JCP-にしざわ博の日記-

みんなと明るい未来をつくる39歳、にしざわ博です。活動、日常、感動なんでも書きます。

日本共産党の日本改革ビジョンvor2  経済・社会保障⑧ -正社員があたりまえの社会に-

2012-11-28 15:26:12 | 日記
所得をふやす経済改革のつづきです。派遣法を抜本改正し、正社員の拡大、働く人をまもるルールをつくります。

(4)正社員があたりまえの社会に―派遣法の抜本改正―
  ①青年の2人に1人が非正規雇用です。結婚も子育てもできません。大学を卒業しても非正規という青年も少なくありません。
   少なくない非正規の青年が社会保険に未加入、国保も滞納し医療も受けられない現状にあります。
  ②きっかけとなった派遣法を改正します。1999年に原則自由化し、2004年に製造業へ解禁したことによって、非正規雇用が拡   大しました。臨時的・一時的という本来の目的に立ち返り、製造業への全面禁止・登録型派遣の禁止など抜本改正します。
  ③大企業へ正規雇用を拡大するように、直接働きかけます。 

(5)青年の正規雇用の拡大で就職難解決を‐医療・福祉・教育などで‐
  ①高校生・大学生の内定率が依然として低いままです。大学・高校生を卒業したら「即失業者」となってしまっては、日本の   未来はありません。
  ②公務・教育・医療・福祉の分野でも非正規が広がっています。国民生活に必要なこれらの分野で正規雇用を拡大します。
    
  ③就職活動のルールがなく、学生や保護者の負担が重いのも問題です。就職活動にルールをつくります。

(6)原発ゼロ決断し、自然エネルギーの転換で雇用拡大
  自然エネルギーに転換すすめるドイツでは、原発関連よりも雇用効果は13倍です。自然エネルギーを大規模に普及し、雇用を  拡大します。

(7)働く人をまもるルールを―解雇規制・サービス残業の根絶―

  ①ヨーロッパでは当たり前の解雇規制法をつくります。
   日本には解雇を規制する法律がありません。整理解雇の4要件を(①差し迫った必要性②解雇回避の努力③選定基準・人選   の合理性④労働者・労働組合の合意)を法律にします。
  
  ②リストラ・アセスメントの制度をつくります。
   大規模な人員削減計画に際しては、合意に達することを目的とした労働者との協議や、撤退する自治体への事前通告と再就   職援助などの雇用確保の努力を義務づけます。

  ③異常な長時間労働を是正して、労働時間短縮で雇用をふやします。
  「サービス残業」の根絶、残業時間の規制、有給休暇の完全取得、深夜・夜間労働の規制などを行います。労働時間の短縮    と育児・介護休暇をとりやすくすれば、子育てや介護と仕事の両立がはかれます。

(8)最低賃金を1000以上に引き上げワーキングプアなくす‐フランスは日本の約2倍‐
  ①新潟では689円、全国平均でも730円あまりの時給(最低賃金)では、月収が10数万です。生活もギリギリで消費がふえませ   ん。非正規で働かざるおえない人でも、生活を安定させ、消費にまわせるように、最低賃金の大幅な引き上げが必要です。

  ②全国一律で最低賃金制度をつくります。
   フランスでは日本の約2倍の最低賃金です。中小企業には賃金助成をつけて支援を強化します。
  ③公務員の賃金引き下げをやめさせます。

(9)男女の賃金格差なくし、働く環境の改善をはかります。
  ①女性は男性の6割~7割の賃金で働いています。女性の非正規雇用は男性よりも多くなっています。賃金の格差を是正し、    差別なく正規雇用をふやします。

  ②女性へのパワハラ・セクハラをやめさせるために、環境整備に全力つくします。

  ③産休・育休の完全取得を行えるようにします。



つづく。  



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