メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <特に日用品は、パケージや緩衝材なども常に新しいものが生み出されているよう!>

2024-02-07 14:13:21 | Weblog

こっちは雪も降らず、春を思わせるような日差しです。

 

事例紹介、今日は休憩(笑)。

 

季節的なものがあるのでしょうが、2月に入るころからサンプル依頼が増えました。

昨日は、朝に依頼があったPOPを昼までに完成させたら、3時前にデザインを載せるのでデータが欲しいと言われデータを送ったら、5時時過ぎにデザインデータが入稿されました。

小ロットですが、本日外注先で作製して本日納品みたいです。

というスピード感ある案件がありました。

まず先方案がありました。両面テープを使って仕上げる案です。基本的に両面テープは使いたくありません。

設計に依頼する時に営業案がありました。テープの代わりに差し込む案です。テープを使わなければ、差し込みは普通の案です。

でも、見映えや形状を長く保持できるか、難しいところがあります。差し込みが緩みやすいというのもあります。

で、先方案、営業案でない案を試作しました。

知ってる人は知ってる構造ですが、知らない人はなかなか思いつかない構造です。

元になる構造は、ずっと前にスーパーで見かけました。

はじめてみた時感動しました!

特に日用品は、パケージや緩衝材なども常に新しいものが生み出されているように思います。

ボックスティッシュの取り出し口は、以前は途中で破れたりしてうまく開かないことも多かったのですが、最近は失敗することなく開けられるようにミシン線などが工夫されています。

カイロの箱は、中身が見えてもいいようにして、展開面積を小さくしています。

材質的にも、GFと言われる極薄のダンボールが増えてきているように思います。

それは、材質としての強度アップの他、構造としての構造アップが図られたり、外箱の強度アップ、運送時の丁寧さなどが配慮されてきた面があると考えています。

でわでわ。

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