モエレのオジロワシ 8/17 嵐の後の オジロワシ2題（訂正アリ）

2019/8/17　土曜日　曇りのち晴れ

台風一過　強風も治まったモエレで　迎えてくれたのは　オジロワシでした
沼の上空を駆け抜けたオジロワシですが　その様子をどうぞ

遠くプレイマウンティンの下から出てきた鳥がいます
トビもたくさんいたのですが

一目　オジロワシだというのが分かります　それも尾羽にしっかり黒い縁がある幼鳥です。
背中のマダラは目立ちますが　トビ模様はありません　ここがポイントになります


少しずつ

こちらの方へ近づきながら






旋回します





お腹のマダラは白いのが沢山見えますし
翼の下のラインは　ほとんどありません･･･
だいたい　お腹に白いマダラがあって　ラインが無い鳥自体かなり珍しいです

翼上面の　白いラインにも特徴があって　ラインというより　胴体脇から途中までの
短いラインと　先の方に　少しずれて　白いマダラが点在しています
こんな翼上面の幼鳥は　最近も見たことがあります

その記事は
モエレのオジロワシ　8/4　勘太郎の捕り物と　キンクロ八郎との邂逅　

この記事の中には　勘太郎と　キンクロ八郎が出てくるのですが
その　キンクロ八郎が　この幼鳥に間違いのないところでしょうか。

訂正
この記事の冒頭写真でもよく分かるのですが　この幼鳥には左翼指　1枚目途中からの
大きなスレ（毛が付いてない）と　右翼指　2枚目根本の小さな傷があります。

実はよく確認しないで　この幼鳥をキンクロ八郎だと思ってしまったのですが
何日か前のそのキンクロ八郎の写真をよく見ると　この翼指の傷が見えません･･･。
顔つきも少し違うように見えますし　お腹のマダラも白さが少し違うように見えます。
データが近いので　この幼鳥は別個体であるということがわかります。
キンクロ八郎ではないので　ここに　新規幼鳥として
剣之介　という名前を付けました。
2019/8/23　記



　　

　











尾羽に特徴がありますね
富江のように端の方が桜の花びらのようにビラビラになっています


　











ここでかなり近づいて来たのですが


太陽がまぶしくて




真っ黒になってしまい･･･


そのまま土手の林を越えて


気がついたときには　

豊平石狩の方へ消えて行くところでした。



中の橋で　遊んだ後　土手を引き返してくる途中にまた
オジロワシを発見します

しかし今度は　違うオジロワシの幼鳥でした

公園の松林の上に現れ　その上の方を飛んでいるのですが
見ての通り　さっきの剣之介とは違って　翼上面には　トビ模様が見えます

トビ模様が見えるという事は　大体　胴体は茶色系になるのが一般的ですね


トビと一緒に飛びまわっているのですが
よく見ると･･･




右足に何かを持っている様ですね
おそらく　魚を掴んでいるのでしょうね

なので　トビが寄ってきているようです
トビだって魚を獲るのは上手なのにね･･･











何度も　公園の林の奥に姿を隠しますが




出て来ます






さてこの幼鳥ですが　翼下のラインは　太くはない様で　上下に細いのが2本あるようにも
見えます･･･。
胴体脇からのミシン目が目立ちます･･･。

遠いので　あまり細かいことは詮索してもしょうがないのですが
第一感は　むつお1号を思い出しますね
他にも候補はあると思いますが　ここはそんなところで･･･。


トビがやって来ます








　


トビと上空を舞いながら


中の橋の向こう側に　低く

落ちて行き　ここからは見えなくなってしまいます･･･。

これでこの日のオジロワシはお終いですが
明日はどんな出会いがあるか　また　愉しみです
それでは　また