外国で一時的個人的無目的に暮らすということは

猫と酒とアルジャジーラな日々

2018年10月宮城県田代島への旅~島で猫三昧編(2日目①)~そして在ヨルダン英国大使館の猫

2019-04-17 06:07:41 | 

 

昨年10月の宮城県田代島への旅日記の続き(島での1日目の様子はこちら)。夕方に島について仁斗田の民宿で1泊した翌日は、島の駅・猫神社を経由して田代島第2の集落・大泊まで足を延ばし、カフェでランチにカレーを食べた後、島の反対側の海岸沿いに伸びる道をひたすら歩き、マンガアイランドに寄りつつ仁斗田に戻った。全部で2時間以上は確実に歩いたと思う。こんなに歩く体力が自分にあったとはオドロキだ。

 

どこでもらったか忘れたが、この地図を頼りに歩いた。

「田代島散策マップ」の画像検索結果

 

朝食も当然魚中心。魚好きで肉が食べられない父親を連れてきてあげたい。そして、私の分の蟹や魚をほぐす作業を任せたい。このような先の尖った細長い棒2本で食べ物を掴むのは、私にはむつかしすぎる・・・(日本育ちの生粋の日本人です)

 

腹ごしらえがすんだら出陣。前日の猫だまりの周辺に行ってみたら、案の定すでに猫たちが集まっていた。

 

何か考えている風だが、きっと眠いだけ。

 

猫神社に向けて出発。クロネコ堂も気になったが、行きそびれた。

 

ステキな家紋がついた土蔵。田代島には趣のある年代物の建物が多い。

 

風格のある消火栓のそばには不機嫌そうな猫たち

 

とりあえず、すんませんと謝っておく。

 

道路は舗装されていて歩きやすく、道連れにも事欠かない。

 

この子もついて来て

 

なでろと要求。なんなの、ここはジャンナ(アラビア語で「天国」)か?

 

道の両脇の風景も、鬱蒼と茂った樹木や蔦、雑草だらけで実に素晴らしい。

 

島の駅に到着。ここでビールが買えることは調査済みだ。ふふっ

 

開店前だったので、しばし待つ。入り口前に猫だまりがあるので、いくらでも待てる。

 

刻々と形を変える猫団子

 

これは、光の当て方によってはジオットの宗教画っぽい構図になるかも。

 

子猫が多く、大半が白黒。白黒族の支配地域なのだろう。色柄別の分布図がほしい。

 

ようやくオープン。中には色々な土産物が売られている。当然猫グッズが中心。土産物はスルーして缶ビールだけを買う。アサヒなのが残念だが、人生には妥協が必要な時もある。

 

白パンツを履いた黒猫さんが「出せ~!出せ~!」と騒いでいた。保護猫かな?

 

島の駅を出ると、懐かしい二宮金次郎像に遭遇。プロペラのオブジェ?も。

 

猫神社に向けて再び歩き出す。やはり要所要所に道案内・付き添い猫さんたちが待機している。

 

 

木に登っている子もいたが

 

すぐに諦めて降りてきた。

 

何かもの言いたげな子

 

10月の爽やかな朝、島の美しい自然の中を猫たちと共に歩いていると、つい詩人になってしまいそう・・・

 

緑のトンネルの向こうには、にゃんこ共和国があって、独裁者のにゃんこ大統領に対して、にゃんこ民衆が平和的な抗議デモを行っていて、それをにゃんこ治安部隊が催涙ガス弾などで弾圧して・・・(詩人というよりは、猫好きの中東関係者の妄想)

 

石巻市のHPの田代島紹介ページ

https://www.city.ishinomaki.lg.jp/cont/10053500/0050/3639/3639.html

 

(続く)

 

 

<おまけ>

 

在ヨルダン英国大使館の飼い猫、ローレンス・オブ・アブドゥーン氏

Lawrence of Abdoun

 

英国では、首相府のラリーや外務省のパーマストン、財務省のグラッドストーンなど、「ネズミ捕獲長」という役職名で猫が何匹か公式に飼われているのだが、この在ヨルダン大使館のローレンス・オブ・アブドゥーンは、在外公館初のネズミ捕獲長らしい。ヨルダンの首都アンマンの動物保護施設から英国大使館が引き取り、フェイスブックやツイッターで定期的にその活躍ぶりを発信しているおかげで、国際的に有名なスター猫になった。(というほどでもないが)←どうやねん

 

仕事中の様子。ちなみに、「アブドゥーン」はアンマンの英国大使館がある高級住宅街の地名。「ローレンス」は当然、アラビアのローレンスに由来している。

 

動画

British embassy employs rescue cat in Jordan

 

ツイッターのアカウント

https://twitter.com/lawrencedipcat

 

英国政府の飼い猫に関する記事

http://www.news-digest.co.uk/news/features/16017-the-downing-street-cats.html

 

(終わり)

コメント
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