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学校法人尚美学園
尚美ミュージックカレッジ専門学校
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『mint's』6号 <2006年5月30日発売>

2006-05-30 | マガジン

 

MONKEY MAJIK

感想
今回『mint's』vol,6 の編集者として、『BARFOUT!』 presentsによるコンピレーションCD『authentica voyage』に参加している、カナダ人兄弟と日本人二人からなるハイブリッドバンド“MONKEY MAJIK”にインタビューをさせてもらいました。たった1~2回の打ち合わせで当日を迎えましたが、さすがあまり人見知りしない僕でも緊張気味でした。ミュージシャンとの取材が初めてというのもあったんですが、エイベックス本社で取材が行われるということも気を引き締めさせられました。緊張のまま取材が始まったんですが、当日に来ていただいたメンバーの二人の一人はカナダ人であるVo./Gt.のMaynardさんで、お互いが外国から来た人という共通点があったためか、少々緊張感がおさまり、取材がすんなりと進んでいました。やはり取材する相手のことに興味を持たなければいけないというのが大事ですが、その一方相手と自分との共通点を見つけた上で取材に迎えた方がいいと思いました。人というのはそもそも身の周りの人間やものに自分との共通点を常に追求しているのです。インタビューというのは結局「会話」で、コミュニケーションのツールの一つです。第一に自分が相手に興味を持っていなければ、読者には興味深く読んでもらえないはずです。どんなすばらしいアーティストがいても、それを世の中に発信する人がいなければ意味ありません。まさにぼくたちの入ろうとしている道は、そういうことだと改めて実感しました。


MJ

インタビュー抜粋
──「MJ」のライブで感じることはどんなことですか?
NAGATA●今回、ベースとドラムが入ってライブでの尺が自由っていうのがいいな、と感じています。ここもうちょっと尺延ばせるとか、最近アドリブでもできるようになってきて。だから無限大ですよ。いきなり踊ったりも楽しいですね。
MORIMOTO●音楽だけでって感じじゃないんです。実際、最初の踊りとか絶対必要なわけではないじゃないですか。でもエンターテイメントなら必要なんです。何かそういうことに必死になれる人ってカッコイイですよね。
NAGATA●エンターテイメントは根本にあるんですけど、コミックバンド的なものではないんです。音楽でここまでいけないからお笑いを入れるってわけでなく、音楽に関してはクオリティーを上げ、さらに+αの要素でどれだけライブを面白くするかなんです。対バンのライブだと、転換の時間も使って楽しませたり。ライブが終わったら物販に出ていってファンの人にサービスするとか。せっかくお金払って来てくれるわけだからライブだけじゃなくて、使える時間はぜんぶ使いたいですよね。

感想
「MJのインタビューをします」と言われた時、申し訳ないが、MJというバンドを全く知らなかった私にとって、始めに彼らはいったい何者なのかを知らなきゃなと思い、片っ端から資料を集めました。なんとなくわかったところで質問をいくつか考えたが果たして上手く聞けるか、実際の彼らは一体どんな方たちなんだろうと不安は当日まで消えず、インタビューに挑む。「今日はメンバー全員来てます」メンバー5人全員だと思っていなかった私にとって、更に追い討ちをかけるような言葉。この時、不安と緊張がピークに達していました。しかし、インタビュー室に入る前に待機中のメンバーの方たちが談笑している姿をチラッと見た瞬間その不安は吹っ飛んだ。インタビューが始まってからも終始楽しく、彼らの音楽大好きトークは尽きない。だからでしょうか、私がいくつか考えた質問も、言う前にほぼ言われてしまったという個人的なハプニングがありつつも、インタビューという雰囲気が凄く楽しく感じました。それもきっとMJのメンバーの皆さんの温かさとさりげない気遣い、そして本当に皆さん素敵な方たちで最高に気持ちの良いお兄さま方だったからでしょう! インタビュー後の話だったので実際の文には載らなかったのですが、私が専門学生だと知ったNAGATAさんは専門学校で先生をやった事があるという話もしてくれました。ぜひ私たちの学校にもインタビューで魅せたその面白いトークをしに来てもらいたいなと本気で思いました。

 

『mint's』Webサイト


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