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今日のイケ監

2017-12-08 19:45:18 | 仕事
昨日、遠距離通勤の現場に初出勤だったのですが。
いつも電車通勤のダンナが珍しく車で会社に出勤していて。
ちょうど彼の会社の最寄り駅が私の使う路線の途中にあるため、
一緒に車で帰ることになりました。

彼の会社に着いたのは、6時半少し前。
男性社員はおらず、事務員の女性が残業していました。

以前にも会ったことがあるのですが、物静かで、真面目そうな方です。
「いつもお世話になってます。遅くまでお疲れさまです」
と、ご挨拶。

わざわざ立ち上がって、
「こちらこそ、いつもお世話になっています」
と、頭を下げるではありませんか。

ま、ダンナは一応、その会社で一番上の立場だからかも知れませんが。
部下はわずか5人ですけど。

「もうちょっと仕事に時間かかるから、待っといて」
とダンナに言われ、応接スペースでスマホをいじっていました。

しばらくして、その事務員さんが、帰り支度を始めました。
そして、最後に、ダンナの机の前に行き、
「今日もありがとうございました。明日もよろしくお願いします」
「はーい、お疲れさん」

もう、私、ビックリしてしまって。
彼女が出て行ったあと、
「いつもああいう挨拶をして帰るん?」
「朝も、『おはようございます。今日も一日よろしくお願いします。』
 って、言うで」

今日、イケ監にその話をすると、
「真面目な人なんやなぁ。」
「私も、真似しようっかな」
「そやで、『はいはい』なんて返事しとったら、あかんで」
「あははは。昨日は『へいへい』なんて、つい言うて、ほんま、ごめん!」

絶対、彼は
「このオバハン、オレをナメとるな」
と思ってるわー。
いえいえ、私の息子と言っていいくらいの年齢なのに、
すごく仕事ができるなぁと尊敬しております。
でも、彼がタメ口で話すから、こっちも、つい、馴れ馴れしい口調に
なってしまう。

今日は、補修用図面を、何枚も作成しました。
しかし、定時の午後5時になっても、1枚の図面が、あともう少し!と
いう段階で。
「もう帰ってええよ」
「いや、切りの良いところまで、やる!」

できあがった図面(建物の補修に関する凡例を示すもの)を印刷し、
「こんな感じで、どう?」

じっと見つめたイケ監は
「素晴らしい!完璧やん!」
と、褒めてくれました。

「ほな、帰るわ。・・・・あ、帰る前に、どうしても、言いたいことがあった」
「何?」

イケ監の前に立ち、
「今日もありがとうございました。来週もよろしくお願いします」
と、頭を下げたあと、思わず、吹き出してしまって。

「そこは、真面目に言わなあかんとこやろー!笑たらあかん!」
と言いながら、イケ監も、笑ってました。

彼と一緒に仕事ができて、本当に楽しい。
2時間の遠距離通勤も、頑張れます。

新たな現場

2017-12-08 06:22:28 | 仕事
乗り換えが1回ですむ通勤ルートを見つけたのは僥倖。
しかし、最終駅から徒歩20分かかるのが難儀。

昨日の初出勤は、朝6時半に家を出たのに、目的の団地が広すぎて
迷子になり、イケ監に電話して、誘導してもらい、
プレハブ事務所に着いたのは9時過ぎ。

もう、イケ監の顔を見たとたん、泣きそうになりました。
なんなの、この遠距離通勤。

前の現場から持ってきた荷物を車から下ろすのを手伝い、
事務所に運んで、てきぱきと片付け、
イケ監の指示で「消火器」「建築業許可票」などをラミネートし、
両面テープを裏に貼り付けるなど、そのあたりは阿吽の呼吸。

ほかにも、あれこれ、事務所の整備を手伝いました。

もう一人、この現場で働く方の姿が見えないので、どうしたのかな?
と思ってたら、子供さんと遊んでいてアキレス腱を切り、
休んでいて、昨日手術し、週明けに出勤するとのこと。

どんな激しい遊び方をしててん!?

そういうわけで、やはり私が来て良かったでしょ、と存在感をアピール
できる結果になったのでした。

撤収

2017-12-05 19:19:54 | 仕事
今の現場を引き上げて次の現場に移るため、今日は丸一日、撤収作業。

イケ監はまだ事務作業が残っているので、午前中あちこちに電話したり
PCに向かってメールのやりとりなどをしているので、勝手に判断して
書類・工具・事務用品・その他日用品など、分類して箱に入れていきました。

貸与されているPCを箱に詰め、私物もまとめて箱に入れ。

そして、不要なものは、台車を使って運び、産廃用のコンテナに捨てに行きました。

けっこう、こういう作業は、手慣れてます。

「私、長い現場生活のなかで、何度こういう引っ越し作業をしたか、数え切れへん」
と言うと、イケ監は笑ってました。

午後からは、イケ監も一緒に、箱詰め作業。
「これ、いる?」「いらん、捨てて」「ほーい」
「これは?」「次の現場でも使うから、捨てたらあかん」「わかったー」

どうしてでしょう、この楽しさは。
まるで夫婦が新しい家に引っ越しをするような感じではありませんか。(笑)

そして、イケ監が会社から持ってきたバンに、どんどん積み込みました。
「軽いものだけでいいから」と言われたのですが、
ちょっと無理して重い箱を持つ私に
「いける?腰いわしたらあかんで」
くそー!年寄り扱いするなー!

「これ、私の私物。文房具とか」
と、段ボール箱を渡したら、助手席に置いてくれました。
ナイスな気遣いです。

ほぼ事務所は片付きました。
明日朝、リース業者さんが事務机や冷蔵庫などの引き取りに来ます。
イケ監が対応して、さらに後片付けをします。

というわけで、明日は、PCがまだイケ監の車にあり、
次の現場に行っても仕事ができないので、お休みすることになりました。

でーちゃんと地元宝塚でランチする予定です。

先輩に昇格

2017-11-21 19:06:40 | 仕事
昨日から、ウチの現場に、40歳代の男性が、現場監督員としてやってきました。
次にイケ監と私が行く現場でも、続いて仕事をするそうです。

とりあえず、PCを貸与し、LANケーブルでサーバーに接続すると、
床にはわせたLANケーブルを養生テープで処理したり、
PCとプリンターの接続を一人でやったり、
次に行く現場の設計図を打ち出して、きれいに製本したり、
搬入された材料写真を撮るコツを教えたらすぐに理解してくれたり、
上から目線で言うのはなんですが、
「おお、これは、なかなかできるヤツ」と、感心しました。

真面目で、なかなか好感が持てる人です。
イケ監も、こういう人材が欲しかったに違いありません。

この3人で、来月以降、次の現場で働くことになります。
イケ監と私の後輩は、明日、朝から、次の現場のプレハブ事務所組み立てに、直行。

私は、今の現場で、朝イチ、産廃コンテナ8㎥の入れ替えに立ち会って、写真を撮り、
そのあと、竣工書類を作成し、ファイリングする仕事があります。

別の現場の「補修図用の図面」も、時間があれば、作成します。

どうしてこう楽しいのでしょう、工事現場事務所での仕事。まさに天職。(笑)

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【予告】

来週、石垣島及び周辺の諸島へ、ラグジュアリーな2泊3日の旅行。
いつものように一人で、ツアー参加です。

楽しみだぁ~!!!

拒否られた

2017-11-20 19:19:52 | 仕事
先週金曜日、イケ監の車に助手席デビューした話の続き。

「よっしゃ、これから(花屋さんへ)行こう!」
というタイミングで、
「このコート、はおるのは、やめたほうがいい・・・よね?」
おずおず尋ねると、
「うん、悪いけど、やめてくれる?
 あまり言いたくないけど、一緒に歩きたくないから」
「やっぱりかぃ!」

というわけで、作業服をはおったまま、車に乗り込みました。
足元は、もちろん、安全靴。

朝イチ、
「このコート、『関西のおばちゃん』ぽくて、ええやろ~。
 3,000円やってん、思わず買うてしもたわー」
「すごいなぁ」
と目を丸くしたイケ監。

やはりアニマル柄がド派手すぎて、イケ監には受け入れてもらえませんでした。(泣)



なんでやねん。
大阪の町を歩いてたら、こんな服を着てる人、ぎょうさんおるのに。(笑)

助手席デビュー/クレーマーおばさん

2017-11-17 18:36:39 | 仕事
今日も、午前中、イケ監は次の現場の準備のため、不在。

一人で、材料置場に行き、搬入した数量より明らかに空缶が少ない材料を探して、
撮る作業をやりました。

その材料置場は、昔テニスコートとして使われていたらしいのですが、
高齢者が多い今では、無用の長物。
工事をやる側にとっては、モノコング(物置)を設置するのにちょうど良い場所。

お昼過ぎ、イケ監が事務所に来たので、あれこれ報告。

住民さんから「買ってきてほしい」と頼まれ、お店に注文していた物が
少し重いため、彼の車に乗り、取りに行きました。
きゃー。助手席デビュー ちょっとドキドキ。

現場に戻り、それを要望していた住民さんのお部屋に直行。

「これでよろしいですか」と、爽やかに差し出すイケ監。
「まぁ、こんなもんかなぁ」と、のぞきこむ住民さん。

そこから、また別の話が始まって、その長いこと。

「○○さん、もう事務所に戻っていいよ」
と言われたので、そのとおりにしました。

私も一度、イケ監が不在のとき、その方からの電話が事務所にかかってきて
対応したことがあるのですが、ものすごく面倒くさい人です。
何にでもクレームをつけなければ気が済まないタイプ。

数時間後、せっかく買って渡した物に対して、イケ監に電話が。
「傷んでいるような気がする」と。

くどい話に、丁寧に対応していたイケ監ですが、
「それは、直接、お店に言ってください」
ということで、話を終了。

一鉢5,000円もするシンビジウムを二つも買ってもらって、
まだクレームをつけるんかい、あのクソババァ。
そんなヒマがあったら、チラッと垣間見えたグチャグチャの部屋を
なんとかしろや

職人さんと一緒に肉体労働

2017-11-16 19:47:37 | 仕事
「使い終わった塗料の空缶写真」を、何10枚も撮りました。

職人さん二人と一緒に、同じ種類の空缶を一輪車で運び、シートの上に広げ、
ホワイトボードに塗料の名称・数量を記入し、撮影。
撮ったあとは、捨てる場所へ一輪車で運ぶ、という作業の繰り返し。

そういう肉体労働は別にせずともよく、職人さんが「並べ終わったので写真撮ってください」
と呼びに来るまで事務所で待っていれば良かったのですが、
今日もイケ監は朝から午後3時くらいまで外出していて、ヒマだったし、
待っている時間がもったいなかったので。
職人さんたちと3人でやると、作業が早く進んだし、塗料の名前と用途も少しずつ
頭の中で結びついてきたし。

空缶を、フリスビーのように思い切り腕を使って放り投げるのが、ちょっと快感だったり。
なかなか良い運動になりました。
そして、事務所に戻り、撮った写真を、「材料写真帳」に貼り付けました。

事務所に戻ってきたイケ監に報告すると、相変わらず、「あっそう」みたいな態度。
絶対アイツ、私を「現場監督見習い」として扱っています。(笑)

写真担当

2017-11-15 09:11:32 | 仕事
昨日も今日も、イケ監は朝から、次の現場に関する書類を提出するために、大阪へ。
発注者や公的機関、消防署などを回り、午後、事務所に来ました。

なので、私はそれまで一人、事務所でお留守番。
今日の朝イチの仕事は、先日と同じく
「産業廃棄物のコンテナを入れ替えにくる業者さんへの対応および写真を撮ること」。

これで3回目ともなると、けっこう慣れてきました。
コンテナの容量にまだ余裕があったので、職人さんと一緒に、資材置き場にあった
不要な缶や劣化したカラーコーンを放り込んだり。
業者さんに「マニフェスト」(産業廃棄物管理票)に記入してもらい、伝票にサイン。

写真の撮り方、我ながら、うまくなってきました。
お昼過ぎ、事務所に帰ってきたイケ監に確認してもらうと
「いいアングルやんー」と褒められました。わーい。





また、そのあと、これまでに使い終えた塗料の缶を職人さんに並べてもらい、
それを撮影するという役目をイケ監からおおせつかり、コツを教えてもらって撮りました。



なるべく正面から、きちんと数がわかるように、かつホワイトボードを入れて撮るのが、コツ。
明日もこうした写真を何枚も撮らなければならないのですが、イケ監はまた書類提出のため
出かけるので、私が撮らなければなりません。

これらの写真は、エクセルで作っている「工事過程写真帳」「材料写真帳」に
どんどん追加していきます。

それらはすべて、「証拠写真」(?)として、発注者に提出する必要があるそうです。

美味しそうな食べ物やスイーツなど「インスタ映え」する写真を撮るよりも、
こういう写真を撮るほうが楽しいと思うのは
5ヶ月前イケ監に評されたとおり「こっち側の人間」だからでしょうか。

現場監督補佐

2017-11-13 18:47:52 | 仕事
イケ監は、次の現場のプレハブ事務所を設置するために現地で業者さんと打ち合わせ。
朝、そちらに直行なので、事務所には、ぽつんと私一人。

8時過ぎ、イケ監から電話あり。
「おはようございます。まだ事務所に着いてないよね?」
「いや、もう着いてるで」
「早っ!もうすぐ産廃のコンテナを入れ替えに来るから、写真撮っておいて」
「わかってるって」

コンテナを置いてある場所へ行き、そのそばで作業していた左官屋さんに
「もうすぐコレを入れ替えに来るから、来たら教えてもらえますか」
とお願いし、事務所で待機。

左官屋さんが事務所に来て
「来ましたでー」
作業服をはおり、デジカメ・工事写真用ホワイトボード・産廃用マニフェスト票を
クリップボードにはさみ、事務所を出て。

クレーンで8立米のコンテナを入れ替える作業を見守り、
この前イケ監に教わったとおり、
積み込んだあとの写真・正面からの写真・出て行くところの写真を、撮りました。
練習しておいて、本当に良かった。

そのあとは、別に仕事もないので、ネットで猫の動画を見たりして、ボーッ。

すると、午後になって、またイケ監から、電話あり。
「○○号室の廊下に、汚れがあるって、自治会長さんから電話があったから、
 見てきてくれる?で、その結果を、報告して」
「オッケー!」

とりあえず、ウエスとスプレー式のクリーナーを持ち、○○号室の前に行くと、
職人さんが先日貼ったばかりの長尺シートに、黄色っぽい黄土色の汚れがあります。

クリーナーをスプレーし、ウエスでゴシゴシ拭くと、なんとか、キレイになりました。
念のため、事務所から水を持ってきて、流し、ホウキで、掃きました。

その作業を見ていた、隣の隣の部屋の奥さんが
「扉が開きにくくなってるの」
と言うので、、事務所に潤滑剤を取りに行き、
扉の金具にスプレーすると、見事に開きやすくなりました。

そういう私の作業を見ていた奥さん達が「さすが、プロやわねぇ」
と褒めてくれましたが、いや、私、この会社に勤めて、まだ8ヶ月やし。
でも、プロっぽく見えたなら、めっちゃ嬉しい。

イケ監に電話して、その2件への対応を報告。
「ありがとう!ほんま、助かるわ!」

ふふん。私、立派な「現場監督補佐」です。

現場監督補佐

2017-11-10 18:56:17 | 仕事
朝9時過ぎ、イケ監の携帯に電話あり。
「もうそろそろ着くんですね?いつもの場所に駐めてください」
という言葉を聞いただけで、産業廃棄物のコンテナを引き取りに来たとわかり、
あわてて作業服をはおり、安全靴を履いて。
事務所を出て行くイケ監のあとを、追いかけました。

「ついて来るんかい」と言われながら。
でも、それは、正解だったようです。

デジカメと「工事写真用ホワイトボード」を渡されました。

こういった「現場で出た産業廃棄物をきちんと業者に委託して処理しています」という
写真が、必要なのです。いわゆる「マニフェスト系の記録」として。

そういう写真は、「工程写真帳」の作成を手伝ってたから、何枚も見ました。

でも、自分で撮るのは、初めて。ちょっと、ドキドキ。
「この角度から、乗せ終わったコンテナと車のナンバーが入るように、撮って」
「次は、正面から、この角度で」
「最後に、出て行くところを、撮って。すぐに行ってしまうから、タイミングを逃さないように」

指示されるまま、撮りました。
デジカメで再生し、見せると、
「OK!月曜日、また産廃のコンテナが来るねん。
 でも、オレは朝から、別の現場に行かなあかんから、○○さん(私)に、
 こういう写真を撮ってもらうわ」

ええー。
どんどん、私に「現場監督補佐」の仕事を、振ってくるなぁー。
ちょっと緊張するけど、頑張る。

彼が昨日発注者に持参した次の現場のための提出書類に不備があったらしく
「これ、ネットで調べて」
と頼まれ、大阪府のアスベスト対策に関するものをダウンロードし、記入したり。

また、彼がかけもちする別の現場の「数量表」を入力したり。

次の現場で使うために購入した道具と発電機(合わせて50万円)が届いたので、
二人で取り扱い説明書を見ながら、組み立て方・使い方を確認したり。

めちゃくちゃ楽しいです、この仕事。