メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <今年も制作展でダンボールを使ってもらいました。>

2024-02-14 13:09:55 | Weblog

暖か!

 

切文字も沢山カットしました!

 

ダンボールでということで、治具の依頼がありました。

ダンボールなので、ちょいちょいと作りやすいと思われているでしょうからね。

苦手は、あまり長持ちしないということですね。

やはり紙製なので、使っているうちにゆるんだりして、位置合わせがシビアにいかない場合があります。

 

さて先日、嵯峨美の制作展に行ってきました。

もう14回目か15回目になり、冬の風物詩です。

以前の2月上旬は底冷えするぐらいの寒さでしたが、最近はそうでもないなという感じです。

やはり温暖化してますね。

今年も、とある学科の展示台とある学生さんの作品を入れる箱を作りました。

展示台は、数年までから購入いただいています。

他社製のかっこいい展示台もありますが、弊社のはシンプルな展示台です。

その学科では、展示台の上に各自布などを敷いて使っています。なので、シンプルでいいのです。

人型のパネルなどを展示してる方も多く、背面にスタンドを付けて立てて展示しています。

このスタンドは、どこかで購入していると思いますが、いろんな種類がありますね。

パーツを付けたして、長いものでも立てられるようにしたものが目新しかったです。

このスタンドは、自分で作るとなるとなかなか大変です。

失敗すると固定できなくなるので、特にパッっととまるようにするところがポイントです。

さて学生さんの箱。

中身を入れるだけでなく、展示の時にも活用できる箱になっていました。

データをもらって、カットしただけでした。もちろんいくつかのアドバイスはしましたが。

みふた形式の箱で、すごく大変なチャレンジでした。

1回目の図面は、何となくそんな感じの設計かな、でしたが、実は組み立てられない設計でした。

同じような構造の箱を分解して、展開図を観察して図面を引き直してもらいました。

そのかいあって、上手く箱になりました。

組み立てる時に無理がないように、ちょっと手を入れるところをお教えしました。

これは、ダンボールの厚みの影響を減らすためです。

そこはなかなか分からないところです。

何とか自力で設計したものが、箱になったのは大きな自信になったと思います。

でわでわ。

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