![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/48/66e51b22a5fced7140d394b6bdefe85b.png)
評価4
再読(前回2019年5月1日)。
涼子は「学校内裁判」の準備を始める。告知を見て集まった生徒の数は多くはないが、陪審員、判事、廷吏、弁護人が決まって行き涼子は検事になることに決定。廷吏に決まった空手有段者・山崎晋吾の中学生とは思えない泰然自若ぶりが実に頼もしい!そして弁護人には柏木卓也の小学校の同級生で同じ塾に通っていたこともあり、今は他の中学校に通う神原和彦が抜擢される。
そんな中、森内先生の告白状破り捨て疑惑は隣人の垣内美奈絵の犯行だったことが明らかにされ、被告人の大出俊次の出席も決まり、「学校内裁判」の準備は着々と進む。また、弁護人・神原和彦の何気ない仕草に彼の補佐役の野田健一は得体の知れないモヤモヤ感を覚え始めるのだった。
再読ではあるが、うっう~む、ストーリーを失念している私としては、「神崎あやしいな~」の思いが募り始めた。涼子のパパが「深入りはしないように」と釘を刺しているのに、大出俊次の家が全焼した事件についてもけっこう探りを入れ始めて来るし・・・こっからは、神崎の言動に要注意!
告白状をでっち上げた三宅樹理親子が涼子の家を訪れたところで次巻へ続く。