傍若無人なトランプ大統領の再現で世界はますます混迷の度合いを深める。
トランプ大統領は就任早々やりたい放題である。
石破首相は「虎穴に入らずんば虎児を得ず」とばかりトランプに会いに行った。
お互いがリップサービスのやりあいでまずは無難な出来。
欧州の首脳たちは虎穴に近ずくのは得策ではないと遠巻きで様子見だ。
トランプ大統領はだんだん「裸の王様」になりつつある。
ただ唯一救いだと思うのは、「トランプは戦争嫌い」のようだということ。
しかしハマスが人質を解放しないと「地獄を見る」などと発言しているからあまりあてにならない。
うまく戦争が終われば自分の手柄で、再度戦争が起きればハマスのせいだと声高に叫ぶのだろう。
日本は「米国かアジアか」の二者択一ではなく「米国もアジアも」の道を進まなくてはならない。
しかしこの道を歩もうと思ったら「強い経済と安定した政権」が必要だ。
今のような少数与党政権は、どこかの段階で行き詰るだろう。
その時どうするか?
プランB(野党に政権を渡すのかもしくは大連立で乗り切るのか)頭の体操が必要だ。