優しい雨音に耳を傾けたくなる時期がやってきましたね~。
今年の広島の梅雨入りは、5月15日と早い雨の季節となりました
じわりと服布に滲む雨は、誰かにとっての「めぐみ」の雨。
じわじわと染み込んで「めぐみ」となりますように。
めぐみ園ショートステイ呉ではこの梅雨時、水の力を借りて
絞り染めのハンカチーフを作ることになりました~
利用者の皆さんにお渡しした材料はこちら。
白いハンカチーフに、ビー玉と輪ゴム。
複数の利用者さんからの話では「 昔、学校でやりょったよ 」とのこと。
ほわ~、道理で要領がいいのですねー。
私は一度もやったことがありません、教えて下さいっ。
「 昔みたいには出来んけど、まぁ、見ときんさい 」
わーい
ビー玉をくるんで縛ったり、輪ゴムだけで縛ったり
はたまた、袋止めクリップで止めたり
こうして絞られた布たち。
次は染める工程ですよー。
40度以上のお湯を用意し、染料を作ります。
その染料に、作品たちを沈ませよう
色違いも~
漬けてしまえば、あとは一時間弱、待つだけです。
その間に、おやつをどうぞ~
鮎の姿を模した和菓子です。
頭からでも尻尾からでも、お好きな向きから召し上がって下さいね~
約1時間後。
染料から取り出し、何度も水洗い
しっかりと乾かしてから輪ゴムを外しましょう。
外す前の姿 before
↓ ↓ ↓ ↓
外した後の姿 after
絞り染めのハンカチーフ、出来上がりましたよ~
めぐみの優しい雨が降ったら、このハンカチーフで拭いましょう~