・キタト・ミチ)
2022-03-16 16:02:54
開催するなら27日とのことなんですが、未だに発表がないので、無理かもしれませんね・・・戸外だけど、大勢集まって手を繋いで踊るイベントですもんね。

とりあえず、マンボウが21日に解除されたら、サイゼリヤでひっそり祝おうかな・・・ベンチ飲みに良い季節になりましたが。Zhenさんもお散歩(?)がはかどりそうですね。
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ウンム・キタト・ミチさんへ (Zhen)
2022-03-15 21:41:01
今年は、なんとかネウロズ開催して欲しいなぁ、ワラビスタン住民の叫び!

21日は、まん防中だから27日か、微かな望みですね。告知がないので、半ばあきらめていたけど。

では、また
返信する

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