今回は、オミクロン株の感染がぐいっと拡大する瀬戸際の1月3日、埼玉県川越に妹と出かけた時の話。午後に行って夕方には帰って来たので、ほんの3~4時間の滞在だったが(私が午前中起きられないので)、2人とも川越は初めてではなかったし、特に問題はなかった。
まず東武東上線の川越市駅で待ち合わせして、とろとろ歩いて喜多院という天台宗のお寺へ向かった。3日はそこで「初大師だるま市」が開催されるので、見に行きたいと妹が言ったのだ。(喜多院のだるま市についてはこちら)
喜多院
なんと、お参りをする人の長蛇の列が何重にも出来ていた。コロニャ(コロナ)の影響で、初詣で家内健康や商売繁盛を祈願する人数が増えているのかもしれない。あるいは、毎年こんな感じなのかもしれないが。
脇にあった塔
川越市、100歳か。年上だな~
「だるま市」なので、当然だるまが売られている。
てんこもり
トラだの猫だのが「だるま」として売られているのが解せない。そして、どこにも値札がないのも腑に落ちない。もしや、時価・・・? 値切ったらダメなんだろうな、これ。
周辺にはチュロスやたこ焼きなど、食べ物の屋台も出ており、当然ケバブ屋もあったが(日本の祭りに必須)、なぜかビールを売る店はなかった。コロニャのせいで自粛になったのだろうか。まあ、私はいつものようにペットボトルに詰めたワインを持参しているので、ビールがなくても全然かまわないのだが。
喜多院の後、古い街並みを眺めたり、お菓子屋横丁やその周辺を適当に歩いたりした。前回台湾人の友達と来た時の記憶がまだ残っていて、案外どこに何があるか覚えていたので、我ながら驚いた。記憶力がへなちょこで、極度の方向音痴なのに。
まず、蔵造の古い町並み(参考)を散策する。古いと言っても、せいぜい江戸・明治程度だけどね、ふっ。(京都目線)
そういえば、うちの実家の裏にも築100年くらい(たぶん)の蔵があるが、もはや蔦だの草だのに覆われて、原型を保っていない。自然というものは、放置された人工物を楽々と飲み込んでしまう力を持っているのだ。
看板の表記に気になる要素が多すぎる店
蔵造のピッツェリーア
川越のシンボル、「時の鐘」
1日4回(午前6時・正午・午後3時・午後6時)、自動鐘打機で鐘つきが行なわれるらしい。一度聞いてみたいものだ。
靴を脱いで上がる鰻屋さん
川越といえば芋、というイメージだが、実は鰻も名物らしい。
菓子屋が立ち並ぶ「菓子屋横丁」
ここも賑やか
麩菓子が名物らしい。(地味)
かつて台湾人の友達がふかしたての芋饅頭を買った店。私の分も買ってくれた。
街角に唐突に登場するカメレオン
お菓子屋横丁以外のところでは印象に残ったのは
蓮馨寺
ここにいた「おびんづる様」が気になったのだ。
ほんとになでてもいいの・・・? 怒らない?
「かつおぶし 中市本店」の張り紙も目を引いた。
かわいすぎないか。
猫の顔もおにぎり型。セリフの「にゃ」が後付けしてあるのが興味深い。
というわけで、色々観て回って楽しんだのだが、一番のクライマックスはトルコ風のカフェだった。
台湾人の友達と来た時にトルコ雑貨店を見つけて入ったのだが(冷やかしただけ)、今回もそこに行ってみたら、カフェが併設されていたので、入ってみたのだ。
このレトロな建物の脇の路地を入る
すると、トルコ丸出しな看板と国旗がお出迎え
こちらが雑貨屋の入口
入ったところにコロンヤがあった。レモン香料入りのトルコ式アルコール消毒液だ。
店内はトルコランプだらけ
チャイグラスは2個5000円。
品物の価格は全体に高めだった。観光地価格かな。看板に描かれたのと同じヘアスタイル(?)の男性が店内にいたので、彼が店主だろう。前回来た時に店にいた人と違うので、経営者が交代して、手広くやっているのだと思われた。
階段を上がった2階はランプ売り場
休憩用の椅子もある。
再び1階へ。
ランプ作り用のコーナー
この店は、トルコランプ作りの講習会も開いているらしい。
絨毯やアクセサリー等が置かれた高級感あふれるスペース
カフェは狭い路地を挟んだ向かい側にあった。
雑貨屋と看板が同じ。
メニューが外に展示してあるので、入りやすい。
1階は満席だったので、水煙草を吸う人用のスペースである2階に上がることになった。私たちは水煙草は吸わないし、煙が気になったが、換気はしっかりしているということだし、感染予防的に大丈夫だと判断したのだ。
2階は1階とは全然違うしつらえだった。
四角い部屋の壁沿いに中東風のソファーが中央を囲む形で並べられていた。地べたにマットを敷いたような、高さのないシートの一角もあった。天井には煌びやかなトルコランプが吊り下げられている。一言でいうと、中東好きの西洋人の気に入りそうな、オリエンタルなお洒落空間だ。
「階段を上がったら、そこはオリエンタルカフェだった」
トルコというよりはアラブな雰囲気のソファー
ソファーじゃなくてマットレスだったら完璧にアラブなんだが。
妹がチャイにバクラワとドンドゥルマ(トルコアイス)が付いてくるAセットを頼み、私はエフェスビールだけにした。ドンドゥルマはこの時品切れだったそうで、代わりにバクラワを多めにしてくれるとのことだった。お店の人(日本人)は非常に感じがよく、親切だった。
トルコの本場のバザールで、チャイ屋さんがチャイを運ぶのに使うお盆に入ってきた。
ロクム(もっちりした伝統菓子)もつけてくれた。
ロクムはピスタチオ入りで、たぶんバラ水風味(食べてないので味はわからない)
Aセットは1200円。やはり少し高めの価格設定だと思う(エフェスは500円で妥当)。ここも奈良ホテルのように、入場料が価格に含まれているのかも。(妄想)
バクラワを一口もらって食べてみたら、サクサクしていて、しっかり甘かった。つまり、ごく普通に美味しいバクラワだ。チャイも濃くて美味しかったらしい。おかわりが出来たら良かったんだが(グラスは大きめだった)。
なんだかんだ言いながら、久しぶりのエフェスを味わい、しっかりくつろいでその場の雰囲気を楽しんでいたわけだが(入場料も払ったし)、この日このカフェに入って良かった!と思ったのは、先客がお洒落なモダン着物を着た可愛い女の子2人組で、初めて水煙草を吸って盛り上がりながら写真を撮り合っている様子を眺めた時だ。単にスマホで自撮りするのではなく、けっこういいカメラを使って本格的に撮影しているところもよかった。
彼女たちは部屋の反対側、私たちの正面のソファーに座っていた。インスタ映えの権化のような若い女の子2人組を眺めながら飲むエフェスは、いつもより美味しく感じられるものだ。(おっさんか)
カメラ女子(一応フォトライター)の妹が声をかけて、写真を撮っていいかと聞いたら、彼女たちはすんなりOKしてくれた。それで、その場がアイドル撮影会と化した。撮影の様子を見ていたら私も撮りたくなったので、お願いして撮らせてもらったが、ろくな写真が撮れなかった。
思いっきりボケた・・・
SNSなどにのせても大丈夫ですかと聞いたら、大丈夫だと言ってくれた。なんていい子たちでしょう~
というわけで、私たちにとって今回の川越観光のハイライトは、トルコバザールカフェのアイドル撮影会だった。彼女たちとあそこで出会えたのは、ラッキーだったな・・・
次はトルコ本国に行きたいけれど、まだまだ気軽に海外旅行には行きにくいし、もうしばらく様子を見るかな。今年中に行ければいいが・・・
(参考)
トルコバザールカフェ情報
https://creators.yahoo.co.jp/henshukobosuimu/0100175591
川越観光情報(小江戸川越観光協会のHP)
川越は「小江戸」と呼ばれているらしい。小江戸といえば、「コエドビール」だ。
https://www.coedobrewery.com/jp/
エフェスしか飲まなかったけど・・・
(終わり)