行雲流水の如くに

プーチンの脅しに屈してはいけない

プーチン大統領の目が据わって来た。

核兵器使用を再びちらつかせ始めたのだ。

この目にたじろいてはいけない。

ロシア人が好むロシアンルーレットを始めたと理解すべきだ。(脅しを好む)

東部や南部の4州で強行された「住民投票」は、とても投票とは言えない代物だ。

銃を突き付けて投票させる。

そして賛成多数を理由にロシア領土に編入するわけだ。

 

この段階に到れば、もはや話し合いによる解決は不可能だ。

ウクライナにすれば力による奪還しか解決の道はないと思い定めたことだろう。

戦局はウクライナ側に有利に働いている。

冬到来までに南部ヘルソン市を奪還できれば主導権を握ることが出来るだろう。

アメリカおよびNATO諸国がもう一段の高性能武器をウクライナ側に提供する覚悟を決めるかどうかが勝負。

大事な局面だ。

 

プーチンは「愛国主義者」であるという。

しかし他国を侵略して自国の領土を増やすことしか頭にないようでは、最後にはロシアの崩壊を招くことだろう。

とんだ「愛国者」だ。

「ソ連崩壊を惜しまない者にはハート(心)がない。だがその復活を欲する者にはブレイン(頭脳)がない」

かってこう述べたという。

今のプーチンはハートはもちろんないのだが、ブレインもないことが判明した。


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