メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

パッケージあれこれ(4)

2008-08-29 18:20:30 | Weblog
朝からカラーコピーで出力してサンプルカッターで切って、パッケージダミーを作っていました。量が多かったので失敗すれば、精神的にも時間的にもよくないので慎重にやりました。でも大きな失敗はなかったですが、細かいミスはありました。どこかで焦っているようでした。

パッケージあれこれ、第4弾。持ち手付きのパッケージです。これは側面の一部に切込みを入れて内側に折り曲げ、中味が見えるようにしています。角を押すと、内側にへっこみます。ビンもののパッケージで最後に景品を見せるために試作しました。これはE段で作っています。

持ち手付きのパッケージの場合、持ち手を収納できるようにするかしないかの選択ができます。どの大きさでも持ち手を収納できるというわけではなく、幅があまりなければ収納することができません。また幅がありすぎるパッケージの場合、持ち手を収納できなくはないですが、持ち手を作った場合持ち手の部分が長くなって格好よくない場合があります。

また持ち手の手に持つ部分の幅や大きさも、持ちやすいようにまた全体から見てバランスよくなるように寸法調整します。また持ち手の端を引っ掛ける部分も、どういう形状にしていくかで表情が変わってきます。

このような持ち手付きの場合、基本的にいったんふたを持ち手で少し押し込んで端の部分に引っ掛けるので、中身より幾分高く作る必要があります。それを計算しながら、持ったときに天面がきれいに水平になるように設計します。

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 株式会社メルフ 須川栄司
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