メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

【新企画】パッケージあれこれ(3)

2008-08-28 19:57:07 | Weblog
「アクリル製品をダンボールで」のサンプルE段で作っていたのですがコートボール(板紙)で作れないかといわれました。「もちろん出来ます!」再度挑戦です。

パッケージあれこれ。今日は、きのうの「パッケージあれこれ(2)」と一緒に提案したパッケージです。

今回のパッケージは、外観は「オペルケース」と呼ばれているパッケージの形状ですが、大きく開くふたをつけ中身を出し入れしやすいようにしました。ふたの差込はパッケージの端に持って来ることはできず、曲面上にあります。ふたの差込は、その上からシールなどを貼っておくほうが無難です。オペルケースはのり貼りが必要ですが、ふたをつけることでのり貼り箇所がなく折っていくことで組み立てられます。

この形状では思ったよりも大きくなってしまうので、少しでも小さくするために昨日の形状が生まれました。また端のとんがった部分や狭い部分まで中身を入れることはなかなか難しいので、とんがった部分をなくして空間がなくなるようにしたのです。

やはり、タオルや衣類などのギフトパッケージとしての用途に向いているように思います。こういうタオルや衣類などは、比較的パッケージの端まで詰めることができます。その方が開けたら、中身が小さくてがっくりということも少ないでしょう。

曲面が急になればなるほど、側面から開けにくくなります。開封防止のためには、急な曲面の方がいいということです。その分端がより尖がってきます。突いたりすると危ないので、ご注意を。

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 「パッケージや緩衝材の形状提案をして欲しい」
 「ぴったりサイズのパッケージや緩衝材が欲しい」
 「パッケージや緩衝材などの図面データが欲しい」
   などお聞かせ下さい。迅速丁寧に対応いたします。

 「こんなものを作ってみたい」
 「こんな形にしてみたい」
   という望みにもチャレンジします。
   パッケージ・緩衝材・POPだけでなく、
   雑貨や文具・収納用品・アイデア商品他
   なんでもお声をおかけ下さい。
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 株式会社メルフ 須川栄司
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