メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <柿渋一閑張りのワークショップをしてきました>

2012-07-03 17:25:47 | Weblog
梅雨の晴れ間の昨日、柿多富さんの「柿渋の日記念 柿渋展」に行ってきました。

柿渋と和紙とダンボールで、コラボをしています。通常は竹細工などに一閑張りをするのが多いのですが、ダンボールにすることによって形状の幅が出て、一閑張りの可能性を広げられたような気がします。

引き出しボックスなどは、木などで作ろうとすると高くなりそうですが、ダンボールで作ることで安くできそうです。一閑張りは和紙を貼りつけてその上から柿渋を塗るので、強度が高まります。なので、完成すれば常用に耐えるものが作れます。





同じ技法でも、和紙の色や模様、貼り方、塗り方、重ね塗りする回数などによって、出来上がりがかなり変わってきます。

ダンボール製うちわに、一閑張りをするワークショップです。


どこでもあるような道具で出来ます。


四角にちぎった和紙に、薄めたボンドを塗って、うちわに貼りつけていきます。




プロの方の手つきは素晴らしい。


全部貼りました。


ドライヤーで乾かしていきます。ときどき机に押し付けるなどして、平らになるようにします。重い本を載せてもいいかも。


乾いたら、柿渋を塗ります。エイッと!


1回だけ塗りました。塗った後は、また乾かします。乾かすことでバキーンと強度が出てきます。左上にステンシルをしました。


普段から柿渋を使われている渡辺さんの作品。

面白かったです。黙々とやっていました。難しくもなく、子どもさんでも楽しめそうです。柿多富さんの柿渋は無臭なので、使い易いです。乾くことでより渋くなるのがいいですね。まぁせんべいそのものですが。

展示は、衣類や繊維なども沢山ありました。(ワークショップで十分見れませんでしたが)エコ・ナチュラルというキーワードで今後も活用されていくのではと思います。柿渋とダンボールも面白い組合わせです。あなたも作ってみませんか?

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 芳川紙業株式会社 総合企画開発部 須川栄司

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