鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

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アメリカヒドリ2022 10/30 2羽のアメリカヒドリ 少し違います

2022年11月01日 | アメリカヒドリ
2022/10/30 日曜日

この日はカンムリカイツブリの成鳥が若鳥の他に新たに登場したのですが
その近くの沼の東側のエリアに アメリカヒドリを見ることになりました
毎年この時期になると 複数羽のアメリカヒドリがこのモエレに現れるのですが
雑種を含めてその姿には違いが出てきます

何をもってアメリカヒドリと定義するかは難しい問題ですが
気づいたところを上げて見ますと(オスに関して)
①目の後ろから後頭部になかけて 光沢のある緑色の班が見えます
②胴体脇が少しブドウ色がかっているようです
 ヒドリガモのオスは胸のところはブドウ色ですが胴体脇がグレー
③顔の色はグレー(ヒドリガモは顔が赤いのでそこが大きな違いになります)
④くちばしの根元の境目に黒い班が見えます(ヒドリガモにはこれがありません)
 この特徴はオスメス共通で ヒドリのオスとメスには同様にこれがありません
⑤翼下胴体横の腋毛が真っ白いのがアメリカヒドリになります
 ヒドリガモはこの部分が褐色がかっているようです

⑥胴体脇の翼基部に見え隠れする白い班は雨覆いになりますので これが目立つのは成鳥になり
 若鳥ではこの部分の白があまり目立たずグレーかかっているようです


メスに関しては 頭の色がグレーで赤味がないようです
 見た目はヒドリガモとほとんど差がありませんので区別が難しいのですが
 くちばしの根元に黒い班があり腋毛も白いので そこがヒドリとの違いになります



どちらかというと アメリカヒドリのオスはとても活発でいつも動き回っているのを目にします
メスはオスのそばにいることが多いようですが 見つけるのはなかなか難しいですね


そんなことを頭に入れながら写真を見てゆきます

こちらが

中の橋の下に現れたカンムリカイツブリの成鳥になり



こちらの方が土手の上から見た

カンムリカイツブリの若鳥になりますが
この若鳥の見ている方角は 沼の幅が一番あるあたりになり
これから姿を見せるアメリカヒドリのオスがいた場所になります

今年の今時期は 中の橋の東側にカモたちがたくさん集まっており
中の橋の反対側の中洲岬の方にはカモの姿はあまり見えないようです



向こう岸の暗いところにはに先日見た

マガモのアルビノがお休みになっていたのですが
さらに左側の沼の中心部のところに見えたのが







左から元気よく泳いでくるアメリカヒドリになります
向こう岸近くになりますので 遠いのですが
まあ一般的なアメリカヒドリになりますね
胴体脇の白い班が大きいので成鳥なのだと思われます

くちばし基部の黒い班はあるようですが遠いのでさほどはっきりはしませんでしょうか



  


コガモの横を右へ元気よく泳いでゆき



今度はまた




引き返してきます
遠いのでこれ以上は追いかけませんが



さらに奥に土手を進み こちら岸近くのカモたちのつどいを見ると


このつどいの中の左の方に見えたのが



こちらのカモたちになりますが
一番手前がヨシガモのオスでその後ろがマガモになり
一番奥のカモが アメリカヒドリに見えますね



先ほどのアメリカヒドリと同じ鳥なのかとは思いましたが
距離が随分と離れていますのでどうも不自然です…


このカモに注目してみることにします
やはりこのカモも随分と活発に動き回っており












少し目の後ろに赤みが見えるようですが
これもまた紛れもないアメリカヒドリに見えますね







ここで注目すべきは胴体から背中にかけて残っている赤いマダラになります
先ほど見た個体にはこんなマダラは見えなく もっと綺麗でした
なのでまったく別の個体であるのは明白です

おそらくこの個体はエクリプスが換羽している途中なのだと思いますね
赤い羽根はその名残なのだと思います


こうして近くで見ると
くちばしの根元の黒い班がはっきり確認できます


なのでこの個体も




紛れもなく アメリカヒドリだと思われます
2羽確認したことになるでしょうか




アルビノはまだ寝ています



ここでこのアメリカヒドリが








羽バタをします!

注目すべきは 翼下胴体脇にある 腋毛になります
この部分が縦に長い羽になっており 真っ白ではありませんか
オジロワシにも見られる あの胴体脇の大きな白いマダラが
カモの場合はしっかり最後まで残るようで とくにアメリカヒドリはこの部分が白いそうです
普通のヒドリガモはこの部分が褐色がかっているそうです



また

翼上面の雨覆いの白い班がとても広く 成鳥であることを示しているようです
翼鏡(次列風切にはいる色のついたライン)は黒く その上に細く緑がかったラインが見えます
ヒドリガモのオスはこの部分の幅がもっとあるようです



再度腋毛を見ると

真っ白ですね
紛れもないアメリカヒドリになりますね





アメリカンは

またつどいにもどり 楽しく過ごしているようですが
オオバンの後ろにいるメスが 頭に赤みがありませんので
つがいのメスなのかもしれません よくわかりませんがね




ヨシガモのオスは光輝いてます




その少し後 最初に見たアメリカヒドリは相も変わらず

向こう岸の少し手前を



右へ泳いでゆきますね
再度見ると さっきの個体と違いがよくわかると思いますが



オナガの横を通り



カンムリカイツブリの若がいる方へと



泳いでゆきます


いろいろ動き回りますので







カンムリカイツブリの成鳥と一緒に写った写真も出てきました
元気なアメリカヒドリが2羽いたというお話です

それでは また

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1 コメント

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Unknown (85)
2022-11-01 17:09:12
アメリカヒドリさん、遂に来ましたか…緑の線がキレイですね。
31日、ヒドリガモ(メス)で、喉が白い部分白化個体を2羽見つけました。
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