メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <ダンボールでの設計は緩いけど、意外と難しい面もある!ですね。>

2024-06-26 11:34:14 | Weblog

梅雨入りしたけど、まだ過ごしやすい日が続きます。

 

箱は、基本的に中に入れるものがあって成り立ちます。

この時、中身を出し入れしやすいサイズというのが大事になります。

大きすぎては、中身が動いて破損してしまう恐れがあります。

小さすぎては、出し入れする時に破損したり、ふたを閉めた時に箱がいびつになったりします。

この塩梅が意外と難しいです。

また、みふた形式の場合も、ふたが緩すぎたりきつ過ぎては困りもんです。

その感覚は、何度も試作して掴んでいけるものだと思います。

どんどん試作する必要があります。

また例えば、このスペースにスペーサーを入れたいという時も同様です。

測定した寸法ピッタリでスペーサーを作ると、大抵きつすぎて作り直しになります。

底はダンボールのええ加減差ですが、ちょっと小さめに作っておくといいです。

ちょっとってどれぐらいやねん!と聞かれることもありますが、ケースバイケースなので一概には言えませんね。

このサイズのものをきっちり箱に入れたいという場合も、製品の外寸とケースの内寸をピッタリ同じにしたらダメですね。

理論上は入りますが、ダンボールはどこでもその寸法になっているかというと、厳密にはそうでないですし、摩擦というものがどうしてもついて回るので、ピッタリでは入らないです。

そんなことを考えていくと、ダンボールでの設計は緩いけど、意外と難しい面もある!ですね。

でわでわ。

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