日本では年間に約570万トンもの食糧が廃棄されている。
国民1人が毎日お茶碗1杯分のご飯を捨てている計算になるという。
その約半数は家庭からだ。
貧困家庭が増えている一方で、食料をどんどん捨てている。
何ともおかしな国を作り上げてしまったものだ。
私のような後期高齢者入りした年代でも、もはや「亭主関白」を通しているところは少ないだろう。
家事は、ゴミ出しやある程度の料理は作るし、スーパーへの買い物はアッシー役を兼ねてついて行く。
スーパーでは消費・賞味期限の短い商品が手前に陳列されている。
私が手前から取ろうとするとかみさんからブレーキ―をかけられ後ろから取るように指示が飛ぶ。
暫く見ているとかなりの主婦が奥に手を入れて商品を取り出す。
そして最終的に期限の過ぎたものは廃棄処分されるのだろう。
度々スーパーに来れなければそれもある程度やむを得ないのだろう。
しかし逆手に取るやり方も有る。
なるべく高価な、たとえば鹿児島黒牛のすき焼き肉などが5割引きなどで店頭に並ぶときがある。
これは絶対買い得である。
この数年高くなったので手を出さないものに「カニ」と「ウニ」がある。
大部分ロシア産だというからまあまあ納得。
そのかわり北海道で良く出回っているのがブリだ。かなり安い。
マグロもかなり安くなった。(天然物の本マグロでも)
いろいろ知恵を絞れば結構豊かな食生活が出来ることを実感している。
家庭菜園で取れたじゃがいも(キタアカリ)でコロッケを、ミニトマト、パセリを添える。
2020,8,16