行雲流水の如くに

野党のリーダーに求められているものーー幅広い勢力と手を結ぶ実行力

自民党は長年にわたる政権与党に浸りきり、すっかり善悪のけじめの無い政党に堕してしまった。

20年以上にわたる「裏金作り」は、少々の反省をしてやり過ごせば何とかなるレベルではない。

国民の怒りは簡単には収まらない。

こんな時、自民党に代わる政権交代可能な野党の存在が必要なのだ。

 

ここにきて野党第一党の立憲民主党の存在感がじわじわと増してきている。

一部メディアの調査では、次の総選挙の際に投票する比例先に立憲が自民を抜いた調査結果も出てきた。

ここで一呼吸おいて考えるべきは、小選挙区をどうするかだ。

今のように野党がばらばらに戦っていては一本化した自民・公明には勝てない。

模範解答を書くとすれば、「理念や政策に従って連携を図れ」ということになる。

しかし、これでは勝てない。

 

今、立憲民主党に求められるリーダー像は、

「理念・政策は懐に忍ばせて、幅広い勢力と手を握れる包容力と実行力のある人間」


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