SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)は便利だが、悪用されるととんでもない威力を発揮する。
政治の世界ではトランプ大統領が好んで使い始めていたが、最近では目端の利く政治家が使い始めた。
都知事選の石丸、衆院選の玉木、兵庫知事選の斎藤などがその代表例か。
そしてその流れにうまく乗ったのが立花孝志現象だろう。
語る方もそれを受け取る方も「脊髄反射レベル」(要するに灰色の脳細胞をあまり使っていない)
だからどんどん拡散する。
他愛のない話なら目くじらを立てることもないが、他人の誹謗中傷、さらにはデマを堂々と流すなど目に余る。
兵庫県議だった竹内氏が亡くなったことに関し、立花氏は「逮捕される予定だった」、「兵庫県警から取り調べを受けていた」などと発言。
さすがに無視できずに兵庫県警の村井本部長が否定発言をした。
要するにデマ発言だった。
むかし子供のころ、親から「嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれる」と諭されたものだ。
しかし今は、いい年をした大人が堂々とうそをつく社会になってしまった。