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今日のイケ監

2017-08-30 18:45:54 | 仕事
イケ監から
「今度の土曜日、子供の運動会や、と嫁が言ってたような気がする・・・。
 悪いけど、事務所の留守番のため、来てもらえる?」
と聞かれました。

一日中というわけではないらしく、日中の数時間、抜けて行くつもりらしいですが、
その間、住民の方から事務所に苦情や要望の電話があったり、訪ねて来たりする可能性があり、
また、最近毎日、職人さんが工具や電動工具のバッテリーを借りに来るし、
PP袋やマスカーなどのこまごましたものをください、と来るので、
やはり、事務所に長時間誰もいないというのは、まずいと考えたのでしょう。
約半年間事務所にいる私なら、ちゃんと対応できるし。

「別にええよー。」
と、答えてから、
「あ!!!その日は遊びに行く予定があるんやった!」

「ちょっと、嫁に、確かめてみる」と、ラインするイケ監。
数時間後、返信があり、「2日じゃなくて、16日やったわ」

「なんじゃそりゃー! ま、16日、来てもええよ。」

そして私は、「ドールハウス展」のWEBチラシを見せました。
「2日は、これに行くねん。たまには、気晴らしせなー」

すると、ものすごく鋭いッコミが入りました。
「『たまには』って、最近、毎週、遊びに行ってるやん!!!!」

確かに。
お盆休み6連休、ダンナや友達と、一緒に遊んだ毎日。
この前の土曜日は、「るり渓温泉」で遊び倒したし。

そんな言葉が、つい出た自分と、ツッコミを入れてくれたイケ監。
めちゃくちゃ、おかしくて、大爆笑してしまいました。

現場職員

2017-08-25 06:53:36 | 仕事
図面をボチボチ書いていたら、突然イケ監が
「ちょっと、外に出てくる?」
「ん?何したらいいの?」

私達が仕事をしている公営住宅:約200戸のうち、空室が約1割あるのですが、
玄関扉内側の塗装をするには、扉を開けなければなりません。

空室のうちいくつかは、ドアノブの鍵をかけておらず、代わりに南京錠で
施錠しているはず。
南京錠の鍵はここにあるので、開くかどうかチェックし、この図面に書き入れてほしい、
と、鍵とA3サイズのクリップボードにはさんだ表を渡されました。

「オッケー!行ってきまーす!」
と、作業服をはおり、安全靴を履いて、事務所を出て。

全ての部屋をまわり、チェックしました。
結局、該当するのは5戸だけでしたが、図面の上にその番号をメモし、事務所に戻り、
イケ監に報告。

「サンキュー」

絶対、イケ監、私を「現場事務職員」ではなく「現場職員」だと思ってます。
つまり、ずっと事務所にいて事務作業をする女性ではなく、現場作業の手伝いをしてくれる人間だと。
こちらも、そういう仕事をふってくれるのが、めっちゃ嬉しいです。

大型新人、登場

2017-08-21 19:17:25 | 仕事
「ウチの会社が現場監理者として採用した人が、この現場に来ることになってん」
と、イケ監から聞いたのは、先週のこと。

お年は、なんと70歳。

62歳まで、中堅ゼネコンに勤めておられ、大きな現場の所長を歴任していたようで。
8年ほどブランクはありますが、もう一度建築現場で働きたいと、
以前に仕事上のつきあいがあったイケ監のお父さん(社長)に、連絡してきたみたい。

31歳のイケ監は、「そんな偉い人、オレ、どう扱ったらいいの?」
と、少々困っていましたが。

今日、その方が、初めて現場事務所に来られました。

現場の状況について説明を受けたあと、イケ監が
「じゃ、現場を案内しますね」
と、ヘルメットを渡すと、
「これ、かぶるのは、10年近くぶりです」

戻ってきたあと、打ち合わせ机で
イケ監と、「昔と今の現場監理の違い」などについて、
雑談があれこれ、弾んでいました。

週2日、水・木曜日、勤務希望とのこと。

「今日も足場に上ってもらいましたが、そのあたりは、大丈夫ですか?」
「はい、大丈夫です」

なかなか、良い感じの方です。

70歳にして再就職しようという意欲、素晴らしいと思います。

イケ監は、その方に振る仕事を決めたので、
私がそのための図面を作成しました。

友達がプロレスラー

2017-08-17 21:09:35 | 仕事
休憩中、正面に座っているイケ監が、スマホをいじっていて。
しばらくしてから・・・

「友達がプロレスラーになって、活躍してるねん」
「え????プロレスラー????」

彼の動画を見て、と、スマホを渡され。

プロレスには詳しくない私ですが、
「おおー!強いやん!勝って、チャンピオンベルトも巻いてるやん!!!!」

中学・高校時代からの友達で、昔から「プロレスラーになる」と、夢を抱いていたとか。

「昔から、ガタイ(体格)が、良かったん?」
「いや、そうでもなかったけど。プロレスが大好きで、身体を鍛えて、こうなったみたい。
 『有言実行』って、このことかも」

1.懐かしのユーミンの曲、「恋人がサンタクロース」
2.イケ監が口にした、「友達がプロレスラー」

比較して、面白いのは、どちらですか?
私は、後者です。

ココは家か!?

2017-08-10 19:24:55 | 仕事
「第99回 全国高校野球選手権大会」が始まって、3日目。

高校野球ファンの私は、イケ監の許可をもらい、ネットでライブ中継に接続し、
片耳にイヤホンを装着し、アナウンサーと解説者の声を聞きながら、仕事をしています。

ホームランが出た!好守備があった!
など、気になる場面があれば、すぐに画面を切り替え、再生画面をチェック。

そして、見終えたら、すぐに、仕事に戻ります。

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話変わって。
今朝、事務所の「工具置き場」として使っている部屋に、段ボールに入った
数10本の缶ビールが置いてあって。

「このビール、どないしたん?」
とイケ監に聞くと、
「(会社に届いた)お中元でもらった残り、昨日、持って帰ってきてん。
 持って帰ったら?」
ちなみに、イケ監は社長の息子。
これまでにも、社長にお願いしたお茶やスポーツドリンク・ジュース類を、
会社から何箱も持ち帰ってきて、職人さんの詰め所として使っている3部屋にも
配っています。

しかし、ビールは、初めて。
「いや、持って帰るの、重いし」
「ほな、夕方に、飲んでもええで」
「マジでー?」
イケ監はお酒をほとんど飲まないのに、私のために、持ち帰ってくれたのです。
これって、愛?(違います)

さっそく、4本ほど、冷蔵庫に入れ、冷やしておいて。

午後5時すぎ、
「ほな、暑気払いとして、ビール飲むわー!」

イケ監、
「ま、どうぞ」

アサヒスーパードライ350mlを、1本、冷蔵庫から取り出し。
スマホをいじっているイケ監と、埒もない話をしながら、10分ほどで飲んで。

「ほな、ウダウダしててもしゃあないわー!帰るねー!」
「え?もう飲んだん?」
「当たり前やろー!」

明日から、私はお盆休みの5連休。
現場は、13~15日の3連休。

明日・明後日も頑張ってねー、イケ監はじめ、職人の皆さん。

笑わせてくれるイケ監

2017-08-09 18:31:18 | 仕事
我ながら、現場事務職員としての仕事ぶりは、素晴らしくて。

工事写真帳の作成はほぼ終わり、8cm厚のチューブファイルが、棚にずらっと10数冊。
その後でいい、とイケ監に言われていた「補修図面」約140枚をぼちぼち書いているのですが、
それも、5分の4ほど、書き上げて。

「このままやったら、8月末で私の仕事、終わってしまうわー。
 11月末までの3ヶ月間、暇やん。どうしよー」
と笑っていたら、新たな仕事を振られてしまいました。

イケ監が毎日記入してフラットファイルに綴じている「工事日報」から、
「天候」「工事内容」「温度」「湿度」を、エクセルに入力するという仕事です。

それも、工事が始まった2月末からの分を。えー。



この「温湿度管理表」の「ひな型」となるデータは、イケ監から、もらいました。

塗装工事には、その日の温度と湿度が関係するので、記録しておき、
竣工後に、工事写真帳や図面と同じく、発注者に提出する必要があるそうです。

「ぼちぼちでいいから」
と、言われたのですが、2月分、3月分を、やってみました。

温度・湿度を入力すると、それぞれ下のグラフに、反映されます。
しかし、グラフ二つとも、最低値が高すぎたり、最高値が高すぎたり。

イケ監に見せると、
「このグラフ、バランスが変やなぁ。いじれる?」
「うん!今年3月まで働いとった某市役所で、人口の推移を表すグラフを作ったから、
 たぶん、できるで!」

そして、「軸の書式設定」を変更し、見せて、OKをもらいました。
「エクセルのグラフにも強い」って、最強の現場事務職員でしょ。(自分で言うなって)

そのあと、イケ監は、バサッとメットをかぶり、腰道具を巻いて、事務所を出て行き。

一人、黙々と4月分を入力していると、あり得ない数字に遭遇し、爆笑してしまいました。

どうツッコミを入れるか、迷ったのですが、結局、付箋を、
フラットファイルからぴょこんと飛び出すように貼り、机の上に置いて、
定時の5時になったので、帰ることに。

集合住宅のピロティを通るとき、「産廃コンテナ」まわりを箒で掃いて掃除している
イケ監に出会ったので、笑いをこらえながら、真面目な顔をして
「机の上に『工事日報』置いてるから、付箋貼ってるとこ、読んどいてねー。」

怪訝な顔をしながらも
「お疲れさまです!」と、答えるイケ監。

「ほな、お先にー!」

彼が記入した温度と、私が書いた付箋は、以下です。


またもや、現場内スタンプラリー

2017-08-03 20:18:33 | 仕事
補修図面を書いている途中、「あ、そう言えば、この補修。職人さんの撮り忘れ」
と、思い出し。

前回のように廊下面なので、足場に上る必要はありません。

デジカメと工事写真用ホワイトボードをイケ監から借り、作業服をはおり、
ヘルメットをかぶって安全靴を履き、図面と現況写真をクリップボードにはさみ、
事務所を出て、エレベーターで最上階へ。

図面を見ながら、番号順に、該当場所を探し、現況写真を見てホワイトボードに
サイズを書き込み、それがうまく入るように、撮りました。

その数、90枚。

午後3時の休憩のため事務所に戻って麦茶を飲んだりしましたが、
費やした時間は、2時間半。
こんなに長くヘルメットをかぶったのは、初めてです。

途中、出会った作業中の職人さんは、「え?この事務員さん、何してんの?」
という顔をしてました。

汗だくになりながら、全部撮り終えたときの、達成感は、すごかったです。

事務所に戻り、デジカメから取り出したSDカードをPCに差し込み。
該当のフォルダに入れ、さらに、「工事写真帳」に貼り付け、両面印刷し、
チューブファイルに、インデックスをつけ、ファイリング。



「『補修完了写真』を自分で撮ってきて、『工事写真帳』に貼り付けて、
 印刷して、ファイルする私って、すごくない?」

とイケ監に言うと、
「ほんまや」
「ふふん」
「何?その笑い」
「不敵な笑みよ」

ちょっと疲れたけど、ものすごく楽しかった「現場内スタンプラリー」でした。

ええ仕事しまっせ~

2017-08-02 15:04:32 | 仕事
今日の午後、イケ監が他の現場へ打ち合わせに行っている間のこと。
現場に来てもらっている警備員さんが、事務所にやってきて、
「監督さんおられますか?」
「ちょっと他の現場に行ってますけど、何か?」
「今、住民さんからクレームがあって、物置のカギが開かないって言うんですわ」
「え?ほなちょっと私、見に行きますね」

部屋番号を聞いて、作業服をはおり、安全靴をつっかけて、一応スマホをポケットに入れ、
エレベーターに乗り、その部屋へ。

年配の女性が、ドアを開けて待っていました。
「すいません、ここの工事をやっている会社の者ですけど、監督は今出かけてるんです」
話を聞くと、玄関扉横のPS(パイプスペース)を物置として使っていて、ちょっとした物を
入れているのですが、その扉のペンキを塗り直してもらってから初めて開けようとしたら、
カギが回らないとのこと。

本当はPSを物置がわりにしちゃいけないんですけどね。黙っておきました。
とても温厚そうなおばあさんという感じで、クレームという雰囲気ではなかったのでほっとしました。

カギを回そうとすると、確かに、回りません。
「あれ?おかしいですね」

すぐに原因がわかりました。
2mmくらいの厚みの金属が90度回って扉枠の穴に入るという簡単なものなのですが、
ペンキがその金属について、穴の中に塗ったペンキと、くっついてしまっているのです。
もう~。職人さん、もっと丁寧にやってよ~

力を入れて回すと、ペンキがはがれて、回るようになりました。

やったー!ハイタッチして喜ぶおばあさんと私。(それは嘘ですけど)

「ありがとうございます」
と、お礼を言われ、もう一つついでに、と、今朝私がその棟全戸の玄関の郵便受けに入れて回った
「玄関扉内側塗装のお知らせ」について、聞かれました。

玄関扉内側を塗装する際は、必ず在宅してもらう必要があり、その日を一応指定し、
もし都合が悪ければ都合の良い日を、下のアンケートに記入してください、という内容です。

その方は、一人暮らしで、指定した日(8日)から3日間、出かける用事があり、11日の祭日なら
終日家にいるそうで。

11日は現場をお休みにせず、仕事をすると言っていたけど、「塗装班」も出勤するのかしら?
と思った私は、スマホを取り出し、念のためイケ監に電話してみました。
事情を話すと、大丈夫とのこと。

電話を切って、その方に
「その日にうかがいます、って言ってます。私が口頭でも伝えておきますね」
「本当にありがとうございます、よろしくお願いします」

事務所に戻り、イケ監が作った「玄関扉内側塗装日程表」のその方の部屋番号の下に、「8/11終日」
と記入しました。

なかなかええ仕事をする現場事務職員でしょ。

でも、戻ってきたイケ監に、その件について報告しても、まったく褒めてくれない。
私だったらそれぐらい当たり前だろうと思っているのかなぁ。

秘密を暴露

2017-08-02 02:23:37 | 仕事
仕事中、PCに向かってイケ監が「くそ!ミスった!」と言うので、
「あー!『くそ』なんて、言うたらあかんのにー」
と、すかさず、突っ込んでやりました。

この件については、以下をどうぞ。

【参照記事】
名コンビ(?)

すると、しれっとした顔で「ボクは、男やから、言うてもええねん」
と、言うではありませんか。

ちょっと、ムカッとして、
「何それ!男女差別やわ!!!」

「差別ちゃう、区別やん。(男女が一人称を)『ボク・私』って、使い分けるのと、同じやん」

ふーん。そんな屁理屈を言うのね。

ここで、私は、飛び道具とも言える言葉を、口にしました。
これは、家族とダンナ以外、誰も知らないことです。

「私、家では自分のことを『ボク』って、言うてるよ」
「え?」
「実家におるとき(高校生時代)から、そうやってん。
 結婚したあと、ダンナに
 『ずっと私の一人称はボクやったから、これからも、それで、いいよね?』
 と聞くと、ちょっとビックリされたけど、すぐに慣れてくれたもん」
「マジで?」

一瞬、ポカンとしていたイケ監の口から出た言葉は、
「規格外や」
「想定外や」

ふふん。言い負かしてやった気がする。

今日のイケ監

2017-07-31 19:05:06 | 仕事
一昨日、京都の高島屋デパ地下で、意匠が凝っているせんべいを見つけ、
買って帰りました。

今朝、現場事務所に持って行き、イケ監に披露。



「夏の御菓子」。
スイカ・うちわ・花火がデザインされていて、とても可愛い。
なんとなく、京都らしいなーという、せんべいです。

これが5袋入った箱を、買ったのです。

イケ監、あっという間に一袋、食べました。

私も、一袋、ちびちびと食べたのですが、最近食欲がないので、
残りをイケ監に。

「なんで?いいの?」
「うん、もう、飽きた」

「アンタが買うてきたんやで-」

え。とうとう、「アンタ呼ばわり」ですか。
先日の
「ガミガミ言うな」発言といい、偉そうに言われて、胸がときめくのは、
どうして、でしょうか。

たぶん、私、恋してます、息子みたいな年齢の男性に。