人が暮らす家には、暮らす人のエネルギーが籠る。
主を失った家が、あっという間に荒れ廃れていくのは、人のエネルギーが失われるからだ。
引越しという作業が大掛かりで至極疲れるのは、ただ大荷物を動かすという労力だけの問題ではないと思う。
住んでいた時間の分だけ蓄えられたエネルギーが、家から家へ、大きな渦になって移動する。そのエネルギーを動かすのに“力がいる”、とわたしは思うのだ。
人から出るエネル . . . Read more
今日は旧暦八月十五日。
お天気も回復し、今夜はすっきり月が出ていた。
中秋の名月。
けれども、仕事帰りにはもう高く昇っていた月は決して満月でない。
澄み渡っているだけに左側が欠けているのがはっきりわかる。
昨年の中秋は月齢14だったが、今夜はまだ月齢13余。
満月の夜までまだ二夜ある。
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ロイヤルパーク汐留タワー エ . . . Read more
焼鳥と土俵のショット。
はたして、その関係は?
実はこれ、国技館の中にある巨大焼鳥工場で作られている特製焼鳥で、売店で買える。
なんでも、四つ足のものは“手をつく=負け”につながるということで・・鶏は二本足だから“手をつかない=負けない”という縁起物なのだそう。
なるほどね~。
と言うわけで、ビールと焼鳥片手にく~っ。
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歳を数えてしまった。
周囲に言わせると、
いまが旬だ、とか・・
より女っぷりを上げて、とか
いいじゃない、大人のオンナって。。
そうね~、少しは大人になったかな、この一年で。
ふふ。
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モノゴコロついたその時から
ずーっと左利き
字を書くのも
お箸を持つのも
ハサミも包丁も
モノを持つのもまず左
おまけに、利き目も利き足も左の筋金入り
左利きが損だとか
左利きは不自由だとは、今はとくに思わない
ハサミの刃が右手で持った内側に刃がついていようが
電話機が右手でダイアルするように左側に受話器をつけていようが
蛇口だって、ビンのふただって、右手で開閉しやすいようになっているし、 . . . Read more
いや、いくら暦の上では秋と言われても、先週やっと、梅雨明けしたばかりではないか。
きっかり「残暑見舞い」されても、そんな野暮なことを、と思ってしまうわたしがいる。
夏らしい夏が、早くに来ていれば、もちろん立秋の前日までが「暑中」。
それを境に残暑と呼ぶのが慣例だ。
カレンダー通りで間違いはないが、あまり粋ではないよなぁ。
そういえば以前、あるゲイバーのママが、「立春の前日に『寒中見舞い』を出 . . . Read more
やれやれ、今週は本当に疲れた一週間だった。
GWでリセットしたストレスも、遊んだ疲れを引きずって始まったこの一週間で、すっかり元に戻ってしまったようだ。
肋骨にひびが入っているというのに、「寝ていてもじっとしていても痛いなら、立って動いている方がましよ」と、じっとしていられず・・
自転車で通勤し、乗馬し、和服でお出かけしと、ふつうの生活をずっとつづけていたのだから自業自得なのだが、とうとう首肩 . . . Read more
国民の休日という中途半端な休日に新しい名前が付いた。「みどりの日」。
しかし、みどりの日といえば、昨年まで4月29日、昭和の時代には「天皇誕生日」と呼ばれた日だった。そして、その旧・みどりの日は、今年から「昭和の日」という名称に変わった。
祝日ができるならわかるけれど、すでにある祝日の名前が変わるというのはなんとなく、変な感じ。毎年日にちの違うハッピーマンデーよりは迷わないかもしれないけれど、、浸 . . . Read more
うちの近所に、高野山東京別院という寺院がある。
弘法大師(空海)を祖とする真言宗の大真面目なお寺さんだ。
街道の上にあるので、葬儀の看板が交差点に立つこともしばしばなのだが・・
ラオウって?これはちょっと!?
事情を知らない通行人には何のことだかさっぱりなのではないか・・?(@@)??
そう、ラオウというのは「北斗の拳」に登場するあのラオウ。
斯くいうわたしは、「北斗の拳」なんて、こどもの頃 . . . Read more
金融街大手町で見かけたレッドブル
どうやら翼はついていないらしい
青とシルバーに赤い牛
一際目立つミニは
代わりにそのまんま
巨大なエナジードリンク・レッドブルを背負って
ぶぶ~んと走って行った . . . Read more
おやつをくわえているというのに
この真剣な面持ち
耳を澄ませば、かすかにうなり声
番犬の役を忠実にこなしているつもりなのか
それとも、ただおやつを取られまいと見張っているのか
ちょっと滑稽なこの姿
食への執着というのだろうか。。
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この日は銀座の老舗お寿司屋さんで、女だけの独舌本音トーク。
三十路独身女が三人寄れば、文殊の知恵・・ではなく、ガールズトークの姦しいことったら。。いやはや。
仕事のこと、趣味のこと、パートナーのこと。その理想と現実。
この東京で自活していれば、目も耳も舌もいつの間にか肥えてしまう。
三十も見えてくれば、自分に投資するようになる。趣味に遊びに、自由になる額もそれなりにあるわけだし。
そんなわた . . . Read more
3月11日はコラムの日なのだそうだ。
1751年、英国で世界初のコラムの連載が始まった日、なのだとか。
というわけで、日頃気になっていた、似て非なるもの、[コラム]と[エッセイ]の違いについて書いてみることにしよう。
まず、
コラム【Column】とは、古代ギリシャ・ローマ建にみられた円柱が語源で、新聞や雑誌の[短評欄を載せる欄のこと]
表やブログなどで使う縦列[カラム]もここから来ている。
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左も右も走る人びと
その人びとはどこから来て
どこへ去っていくのか..
ちょっと見ないうちに6車線の国道が見渡す限り埋め尽くされた!
冷たい雨の中、突如降って湧いたかのように現れた群集
アスファルトに咲いたカラフルな花のようでもあり
人をいっぱい空に浮かせたマグリットの【ゴルコンダ】のように
どこか不思議で異様な光景だった
苦しそうないのに楽しそうに走る人たち
人は何故走るのだろう・・ . . . Read more