鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
好きな日本酒の感想、等を、写真でメモ

HU-Tobacco Fayyum 続きです

2018年02月17日 | パイプタバコ
2018 2月
前回の続きとなります

今回は Fayyum です

くくりは English となっています オリエント葉は使われておりません
葉組は ラタキアが 65% ケンタッキーが 10%
    その他に fire-cured されたヴァージニアと ブラックキャベンディシュが入ってます

もう一度写真です



見ての通り 黒づくめですね
もっともラタキアが65%も入っていては そうなるのも当たり前ですね


その前に バルカンのくくりではありますが
ダンタバコの BBBB を思い出しました
Bill Bailey's Balkan Blend というタバコですね
40%のラタキアに 10%の dark fired Kentucky
それに ペリクが少々と オリエント ヴァージニア が入っている奴です

かなり前の事なので記憶が曖昧ですが
このたばこ ラタキアが多いけれど のどにやさしく喫いやすいタバコだったと記憶してますね
ラタキア感は強く 色々入っているのですがどうもそちらの良さを引き出せていない感じ
がしました 結果 なんかどんよりとした味で 途中で飽きてしまった記憶があります・・・


更に SG の Commonwealth というのも割と好んで喫ったものですが
美味い時とそうでもない時がはっきりしていて 喫いずらい・・・
甘い時とそうで無い時が解りずらいタバコでした・・・

そこで Lanser Slices になるわけです これもラタキアは沢山はいってますが
コッテリ甘くて よく出来たタバコです 何時でも美味いですね
それ以上を求めなければ充分美味しいです

まあその他にも美味いタバコは沢山あります 例えばマクレとかね


そんなことを思い出しながら この Fayyum をやるわけですね
ここからが本題ですが

まず いきなりラタキアが来ます woody で smoky な味と香りが来ますが
まろやかなんですねこれは・・・あまり強く主張するわけではないです
ベースには明らかにラタキアがあるのですが 出過ぎてこないんですね 甘さも来ますし
woodsy な清涼感と earthy な懐かしい香りが立ち込めます・・・・・・・

そして ブラックキャベンディシュでしょうか やんわりとした黒砂糖の様な甘さが拡がります
もちろん fire-cured Virginia も 酸味のある甘さを演出します
問題の ケンタッキーですが これがまた面白いです 時折 オイリーなドライなナッツのような
香ばしさが来ますね それがまた心地よいですね
このブレンドを喫ってみて ナッティーという味が分かったような気がします・・・(-_-;)

ラタキアは最後まで健在ですが 決して主張しすぎることはなく
かえって その他の葉の味を楽しませてくれますね
これほど いろんな味の葉の 燃焼している瞬間が解かるタバコも珍しいです
最後まで飽きないですこのたばこ
バランスがすばらしいのでしょうか ブレンダーの Hans Wiedemann おそるべしです

前回も書いたのですが ここで使用されているラタキア 美味すぎますね
熟成なのでしょうか・・・

以前相当前ですが グアム島に行った折 免税店で オールドパーの20年物を買ったのですが
($40 位で買えたんですね 12年物は $12 位だったかな・・・)
それがめちゃくちゃ美味かったんですね
口に含むと 香りがファーとひろがり 旨みと余韻だけを残して 跡形もなく消えてゆく感じ
まさに そんなラタキアの感じに似ています

いくら喫っても あとあじはさっぱりで いくらでも行けますね これ

ラタキア葉あまりたくさん使わない方が逆にラタキア感が出てよろしい
というのが定説らしいですが 
雑味のないさわやかなこのラタキアの味には驚かされますね
こんなタバコが 新興の HU-Tobacco で作られているという驚きを感じました

ラタキア好きならもちろん オリエント好きにも 堪らないタバコかと思いました
随分といい事ばかり書きましたが 率直な感想であります


それでは また
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