行雲流水の如くに

政権交代前夜になるかどうか、試される候補者そして有権者も。

マーケティング戦略で重要視されるのは「単純接触効果」だ。

人間は、見慣れているもの、よく知っているもの、記憶に残るものを選ぶ。

しつこいほどコマーシャルが流されるが、結局その商品を買う羽目になることが多い。

従来の自民党総裁選は、1か月近くテレビジャックしていたから嫌でも自民党に票が流れる。

野党は指をくわえて見ているだけだった。

 

今回は、自民党の総裁選と立憲民主党の代表選が重なった。

その意味では「政権選択前夜」という野田佳彦のキャッチフレーズは的を射ている。

自民党は「刷新感」を打ち出し、あわよくば裏金・統一教会を忘れてほしい気持ちが見え見え。

一方の立憲民主党は「昔の名前で出ています」形だが「重厚感」を打ち出す。

自民党は小泉進次郎と石破茂が先行しているようだ。

立憲民主党は野田佳彦と枝野幸男の対決だろう。

 

有権者が彼らに求めているのは、

「大丈夫、きっとうまく行く、という安心感」

これからいろいろ討論会が開かれ候補者同士で議論されるだろうが、誰がそんな期待に応えてくれるだろうか。


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

コメント一覧

megii123
飲兵衛さん、こんにちは。
飲兵衛さんくらいの智慧があれば、立民はもっと自民党の向こうを張れると思いますね。
残念ながらおっしゃる通り「真面目すぎ」ます。
それでも今回、吉田晴美さんが立候補にこぎつけたようでそれなりに面白くなりました。
無党派層向けアピールです。

小沢一郎を選挙対策委員長にしたら面白いかもしれません。
権謀術数の極意は、相手の弱みを握ることですからね。
「毒は毒を持って制す」です。
suishaalbum
あれれ~
コメントが途中で切れてしまいましたので続きを。

思い出されるのが、かって野党に転落した自民党が
何と社会党の村山さんを首相に担いで、政権与党に
復帰したあの執念深さです。

立民のセンセ方もこのくらいの執念と計略をもって
政権交代に挑んんで欲しいものです。
suishaalbum
行雲流水の如くにさん~お早うございます。

都知事選の大敗で、立民の政権交代への夢が完全に
壊れてしまいました。

今更グチになりますが、海千山千の小池さんを敵に
回したのはいかにも拙かった。
ここは、都政と国政は別物と割り切って、小池与党
になるくらいの悪知恵が欲しかった。

まあバカが付くぐらい真面目なのが立民の取り柄では
あるのすが。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「政治」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事