鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
好きな日本酒の感想、等を、写真でメモ

モエレのオジロワシ 3/27-② 幼鳥に大物を与えるさくらかな

2021年05月29日 | オジロワシ
2021/3/27 その②となります

その①はこちら モエレのオジロワシ 3/27-① さくら 剛 ムツ花子 ムツ次郎

前回の記事では 漁場も終焉に差し掛かったこの日ですが
早朝から姿を現していたのが  と さくら そして2羽の幼鳥となります
ムツ花子とムツ次郎になりますがムツ次郎は翼下のラインが茶色がかっていますので
去年終盤に見た ムツオ3号と顔つきもよく似ているのですが 翼指の傷が違うので
1年経ってどのように変わっているのかは定かではなく よくわからないのが実情
なので ここでは ムツ次郎と呼ぶことにしますが 幼鳥は毎年変化が大きくよくわかりませんね…。

氷が溶けていますので 漁場付近は至る所に魚が落ちていて次々に魚が見つかるのですが
成鳥の剛が見つけた魚を幼鳥たちが食べる構図がここでも見られます
このところ 剛と さくら(当初は春恵と呼んでいました)がこの2羽の幼鳥を連れてこの漁場へ
くることがよく見られますが この幼鳥たちの保護者という立ち位置になるかと思います
当初は 剛と春恵がペアなのかとも考えましたが 剛にはサチ子という相方がおりますし
さくらには一郎という相方がいますので おそらくこれらの幼鳥たちは一郎とさくらの子供なのかと
思います その際に剛はさくらを支える役割になるのかと考えます

彼らの集団の母親的存在のさくらですが こうしてさくらを支えるオジロワシはほかにもたくさんいて
五六蔵であるとか志乃であるとか他にもたくさんいるのだと考えます。



さてお話の方は ムツ花子が見えなくなって ムツ次郎が飛び回っているところからになります


カラスがムツ次郎の後を追ってゆきますが


ぐるっと

回って


氷の上にまた




降りたムツ次郎ですが


足に掴んでいる魚を

食べるのですが
すぐにまたカラスが寄ってきますので


これは堪らんと







飛んで行くのですが
翼下面のラインが茶色に見えます これがムツ次郎の特徴になり 前にも書きましたが
去年見たムツオ3号とよく似ています。


こんなことを





繰り返しながら ムツ次郎は向こうの見えない方へと飛んで行ってしまいました。



ここで向こうの水辺のところを見ると

成鳥と幼鳥の姿が見えますが



成鳥の方は さくらだと思いますし
幼鳥はムツ花子だと思われます



漁場の右奥にはいつの間にか

オジロワシの成鳥がいるのですが
この顔を見ると 剛 だと思われます



その後動きがあって 先ほどのさくらと おそらくムツ花子だと思うのですが
いつの間にか奥の水辺へ飛んで行って魚を見つけたのだと思われます
その動きは全く見ていませんでしたが



奥の水辺にオジロワシがいて周りにカラスがたくさん寄っています


それをよく見ると

手前に成鳥がいて


その後ろに

幼鳥の姿が見えます
成鳥は魚をつついているようです



この魚かなり大きくて おそらくコイだと思われますが
氷の中から出てきたのだと思われますね


剛がそれを

じっと見ていますが


ある程度お腹の部分の肉を食べた成鳥はここで





魚から降りると同時に
後ろの幼鳥が魚に飛んできます!

これは おそらく 魚を見つけた成鳥が 味見をしたのち 幼鳥に食べなさいと合図を送ったのだと
考えられ それを待っていた幼鳥がすかさず代わりに魚の上に跳んだのだと思われます
これは 成鳥が幼鳥にえさを与えているのだと思われます

訂正: この成鳥さくらだと思っていたのですが この時の尾羽の真ん中の茶色にくすんだ色を見ると
さくらではなく 志乃ではないかという疑問
が浮かび上がります(志乃の大きな特徴は尾羽の中ほどが茶色にくすんでいることでした) 前日も下ノ橋の南側でさくらと志乃を目撃しておりますがさくらと志乃はよく似ていることも事実です 志乃もさくらをサポートする役割に徹したところがあってさくらの代わりに幼鳥たちの面倒を見るということは以前から見られました
そうしますと この日は さくらではなく志乃が来ていたと考えた方が良さそうです
この後の写真になりますが 胴体左側 中雨覆の背中側に1つ間を置いた2本の白い羽が目立ちます
これは前日の志乃に見られた特徴になります また左右とも大雨覆 中雨覆中ほどには白い羽がなく
これも志乃の特徴となっていますので このオジロワシは志乃だった というのが正しいようです。

訂正の訂正
上の理由でいったんは訂正を入れたのですが 実は前日の認識が間違っていたようで 胴体左側の2本の白い羽は 実はさくらの特徴だったようです そのことは3/28の記事においてさくらと志乃が同時に現れたことにより判明します その時の特徴からしてもこの成鳥はさくらであることがわかりました
なので再度の訂正を入れ 記事を直しておきます














一旦は魚の上に足を載せた幼鳥ですが(ムツ花子ですねこれは)
すぐには食べませんね



そうしますと 成鳥のさくらが

魚に寄ってゆきますが


それを見てムツ花子は




魚を飛び越えて志乃の方へと飛んで行き
自分の獲物だとアピールします

さくらに貰っておいて それもないですが
面倒なオジロワシの餌のやり取りのルールが執り行われました
必ずこうするものなのだと思われます。



そして花子は



納得して



魚の上に上ります



さくらの方もじっとそれを

近くで眺めていますね
保護者から子へと餌の受け渡しの手続きが執り行われたようです


ここでようやく花子は






魚に口を付けますが 魚は大きいですね


さくらは あたりを

じっと見ています 邪魔が来ないように見張っているみたいですね
















満足そうな花子ですが 幼鳥なので食べるのは遅いですね



この時さくらの胴体左側中雨覆に1つ間をおいて 2つの◯が縦に伸びてます
これが前日見たさくらの大きな特徴でしたが実は当初は志乃だと思い違いをしていましたそこが間違いの元となりました




花子が食べているのをさくらはじっと見守っています



さてここで新たなオジロワシが現れます
そのオジロワシは 左から低く





こちら岸の手前に降りたのですが
この2枚の写真にヒントがありました
すなわち 右翼指2枚目が根元から欠損
左翼指も4枚目の先が欠損していますね

ということは 最近よく見る 三之助 であるということになります


さくらと花子は向こう側で

変わらずいますので
別のオジロワシだということになりますね


こちらはその三之助になりますが

翼のマダラのコントラストがきついです
翼指の傷が見えなければ 誰なのかはよくわかりませんね



剛の方は 中洲の向こう側にまだ




いて さくらの方を見ています


さくらは花子の右の方へ

移動していますね


こちらは

三之助になりますが 後ろの水の様子でわかりますね



花子はまだ

魚を食べていますが



ここで三之助が




右の空へと低く飛んで行きましたが



それを見て

剛が



ここで

飛び上がって














こちらの方へ飛んできます



そして













こちら岸の手前に降りました
手前の草で 写真が曇ります



ここで向こうを見るといつの間にか




花子がいなくなっていて さくらが魚を食べていました
魚を食べ終えた花子がどこかへ飛んで行ったのだと思います


魚は大きいですからその後を

さくらが食べているようです



剛はそれをまたじっと

見ています









魚を食べるさくらと じっとみている剛になりますが



ここでまた オジロワシが現れます










左おしりの上のところの◯
そしてこの顔は見たことがあるような…
五六蔵かと思ったのですが…実は違っていました


こちらは

剛です



そして魚を食べているのは

さくらになりますが
さくらと剛の位置関係は



この様になっており 手前岸の近くに見えるのが剛になり


その剛の右の奥に見えるのが

さきほどあらわれた成鳥となります。
ここで 今回はお終いになりますが この成鳥が気になりますね
次回はこの話の続きとなります

それでは また
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« またまたタバコが届いていま... | トップ | モエレのカンムリカイツブリ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

オジロワシ」カテゴリの最新記事